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"人気ブロガー本"こと「ブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」は読んだら実践あるのみ!

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「わかったブログ」運営者かん吉さんこと菅家伸さんの新著「ブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」を献本いただいた。


ブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座
1,944円/2016.10.8発売/256ページ/ソーテック社
菅家 伸 /かん吉 著(←同一人物です)

「よーし、一気読みしてレビューだ!!!」といきたいところだが、

ボリューム多すぎて無理。

いやむしろこれ、一気に読んだらもったいない。
流し読みしちゃもったいない。
2~3回にわけてじっくり読んでしっかり消化し、確実に実践に移すべきだ。

自分はまずPart1からPart8までのうち半分のPart4までを読了した。


ステップアップを望むブログ運営者すべてがターゲット

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●わかったブログ「人気ブロガー本出版で目指したこと」

事前に想像していた以上に、

総合的・網羅的、そして本格的なブログ指南本だった。

Part1とPart2は、そもそもブログをどう位置づけるか、何を目的にブログに取組むかといった基盤部分から始まり、骨格となるブログ企画戦略まで。Part3、4では作業段階に入ってライティングや集客。Part5以降は応用編と言ってもいいだろう。ブログ運営の基本をひととおり終え成長段階に入ったところで、更なる高みを目指すための2段目ロケット噴射。Part5で検証作業を行い、具体的目標をたて、Part6と7ではより細部にも踏み込んでブログをチューニングしてゆく。最後のPart8でようやくマネタイズだ。人によっては目次からいきなりマネタイズに直行するかもしれないが、「それじゃダメ」ということが、前書きにもPart1にもしっかり書かれている。

著者の菅家さんは「量多いので好きなところから読んで」と言っているが、いわゆる「テク100個」的な並列ノウハウだけ紹介する内容ではない。なので冒頭から順番に、とりわけPart1とPart2は全部通しで読み終わってからPart3以降に進むべきだと思う。

なお、未経験者向けの入門的な内容ではない。

なので、「ブログを始める手順(無料ブログやWordPressなどの初期設定方法など)」は一切載っていない。長短は問わず、やはりブログ運営経験がある人、あるいはなくてもブログ運営の基本については知識ある人でないと、本書理解は難しいと思う。

逆にブロガーであれば、初心者はもちろんのこと・・・

「10年選手にとっても役立つノウハウ満載」

当WADA-blogは今年12年目。書籍・雑誌などで紹介されたりするようになった歴史ははっきり言って菅家さんより長い。「私のほうがブログ歴長い」と言うことは簡単だが、ブログでもアフィリエイトでもなんでも、古いかどうかなんて関係ない。私は特に何も目指さず、単に「日記替わり」としてブログ更新をしてきた。

その間、人気ブログを目指し、試行錯誤し、多くの本を読み、事例を研究し、自分自身のブログと記事を徹底検証して、ライフスタイルそのものまで変えてきた菅家さんの知見は卓越しており、私の比ではない。

そんな意味では、ブログ歴が長い人ほど読む価値あると思う。
マンネリ化している自身のブログ運営について再考するいいきっかけにもなるはずなので。


どんな内容?

具体的にどんな内容なのか、気になるという人もいるだろう。

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こんな内容です、以上!

え、目次写真だけで終わらせるのは手抜き過ぎるだろうって?
まあ確かにそうですね(笑)。

でも終わらせちゃいます。
抜粋して本の内容紹介するには、盛りだくさんすぎるんですよ、この本。

あとこれは本音なんだけど、この本は人気ブログ目指したいブロガーの人であれば、おそらく買って「損した」と悔しがる可能性は非常に低いと思う。なので、そういう場合は割と安心して・・・

「まあ、読んでみろや」

と言える。
いやほんと。


ブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座


読んだら実践すべし~「WADA-blog」運営改善に向けて

ひととおり読むだけで非常に参考になる本だが、読んで終わらせてしまうのは

もったいない!!!

やはり自身のブログ運営において適用できることはしなくては。それもなるはやで。

「全部片っ端からやってみる」というのも一つの方法だが、あまりおススメはしない。

著者が何年もの時間と労力をかけてひとつずモノにしてきたノウハウだ。
いくら濃い内容の本とはいえ、他人が一冊ざっと読んだからって簡単に自分のものにできるわけではない。やはりそこは、

選択と優先順位づけ。

自分のブログ運営で改善すべき点、新たに導入する方法をいくつピックアップし、無理ない範囲で確実に実践してゆくべきだろう。

そんなわけで私も、ブログ運営の改善計画を立てることにした。
(まだPart1~4までしか読んでいないので、その範囲内で)


【現状分析】

  • 2011年頃からSNSでの情報発信がメインになっていった
  • それにともないブログ更新頻度が極端に低下、自分の中で重要性が下がった
  • 2014年に独自ドメイン化してからその傾向が加速
  • バズらせるための記事タイトル・記事作成法などあえて無視
  • 上記の理由でPVは非常に落ちてしまっている
  • 運営サイト群全体の中で自分にとって低いウェイトどまり

【課題】

  • 雑記ブログで主テーマ・コンセプトが曖昧
  • 更新が不定期すぎ、継続して読もうという気になれない
  • 記事作成が雑で読みにくい
  • PVも落ち、記事広告が入っても広告主の期待に応えられない

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ブログタイトルでもわかるように、もともと個人の日記として運営しており、特にテーマも定めず「雑記ブログ」となっている。2004年から2008年くらいまでは比較的「レビュー」に力を入れていたので、「レビューブロガー」と認知され、そこが注目され企業からもいろいろお声がけいただいたりしていた。

ブログの相対的ウエイトが下がっていったのは、自分の中で「レビュー熱」が下がり、レビューに替わるブログの軸を見つけられないまま今日に至ったからだろう。「所詮"雑記ブログ"だから」という意識も働いている。

ここはもう一度、コンセプトから練り直すべきだろう。

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またプロブロガーの波到来により、「バズらせるためのテクニック」が出回り始めると、似たようなキャッチーなタイトル・スタイルの記事が爆発的に増え、正直読み手としてうんざりしてしまった。結果、読みにくく引きが弱いのは理解しつつも、自分のブログ記事の書き方を改善する取組、方向転換ができなくなった。

もちろん、今更、自分で赤面するような狙いすぎタイトルは付けられないが、やはり興味抱いてもらえるタイトルにすることは重要だし、文章だって読みやすいほうがいい。この本の中のノウハウの中で実践・導入できることを選び出し、自分なりにアレンジしてやってみたい。

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付箋は3色にわけた。

<赤>一括作業もの(ブログ説明文の書き換え、初期目標設定など)
<緑>継続作業もの(日々の記事作成・ブログ運営の中で継続的に実践)
<黄>それ以外/後で確認・検証するものや詳細について調べる必要があるもの

緑(継続作業もの)が少々多すぎる気もするので、さらに半分くらいに絞る予定。
もう一度Part1から再読した後、WADA-blog運営改善案をシートにまとめたいと思う。

ひとつだけ決めていることがある。

それは当WADA-blogを、

「ミニサイト作り職人のブログ」

にすること。同じくミニサイト作りに取組む人に参考となる情報を発信するとともに、私自身のミニサイト作りの「苗床」としたい。そのための最適な内容、運営方法、記事の書き方はなにか、人気ブロガー本を手掛かりに再考したい。


<おまけ>人気ブロガー本とミニサイト本の関係

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最後の最後に大事な秘密を。
この2冊、ほぼ同時期に発売されたが、両方買った人からはこんな声があがってる。

「なんか似てる」

そーなんです。
実は出版前に先に気付いたのは菅家さんなんだけど、この2冊、グラフィックデザイナーの植竹裕さんが装丁を担当している。

IT系に限らず、出版社の編集担当者に非常に人気で、数多くの本の装丁を手掛けている方だそうで、他にどんな本をやっているんだろうと思ってサイトを見たら・・・

●UeDESIGN|植竹 裕

恐らく「あ、これ持ってる!」という本がいくつも見つかった人いるのではないだろうか。

同じ方が手掛けているので、シリーズもの以外でも似た色使いのものはある。その中でもこの2冊は「青・黄」2色使いで共通要素も多い。

ベテランデザイナーさんのこと。
出版社は違うものの、書店で2冊が表紙を並べるだろう事態も想定していたんじゃなかろうか。そう、こんな風に。

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撮影:菅家さん

「ブログかミニサイトか」

巷ではそんな議論もあるが、それぞれメリット・デメリットあり、そして向き不向きや好みもある。私はミニサイト作りが好きで、菅家さんはブログにより魅力を感じる。最強はそれらを理解した上でのハイブリッド運用だろう。

情報サイトの破壊力は魅力的です。作りきって上手く集客が回れば、ブログよりも効率の良いマネタイズが期待できます。私は13年前から情報サイト運営を始めて、本格的にブログを開始したのはここ5年くらいです。ブログと情報サイトを両方運営しています。

ブログと情報サイトの両方を持つことをお勧めします。ブログに、特定ジャンルの記事が増えてきたら、スピンアウトしてミニサイトを作れます。ブログで検索からの集客具合がつかめているので、ピンポイントで収益性の高い情報サイトを作れることがあります。

ブログとサイトで、お互いの長所と短所を補完しあうとベストです。

●わかったブログ「ブログとサイト、どっちが強い?」

さて、記事も長くなってしまったのでこのあたりで終わりにしたいのだが・・・

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そうなんだよね。
ブログ記事って最後どう纏めたらぴしっと締まるか、本当に悩むもの。そんな時には67ページ「本文の締め方」を開こう。

ブログ記事の最後をどう締めるかは、重要な問題です。タイトル、ネタ、小見出しと記事をしっかり書いても、文章をどう終わらせるかで、読者の読後感が変わってくるからです。裏を返せば・・・


続きは本編で~♪



ブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座
1,944円/2016.10.8発売/256ページ/ソーテック社

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