ブロガーのための撮影ワンポイント講座～ブログで写真を魅せるには

2007年10月 7日

既にご覧いただいた方もいると思うが、「第2回　ブログで写真を魅せるには」が公開された。

瀬川さんと最初に打ち合わせした時、印象的だったこと。
それは、私が単に「こう撮ればいい」的な撮影テクニック紹介を想定したいたのに対し、瀬川さんが考えていたのは、その前提として「ブログにとって写真という存在がどういうものなのか」「ブログを魅力的にする写真とはどういうものなのか」ということを考えていた点だ。

“ブログ”というコンテンツの中で写真をどう活躍させるか・・・非常に新鮮だった。

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自分は、素人として趣味として、日々ブログを書いている。
アフィリエイトしてる自分だって、オンラインショップで物を売っているプロの方々と、インターネットユーザーの間というか隙間で、素人なりの情報提供・販促協力をしているような感じだ（もちろん本格的なサイトを作って“情報提供のプロ”的スタンスで活躍しているアフィリエイトサイトもあります）。

それだけに、仕事として、プロとして活躍している人達のノウハウに触れるのはすごく刺激的だ。

たとえばこんな本。

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たとえば、今回の瀬川さんの写真撮影講座。

同じコーヒーでもこの写真にとなると主題が変わります。背景に写る店内のテーブルや椅子などから主題は「コーヒーとカフェ店内の様子」になります。第１回でお話しした写真に盛り込む情報量が変化することで主題も変わるということです。（ブロガーのためのデジカメスキルアップ講座「第2回　ブログで写真を魅せるには」より引用抜粋）

考えてみれば、自分たちがブログ用に写真を撮るのは、雑誌やパンフレットやポスターなどに掲載する写真を撮るのと通ずる。その写真は、後で旅行の思い出を懐かしむためだったり、記録用だったり、あるいは単体で作品として鑑賞するためではなく、ブログの読み手に、ビジュアルで何かを伝えるためのものだ。

写真で何かメッセージをはっきり伝える・・・わかっていても「じゃあどうすればいいのかな」というところでつまづいてしまうのだけど、瀬川さんの「コスモス」と「カフェのコーヒー」の例がすごくわかりやすい。

そっか、コーヒーの撮りかたも、何を主題にするかで少なくとも３パターンはあるわけだ・・・と。

そんなに長い文章ではなく、とてもやさしく書かれているのでさくっと読める。
でも得るものは大きい。

ワンパターンになりがちな構図のバリエーションが、いっきに広がる気がする。

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