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大宮薪能

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埼玉県人になってから2年。
ずっと気になってた大宮薪能に行ってきた。

思えば過去2回チケット買って、2回とも雨(別の場所のもの)。
神社境内での“かがり火”灯る中での公演というのは未体験だ。

●薪能(たきぎのう)(WADA-blog)

ずっと観に行きたかった薪能。銀行勤めの頃、JR浅草橋駅で成田山の薪能のポスターを見たのが最初のきっかけなので、かれこれ10年近く「いつか・・・」と思いつつ、その機会を逃していた。

この時は、わざわざ会場まで「どの席がいいか」相談に足を運んだというのに、
結果は雨で返金という悲しい事態に。

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大宮薪能は毎年5月で、場所は武蔵一宮氷川神社の境内。

緑うっそうと茂る、古い神社ならではのピンと張り詰めたような空気があったので、とっても期待していたんだけど、今回も結果としては・・・


大震災の影響で市民会館に(涙)


ま、でも中止にならなかっただけいいか。

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大宮駅から歩いて10分ちょいくらいのさいたま市民会館。
年配の方中心にかなりの人が来ていた。

ついでにいうと雨だったのでなんか納得。

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ロビーではお弁当売ってたり、30回目ということで歴代ポスターが並べられていたり。

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自分がウォッチしはじめたのはこの頃からだね。

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開演前なので、ホール内写真1枚だけ許して下さい・・・。

境内との席数の差ということなのか、A席のブロックは後半8列くらい空いていてもったいなかった。私はB席ブロックの最前列で真ん中あたり。かなり傾斜もしてるし前が誰もいなかったので、後ろのほうだけど解放感たっぷりで、人の頭にもさえぎられずに見ることができた。

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今日1日目(5月28日)の演目はこれ。
能は、杜若と鞍馬天狗。
金春流・宝生流・観世流まとめて三流派まとめて見れちゃうのはかなり贅沢なことらしい。
(注:自分は能ぜんぜん詳しくないです・・・)

そして狂言「佐渡狐」は、なんと和泉流の野村万作!!!

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ストーリーも、ある程度のセリフも解説で読んでわかってるのに、
やっぱり見せ場で笑ってしまう不思議。面白かった。

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能はなんかもー、ヤバイ。
狂言と違って、セリフも謡いも意味不明なところがほとんどなんだけど、
笛や小鼓・大鼓、あと「いよー」という声が絡みあうと、ゾクゾクしてしまう。

そして時にいきなりブラックアウトしそうな瞬間も。
(あの音色って激しく眠気を刺激してくるよね・・・特に笛と大鼓の高い「ポン」という音)

杜若はそんな感じで、ずっとゾクゾクしつつも、時にブラックアウトしそうな感じだったけど、鞍馬天狗のほうは動きもダイナミック、衣装も派手でスピーディーに激しく太鼓・鼓が打ち鳴らされて展開してゆくので、最後まで興奮して見ていることができた。

観終わってもしばらく興奮冷めやらず。
もっとたくさん見て、勉強して知識深めたら奥深い世界を知ることができるんだろうけど、自分みたいにまったく無知なまま観ちゃっても、能舞台特有の雰囲気と音は結構楽しめる。

年に一回くらいは来たいなと思った。

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明日29日(日)は、「井筒」と「石橋」。
当日券も購入できるとのこと。

ぜひ!インフォメはこちら http://t.co/zp0x4ze “@wada_akiko: お!明日の大宮薪能まだチケットあるそう。雨で予定流れた人是非!RT はい、明日の分も当日券あります。16時から市民会館で販売します。”less than a minute ago via Twitter for iPhone Favorite Retweet Reply

予定空いてる人は是非!

●詳細はこちら(さいたま観光コンベンションビューロー)

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