瀬川氏による「ブロガーのための撮影ワンポイント講座」始まりました!
今日9月21日は、サイバーショット「DSC-T200」の発売日!!!
というネタは、また別記事で(たぶん)書くとして、ぜひブロガーの方に見ていただきたいのは、昨日からMONO-PORTAL特別企画サイトで開始されたこの連載。
6回シリーズの最初は「ブログに必要な写真とは」というテーマだ。
実際に2つの「写真+記事」比較事例を掲載した上で、
いかに「写真」が多弁・・・というか、雄弁な存在であるのかが解説されている。
「ふむふむ」
「確かに~!」
うなづきながら読ませてもらった。
(誰より最初に記事読めるのって、なんか出版社の編集者みたいで楽しい♪)
自分にとって、ブログを書くことは、歯を磨いたり、食事したりするのと同様「毎日の日課」みたいになっているんだけど、それゆえに、「なんとなく」やっていることも多い。
どんな記事タイトルにするかとか、書き出しをどうするとか、
どんな写真をどこに入れるとか。
こうして、プロの方の文章をしっかり読んで理解すると、「なんとなく」ではなく、ちゃんとした理由と「こうしよう」という確信をもって写真を撮ったり、それを的確にブログ記事に挿入したりすることができるようになる気がする。
イベントで初めてご挨拶させてもらった時から、今回の打ち合わせなどでも何度か瀬川さんとお会いして、撮影についていろいろ話を直接伺う機会があったんだけど(これって、役得だよなあ・・・)、雑談みたいな話の中にも、考えさせられることがいっぱい。
「ちゃんと考えてシャッターをきって、納得できる一枚を撮りたい」という気持ちがめらめらと沸いてくる。スキルアップ欲求がでてくる。
知識って大切だよね。
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そういえば、昨夜はNHK文化センターの「ハイビジョンビデオ撮影&制作」の最終日。
終わった後、地下のカフェでみんなでビールを飲んでいた時に、浜谷先生と一緒にいた、元NHKカメラマンの方の話がすごく面白かった。
ニュース番組の天気について流す映像の撮影の仕事。
詳しくは忘れちゃったけど、放送の2時間前とかに「9月なのに残暑で、連日35度以上が続いている」というような映像の指示がきたとする。そうすると、往復の移動と、編集に必要な時間も勘案して、限られたごく短い時間で街中に繰り出して、そのニュース内容にあった映像をとらないといけない。
「あの交差点ならこの時間帯たくさんのビジネスマンが歩いている」
「この角度から車列を狙うと、フロントガラスに太陽がぎらぎら反射して・・・」
など、あらかじめ頭の中にある情報をひっぱりだして、その上で、その場所にいって、例えば(詳細な内容忘れちゃったので、ここからは適当にこっちで話を作ると)、秋色の服を着てるんだけど、疲れた顔で汗を拭いている女性とか、ビルボードの温度計を眺めるサラリーマンとかの映像をおさえる・・・みたいな。
「ストックをどれだけもっているか」
「そして、やはりセンス」
というような話をされていた。
春の訪れを、人はどういう風景やシーンを見たときに感じるのか。
「ぽかぽかとした気持ちにさせる風景」ってどんなのなのか。
これとこれが組み合わさったシーンに、人は何を思うのか。
普段から、目に入るものや聞こえる音など、意識をしながら歩いていると、そんな「ストック」も増えてゆくのだろうか。天気予報の際に流れる映像にも、知識としてストックできる情報がいっぱい盛り込まれていそうだ。
実践してみたいなと思った、ビデオ撮影歴1年半の自分。
(やっと、あまり手振れなく撮影できるようになってきました・・・レベル低っ! 笑)
●おまけ写真
7月の北海道ツアーの際、しんさんが撮影した写真です。
それにしても、しんさんもよく撮っているなあ~。