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年越し蕎麦

写真さあ、2004年最後の日だ。
大掃除をして、おせち料理を作り、お蕎麦を食べながら紅白歌合戦をこたつで見る。0時をまわったら、「あけましておめでとうございます」と、にこにこ顔の父と畏まった挨拶を交わす。・・・そんな子供時代の思い出がよみがえり、ちょっと切なくなってくる。

本当は29日に帰省する予定だったのだが、家から電話があり見合わせることになった。
もしかすると母親が東京に来るかもしれないが、そうでなかったら、また在京正月だ。大晦日何をしよう?

家で紅白観ながら、蕎麦でも食べるか。

・・・蕎麦といえば、「蕎麦なやつ」。
そもそも、自分がココログ内でブログを始めるきっかけとなったブログだ。

もしも今日時間がある人がいたら、一六氏がこの夏から準備を始めた「年越し蕎麦企画」を遡って読んでもらいたい。半端ではない蕎麦好きな一六氏は、この夏に「究極の年越しそばを食べるぞ!」と決めた。まだ梅雨空に覆われていた頃だ。


「あれ?今年ももうすぐ折り返し地点?は、早い(年々早くなっている!)、こんな調子じゃ一年もあっという間に。。。」なんて考えてしまい、まだ随分と先の話ですが年末のことを思わず想像してしまいました。「蕎麦なやつとしてはやっぱり除夜の鐘を聞きながらそばを食べようかなぁ。幸い今年はそばのオーナー制度に申し込んであるし、自分で作った蕎麦を打ってそれを食べながら年越しなんて最高かも。そうだ!残りの半年、年越しそばのために色々と準備をしておこう」ということで究極の年越しそば計画発動です。
といっても今の段階でできることは限られているので、とりあえず「かえし」をつるっておくことにします。「かえし」は寝かせておく期間をなるべくとった方がよいですから。
「よし、究極の年越しそばというからには多少贅沢な材料を使ってやろう。それからいつもと同じじゃつまらないぞ、さてさてどうしたものか?」


蕎麦畑のオーナー制度を利用して、蕎麦を育てるところから始まっているこの企画。
陶芸教室に通って蕎麦猪口を作り、京都にでかけて、わさび用におろし金を調達

どうよ、これって。
コンビニのコーナーエンドで、カップ麺の天蕎麦を買って、ちゅるちゅるすすり、「やっぱ年越しは蕎麦だね」とか言ってちゃあいかんよね(←自分です)。蕎麦に詳しくない自分ですら、蕎麦ワールドの奥深さに感銘を受ける、そんなブログだ。

こういうコンテンツを読むと、同じ時間の流れの中を生きていても、その濃度の違いは人によって大きいよなあと思ってしまう。こだわりを持っている人の人生密度は濃い。「年越し蕎麦」ひとつとっても、常人の10倍以上楽しんでいる。

今から蕎麦を打つなんてできないけど、
おいしい年越し蕎麦を食べるため、夕方から真剣に準備してみようかな。

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