• 広告を利用しています/紹介製品の価格・スペックは記事作成時点のものです

中国茶を体験する会(1)

写真目の細かな白い布、もしくは薄い紙で自分自身が足元から頭のてっぺんまで濾過されてゆく心象風景。幼鳥の頃から今日にいたるまで、何度も心の中に思い浮かべては、自己破壊しそうになる自分をクールダウンし、きわどいバランスを維持してきた。

そんな安全弁を少しずつ増やすことが、過去の記憶をデリートできない人間にとって大切なんだろうなあと思う今日この頃(HDDあまり積んでいない自分の場合、既にかなり記憶削除しちゃってるんだけど)。

「癒し系」に必要以上に惹かれてゆくかわいい友人、アグレッシブに何かを求め続けるあの人。たまに垣間見る満身創痍なその中身がちょっと痛ましいけど、傷なめあう趣味はないから、特に声はかけない。そう、今度、ジャスミン茶でも送ってあげようかな。
 
 
さて──。
 
 
本題は中国茶。
こっそりなアフィリさんに誘っていただき、「恒福茶具」さんの中国茶体験会に参加してきた。

恒福茶具」さんは、A8.netでアフィリエイトを開始している。アフィリエイトサイト運営者にも、ぜひ中国茶の魅力を体験してもらいたいということで、A8.netを運営しているファンコミュニケーションズと、「感想・体験談検索エンジン」を運営しているアフィリさんの共同企画として、実施することになったとか。

レビューブロガーを目指す自分、
こういう企画はめちゃ好きです!

写真

・・・なのにゴメンなさい。
千代田線の中で気持ちよく寝てしまい、15分も遅刻してしまいました。
(アフィリさんからの心配気な電話で目が覚めた)

会場に入ると、既に全員揃って説明が始まっていた。
中国茶の楽しみ方をまとめた資料も配布されている。

写真

真ん中のテーブルには、茶器が一式置かれ、「恒福茶具」の店長の白川さん(AllAbout取材記事)が、人数分のお茶を入れてくれる。

写真

最初のお茶は「白茶」。
あ、このお茶の名前をメモし忘れた・・・。


白茶は種類も生産量も少ないお茶です。新芽のみを利用してお味も端麗、香りも淡白と言えます。代表的な白茶は、白毫銀針(はくごうぎんしん)が有名です。

「それではまわしますので見てください」

・・・と参加者の間に回覧すると、実はすっごく時間がかかるのだということを、白川さんは最初の数分で悟ったと思う。

写真

ブロガーですから(笑
当然のように撮りまくります!!!
ろんぴさん、写真が本当に上手いんですよね。

写真

一挙一動が、カメラに収められていき、少々戸惑っていそう。。。
モデルでもない人がこんなにもカメラを向けられるのは、こんな場くらいだと思う。

写真

整然と並べられた茶器。
まずは温めるために、茶杯(湯のみ)や茶海(ワインサーバーみたいなやつ)にお湯を注いでいるところ。
写真を撮り忘れちゃったけど、茶葉を入れて抽出している茶壷(急須)の上にもお湯をかけて、温めていた。

写真

そして、まずは最初の一煎目。
味を均一にするため、いったん茶壷から茶海に移し、そこから今度は縦長の「聞香杯(もんこうはい)」に注がれる。

写真

で、こんな感じ。
こんな風にちゃんと中国茶楽しむことなんて普段ないから、ちょっとドキドキ。

写真

ぽこっという音とともに、おちょこ型の茶杯に淡い色のお茶が広がる。

写真

縦長の聞香杯は、お茶の香りを楽しむためのもの。

「これって、お茶を直接くんくん嗅ぐことがよくないとかあるんですか?」
「いえ、縦に長い作りで、香りをより味わえるんです」

とのこと。ふむふむ、それってこの間山崎蒸留所に行った時に聞いた、チューリップ型のブレンダーグラスと一緒なのかも。

「香りを味わう」

東西に共通の、上品で素敵な文化だ。

写真

で、モデル(?)のムーさん。
「私は顔出しOKだから」といっておきながら、こんな表情しちゃうところとかが面白すぎる。しかも、そんなにカメラを近づけてどアップで撮ろうとするろんぴさんもすごいぞ!

写真

実態は、とっても美人でまっすぐな性格の益子焼ショップの店長さんです。

で、肝心の香りとお味。

一番目なのでちょい忘れちゃいましたが、香りがとてもよかった。とても上品な味で、浄化されてゆく感じ。「お茶って葉っぱなんだよね」と思う、青々とした若い葉の甘さを感じる。一煎目、ニ煎目とだんだん味が変わってゆくのがよくわかるお茶だった。

写真

茶壷から取り出した茶葉(クリックで拡大!)。
うーん、こういう瞬間ですね、1cm接写可能なサイバーショットDSC-M2の威力がでるのは!じわりじわりとM2オーナーを増やし続けている自分だけど、今回は隣席のファンの女の子をM2洗脳!(かなり成功したとみた)
 
 
情熱店長のお店「恒福茶具」はこちら!
 
 
> 続く
 
 
中国茶を体験する会(1)・・・白茶
中国茶を体験する会(2)・・・青茶
中国茶を体験する会(3)・・・プーアール生茶
中国茶を体験する会(4)・・・苦丁茶

好奇心を刺激するイベント参加レポートの記事一覧