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ロマンスカーMSEで地下鉄駅をガンガン通過する体験 (3)

写真北千住をでると、いきなり「次は大手町」ときたもんだ!

その区間の6駅は通過。せめてJRと接続する西日暮里あたりは「乗車駅」にしてもいい気がしたけど、西日暮里あたりから厚木方面に「特急」で帰宅するニーズはあんまりないのかな?

▼動画もご覧ください(2分16秒)


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ところが町屋のホームに差し掛かった時に、大事なことに気づいた。
自分の「D席」は、ホームと反対側なのだ。

西日暮里もそう。

「地下鉄駅をガンガン通過する体験」は、いまひとつ臨場感に欠ける。
このままずっと反対側だったらやだけど、どうなんだっけ?
普段乗ってる千代田線なのにホームがどっちにあるのか思い出せず。

とりあえずテーブルとか意味もなくだしたり引っ込めたり。

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三角形のテーブル。

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耐荷重は10kg。

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窓際はこんな感じ。
ビデオカメラを置いたら思いのほか安定していたので、「次はきっとホームがこっちにあるはず!」と念じながらずっと撮影していたら、西日暮里後のホームは自分側だったら。ラッキー♪

そしてあっという間に・・・

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大手町到着!

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ここではかなり乗り込んでくる模様。

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このあたりから、非常にいい香りが自分のまわりで漂い始めた。
一瞬お香かなにかかと思ったんだけど、品のいい男性コロンのよう。前の席のスーツ姿の人かな?

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そして、多くの人でにぎわう大手町で携帯カメラ群に見送られながら、日比谷もすっとばして霞ヶ関へ。

「ガンガン通過する体験」はなかなか面白い。
ただその面白さを文章で伝えるのは難しいので、


「あとで動画でアップ」


する予定。
(追記:動画公開しました

ちなみに、千代田線区内は「北千住」「大手町」「霞ヶ関」「表参道」に停車するのだが、ここは「降車」はできず「乗車」のみ。どこかの記事で「大企業のリッチな勤め人が多数乗車する駅」っていうようなことが書かれていた(北千住は始発駅なんで別だと思うけど)。たしかに~。

一度でいいから「大手町勤め」とかしてみたかったなあ。
スーツ着なくちゃいけないのは面倒だけど。

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そして霞ヶ関。
確かにここから乗ってくる人の雰囲気はぜんぜん違った。

北千住や大手町なんかだと、自分みたいな「ミーハー乗り」とか鉄道ファンの人も結構混じってるんだけど、霞ヶ関で乗ってくる人は、やっぱり霞ヶ関な人たちだった。

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車内探索にでかけることにした。
車両連結部分も木一色。

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昨年、新幹線「N700系」に乗ったときにも感動したけど、トイレが本当にきれい。外国人観光客とかびっくりするだろうなあ、ホテルのトイレみたいで。

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この区間では車内販売はまわってこないということだったので、飲み物を求めて自動販売機へ。午後の紅茶を一本購入。自分以外にも「せっかくの発情者・・・初乗車だから、ビールでも飲んでまったりと」と思った人がたくさんいたのかどうかわからないが、自動販売機の前には3,4人のちょっとした列ができてしまった。

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シャッターが閉じられていたが、売店もあった。
車内案内板には珈琲カップのマークがあったので、ここでホットドリンクとか、もしかしたらビールとか買えるのかも。ショーウィンドウの中には、小田急線オリジナルグッズが並んでいた。

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こうして見てみると、赤いじゅうたんといい、座席といい、上部の明かりといい、どこかグリーン車みたいな雰囲気だ(実際には座席は、背もたれ部分がかなり薄く作られていて、ふんわり感もなかったりするんだけど)。

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ちゃんと車椅子用のトイレもあった。
実際、自分が北千住で乗車するときには、電動式の車椅子の人が乗車していた。
絶対に必要だよね、車椅子用の設備。

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そしてドリンクを手に、ふたたび座席へ。
次は自分が最初にロマンスカーMSEを見た、表参道駅だ。

ここは、若い人とかもたくさん乗り降りする駅だから、ホームの反応が楽しみ~♪

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人が多い~。
ホームの黄色い線ぎりぎりのところにたくさん人がいるのも、なんだか不思議な気分だ。

椅子に座っているので目線がいつもより少し低いせいかな。

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「これ、俺ニュースで見たよ」
「へー。初めて見た」
「1日3本とかだけなんだって。全席指定で」
「こんなので通勤したら楽だよな」

そんな会話が聞こえてきそうな盛り上がり。

特急券500円でこれだけ楽しめれば、十分元は取れた気がする。

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フリーペーパーは、ロマンスカーの中で販売されているお弁当とか飲み物とかの案内や、小田急線沿線の駅のレストランや観光地の案内などあって面白かった。花粉の季節が過ぎたら、箱根にふらりひとり旅してみたい。

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なあんて雑誌に夢中になっていてふと気づいたら、窓に斜めに伸びる雨水。

しまった!!!

地上にでる瞬間を見そびれた!

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すぐ駅に到着。
代々木上原駅では、列車の扉は開かないものの、乗務員交代で一時停車した。

ここから小田急線だ。

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今度は、先頭方向に向かって歩いていってみた。
自分がいた7号車と6号車の間は、計器がいろいろついた車掌室?みたいなのがあった。6両編成の時はここが一番お尻になるんだな。

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7号車は乗車率50%ちょいで(数えたら35人ほどだった)、ほとんどの人が窓際席だったけど、前のほうの車両はもう少し混んでいた。

この座席、背もたれは薄いんだけど、かなり高さがあるのが嬉しい。
自分の後頭部を後ろの人に見られちゃうのって、なんだか落ち着かないからね。

よほど身長が高い人じゃないと、男性でもすっぽり頭が隠れる高さだと思う。

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ぐんぐん先頭車両まで。

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これが先頭車両。
正面のところ、右側はスクリーンがあがっていて、ガラス越しに運転席の前の風景が見える。

ここの席がとれたら、楽しそうだなあ。
箱根近くになれば、山の風景もきれいだろうし。

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そして、いよいよ(自分にとっては)終着点の「成城学園前」駅だ。

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鉄道ファンらしき小学生の兄弟が一生懸命背伸びしながら撮影していた。
自分もなんだかわからないまま、真似っこ撮影。

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そして到着。
わずか42分のプチ旅行に大満足。

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そうそうこれを撮っておかなくちゃ!

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リッチな通勤客と、鉄道ファンが相乗りし、カメラ構えた人が車内をうろうろしている、不思議な列車。

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同じ列車から降りたらしいきれいな女性2人もデジカメ構えていた。
私と同じ、記念乗車組か。

どうやら最後尾が通り過ぎた瞬間を撮ろうと待機していたようだったので、邪魔しないよう、自分は一歩後ろに下がって撮影。

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楽しかったです。
ありがとう、ロマンスカーMSE。


(あとで動画もアップします)


ロマンスカーMSEで地下鉄駅をガンガン通過する体験(1)
ロマンスカーMSEで地下鉄駅をガンガン通過する体験(2)
ロマンスカーMSEで地下鉄駅をガンガン通過する体験(3)


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