サイト運営マネタイズ

昨日11月17日（土）、「第７回アフィリエイト・カンファレンス」がベルサール神田で開催された。

懇親会で飲みすぎたらしく、今日の午前中は家で果てていたんだけど、やっと元気回復してきたのでレポートを書きたい。

前回まではずっとスタッフのひとりだったので、一般参加者としては実は

どきどきの初参加♪

いやー、なんか初めて実感したけど、
カンファレンスってすごくいいよ！

「それって、わださん今回一般参加だからそう思うんですよ」

確かに一般参加者という気楽な立場だったから満喫できたってのもある。
でもそれだけじゃなかった気がする。

正直なところ、過去６回のカンファレンスと比べても、内容が非常に有意義で、中身も主催側スタッフも肩の力がいい感じで抜けていて、サポートスタッフや参加者と一体となって楽しめるイベントになっていた気がする。

第一部は、大内範行氏による講演で、テーマは「アフィリエイトと検索エンジン」。
大内氏は、自分も過去何度かお会いしたことがあり、こんな本も書かれているSEOのスペシャリスト。

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で、どうでもいいけど「大内 範行」でGoogle検索すると、このブログが上位にでてきたりするのが、密かな自慢だったりする。

そんな大内氏の話をじっくりお聴きするのは、実は今回が初めてだった。
非常～に勉強になった！

アフィリエイトサイト運営者のニーズや関心ごとを的確に押さえた内容で、会場を何度もどっと沸かせながら、楽しく話が進んでいった。

非常に有意義だなと思ったのは、小手先テクニック的なものを教えるのではなく、GoogleやYahoo!といった検索エンジンの会社が、検索サービスの「クオリティ」を高めるために日々、改良を重ね、膨大なアルゴリズムを生み出し続けているという大前提についてしっかりと話をしてくれ、その結果としてどういう現状があるのか、サイト運営者としてどうそれに対応していくのか、という話をしてくれること。

今後のSEO＝オーソリティの実現

目指したい。

その後、第二部のブースタイムをはさんで（これは別途記事にする予定です）、カンファレンス主催であるアフィリエイトマーケティング協会が実施した、アフィリエイト意識調査の発表。

発表は協会副理事長の森本さん。
前回の調査でも、多忙な本業の合間を縫って、びっくりするほどの分析レポートを作りあげた人だ。

後日、調査結果は協会サイトでも一部公表されるということだが、こちらも大変興味深いデータを見せてもらうことができた。ASP認知度調査や、好きなASPといったあたりの直球設問は、ASPやECサイトにとっても、非常に関心あるところだろう。

生データがあれば、いろいろなクロス集計もできるし、各ASPに参加しているアフィリエイトのダブり状況なども調べることができる。

面白かったのが、「2008年のアフィリエイト業界を一言で表現すると」というやつ。意外に厳しいものが多い。

「格差社会」

なんてのもあれば、

「辛抱」

なんて言葉も。

ラストは、主要ASP各社によるパネルディスカッション。
これが、めちゃめちゃ面白かった。

何が面白かったって・・・

↑モデレーターをされていた、協会理事長の柴田さん！！！

いつものポーカーフェースとクールな口調で、パネラーの回答にさらりと「ぐさり」コメントをしてゆくのが妙にツボに入り、隣の席にいたTUNKAさんと大受けしてしまっていた。

進め方は、モデレーターが「アフィリエイトはそろそろ頭打ち感がでてきた？」など設問をだし、それに対しパネラーがスケッチブックに答えを書き、会場に向けて提示し、コメントしてゆくというもの。

各ASPの代表として登場したパネラーは、役員・部長クラスの方もいて、でもその割りに、かなり率直な本音回答があった。

設問「市場調査の結果を見て、いかがだったでしょうか？」では、認知度・好感度で今ひとつだった電脳卸がまっさきに

「orz」

と掲げ、会場から爆笑があがった。

設問「アフィリエイターにお願い！もっと○○して」では、「もっと商売人になって（電脳卸）」「もっとJANetを使って（JANet）」なんてのの中に、

「ログイン」（トラフィックゲート）

なんて、なかなか切実な回答もあったり。

設問「アフィリエイトとして認知するの何万円以上」に対しては、某ASPが最初「５万円」と書いたのを、後で他のパネラーがほぼ全員「金額は関係ない」などと書いているのを見て「なし」に変えたり、比較的模範解答が多かったバリュコマが「月に２桁万円＋内容」と、本音回答をしていたり。

（バリュコマ回答について補足すると、アフィリエイトに担当者が付く目安ということのようで、決して「稼ぎのないアフィリエイターなんて眼中にない」ということではない）

設問「正しく知ってもらいたい！勘違いしている我が社のこと」では、電脳卸がひとこと「怪しくない」。柴田さんが会場に対して「怪しいと思うか？」と挙手を求めると、６割以上の参加者が手をあげていた。あ、自分もそのひとりだけどね。

その後、懇親会。

ここでも、じゃんけんしながらサインを集めてゆく企画があったり、サポートスタッフのオレンジスカイさんが「おまえ学生かよ！」な一気飲みを煽ったりと、盛り上がった。

たくさんの人と話をさせてもらい、またこれまでブログを通じてのみ知っていた方とお話ができたりで、楽しかった。ちと体調不良だったこともあるのか、お酒が変にまわってしまって、途中で一瞬、

「泣き酒」

になってしまった気がする。恥。

いや～、でもほんと、よかったです。
協会の方々、サポートスタッフの方々、本当にお疲れ様でした！！！

いろんな意味で、はずみもつきました。

ありがとうございました！

＋＋＋

うかさんのこの記事を読んだら、
妙に対抗したくなってしまったので、アフロ写真追加。

「昨今のスパム横行するアフィリエイトの世界を憂いながら、替え玉３個無料という集客方法の是非について思案をめぐらせているKASAIさん」