慶良間諸島が31番目の国立公園に!~座間味島2泊3日ツアー(2)
二泊三日の座間味島ツアー、二日目は午前中ホエールウォッチング、午後カヤックツアーの予定だったが、この日は那覇からのフェリー・高速船も前日全便欠航になってしまう荒れた海況。ホエールウォッチング船も波の荒いところにはいけず、島近くでクジラが確認された場合のみ船をだすことになった。
座間味島ホエールウォッチング~ザトウクジラに会えるか!?
とりあえずクジラ講義。
講師は座間味ホエール・ウォッチング協会の大坪氏。
非常に長い間クジラに関わっていらっしゃる方で、クイズ交えての話も面白い!
ザトウクジラの生態から、沖縄での捕鯨の歴史、どう回遊しているのかといった話まで。「なぜクジラは大きいのか」など質問もたくさん飛び出した。途中で、クジラの歯やひげ、あとクジラにくっつく寄生虫(いや貝だったかな)などの標本もまわってきて、実際に触ったり見たりできる。
でも残念なことに、この日結局海は荒れたままで外洋には船をだせず、島のすぐ近くでクジラの姿を確認することもできず、講座だけ受けてホエール・ウォッチングイベントは終了となってしまった。
協会公式サイトを見ると、翌16日は波が落ち着き20頭ものクジラを見ることができたそう。あああと1日だったか。惜しい!!!
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慶良間諸島一望の高月山展望台でケラマブルーに酔う
その後、ツアー参加メンバー3人で借りた車に乗って高月山展望地に。
座間味島には何か所もの展望台がある。
そこから眺める海と慶良間諸島も絶対に見逃せない風景だ。
うっとり。
もうなんというか、光を放っているかのような美しい海の色に溜息がでる。
長い長い白砂のビーチはほぼ無人。
海もシュノーケリングしてる人達の背中だらけなんてこと全くない。
慶良間諸島の海の透明度は世界的に見ても非常に高く、ダイバーの間でもこの「ケラマブルー」は憧れの海だ。もちろん光量が多い夏のほうがさらに輝いているんだけど、2月でもここまできれいとは思わなかった。
高月山園地にはもう一か所展望台がある。
こちらに登ると・・・
目の前に広がるのは南側の市街地と港。
座間味島はここ以外にもいくつか小さな集落があるが、民宿やペンション、ダイビングショップなどはほとんどここにある。
港の少し先に浮かぶのは、中央が広い砂浜となった無人島。
カヤックツアーでは、あの無人島まで漕いでいって上陸しシュノーケルなどして楽しむというコースが多いそう。確かに自分が前回来た時も、大勢の修学旅行生たちがあの島に向かってカヤックを漕いでいた。
展望台から古座間味ビーチへ。
このビーチは2月に来てもやっぱりきれいだった!!!
風が強いので波はあるけど、水温は20度前後。
サンダルさえ持ってきていれば、パンツ膝までまくりあげて波打ち際で遊びたいほど。
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同じツアーに参加している女性ふたり組にも遭遇。
乗っているのはモンベルが初めて開発したロードバイク「シャイデック」だ。
座間味島は結構アップダウンもあるので、自転車借りてまわろうとすると途中で息切れしてばてちゃう可能性大だが、ロードバイクだったら気持ちよくすいすいまわれるのかも。
●古座間味ビーチとモンベル初のロードバイク「シャイデック」|沖縄離島めぐり・・・より詳細なレポートはこちらです
楽園・離島便の特派員ブロガーとして、2月14日~16日座間味島2泊3日ツアーに参加させてもらいました。その参加レポートとしてミニサイト「沖縄離島めぐり」上に公開した文章を再編集した記事です。