今なら10回まで無料「キーワードハンターβ版」公開
検索エンジン経由での集客を増やしたい企業サイト担当者や、「おいしいキーワード」の発掘に燃えるアフィリエイトサイト運営者などが「待ちわびていた」サービスだろう。
オーバチュアの「キーワードアドバイスツール」がDB更新停止してからかなり経つが、つい先日、SEOコンサルのアユダンテが「キーワードハンターβ版」をリリースした。
それにしても・・・
うまいなあ、このネーミング!
超直球って感じで(笑
サービスそのものは有料だ。
▼料金体系(2008/4/24時点)
プラン | 利用料金 | 対象 | 利用回数 |
ベーシックプラン | 月額5,000円(半年分一括払い) | 個人や一般企業 | 1,000回 |
プレミアムプラン | 月額125,000円(1年分一括払い) | 広告代理店など | 600,000回 |
ベーシックプランが、一般個人や一般企業を対象としたサービスで、半年間で合計1000回、月にすると約166回、日にすると5~6回利用できる。ま、普通に考えたら余るでしょ。
企業にとっては、間違いなくこの金額は安い。
最新の複合キーワードをチェックし、今、インターネットユーザが、どんな情報を探し、求めているのか「キーワード」で知ることは「大切」通り越して「必須」といえるかもしれない。
もちろん自社のアクセスログをじっと見ていてもある程度見えてくることはあるが、
それってしょせん、家の庭の垣根越しに通りを見て、「世間のトレンドがどうなっているのか」必死に考えるようなものだ。サンプルが少ないし、偏りがある。
で、ここからが肝心。
ただいまベータお試し期間中~無料でお試しいただけます
これは利用しない手はないでしょ!
ということで、さっそく無料登録してみた。
申し込めば即利用できる。
ただし、
「会員になると検索ポイントが付与され、ポイント分だけ検索がご利用いただけます。ベータお試し期間中は、10ポイントまでお試しいただけます」
「5月に正式サービスの開始を予定しております。ベータお試しサービスのご利用者には正式サービス開始時に、メールにてお知らせいたします」
とのことで、利用できる回数は「10回」。
そして期間はおそらく、5月の正式サービス開始までだろう。
うーむ。
この画面を見たら、突如悩んでしまった。
合計10回の検索をご利用いただけます。
残りの検索ポイントは10回です。
残された回数は10回。
いったいどのキーワードを調査すべきだろう。
「願い事は3つ」とランプの精に言われたアラジンの気持ち。
悩んだ結果、一発目はこれにした。
「北京オリンピック」
やっぱ時事ネタっしょ。
関連ブログもあるし(PV数まったくだけど)。
そして結果が表示された。
ずらり100件。
いやー、これ見ただけでもう、300円とか払う価値あるよって気分。
実際には、1000回で3万円(5,000円×6ヶ月分)だから、1回あたり30円だ。
ちなみに文字のところぼかしてるのは、別にけちってるとかじゃなく、
ここ公開したら一発でブラックリストに載ること間違いなしなんで。
(これでも微妙だけど・・・怒られたら画像ははずします)
右側の「過去の検索履歴」をクリックすると、過去(2007年1月以降)の月間検索数が棒グラフと表で表示される。伸び率とか季節による変動が一目瞭然だ。「過去12か月の最大」「過去12か月の最小」「過去12か月の月間の平均」などもでてくる。
非常に見やすい。
「北京オリンピック」との複合検索キーワードは、見てるだけで非常に興味深い。
「チケット」「観戦ツアー」「日程」なんてのは当然思いつくけど、それ以外で「確かにこれはあるわ!」「こういう切り口もあったか!」という単語も結構ある。
別にSEO的な観点からだけでなく、「そっか、こういうニーズがあるなら記事を書こう」とか「新しくカテゴリを立てて、関連記事をこの切り口でまとめよう」とか、よりニーズに合ったブログ作りにも非常に役立つ。
そして。
面白いことにこういうのをずっと見続けていると、
自然と「関連キーワード」「複合語」がでてくるようになる。
ブログを作る時のブログタイトル、説明文、記事を書く時の記事タイトル、カテゴリ名、いろいろなところにその効果は表れてくるはずだ。
そのセンスというか発想力を磨くツールとしても、こうしたサービスは重要。
今なら(というか今だけは)無料で使えるので、
まだ登録してない方は、急げ!
(それにしても、残り何を検索するか・・・悩むなあ)
【関連記事】
・SEOは職人気質の日本人向き?~大内範行氏に聞く (1)
・大内範行 ジェフ・ルート 安川洋 江沢真紀 著『できる100ワザSEO&SEM』
・キーワードアドバイスツールの後継には、、(ダイビングと水中写真 最新情報)
追記:現在は無料β版の提供は終了しています(2008.8.14)