• 広告を利用しています/紹介製品の価格・スペックは記事作成時点のものです

鎌倉ゲストハウス

写真江ノ電ウォーク企画参加後、せっかくここまで来たのだからと、鎌倉に宿をとり、一泊することに。電話で急きょ予約をしたのは、鎌倉駅からバスで藤沢/大船駅に向かう途中にある「鎌倉ゲストハウス」という、囲炉裏がある宿。


鎌倉ゲストハウス
古民家を改装した囲炉裏のある旅人の宿。レンタサイクル、駐車場、自炊可能、インターネット無料
一泊:3,000円(素泊まり/男女別和室ドミトリー)

和室ドミトリーというのが珍しかったのと、囲炉裏のある古民家というところに惹かれたのだが、実際いってみたら、期待していた以上によかった(写真は翌日朝に撮ったものなので、夜の雰囲気とはまた全然別)。

写真

場所は、鎌倉駅から藤沢駅もしくは大船駅行のバスに乗り、途中の梶原口というバス停で降りて徒歩1分。夜21時ころチェックインしたんだけど、その時間帯でも結構バスの本数はあり、10分も待たず乗れた。

バス停からも迷わずすぐ辿り着ける。

写真

味わいある建物の脇を入っていくと・・・

写真

玄関あがったところがフロント。

写真

フロントからは、囲炉裏がある板の間の部屋が。
アンティークなランプのような灯りも雰囲気満点。

写真

囲炉裏のある部屋はフリースペースで、国内や海外からやってきた宿泊客が、夜集まってくつろいだり情報交換したりするスペースとのこと。

冬は囲炉裏に火がくべられ、
鍋や魚焼いたりなんてこともできるそう。

写真

夜、iPhoneのカメラで撮影した写真がこっち。
とっても雰囲気のある空間だった。

冬にも来て、囲炉裏体験してみたいなあ!

写真

その隣は畳敷きのお部屋で、こたつが置かれている。

夜遅い時間にチェックインした自分も、シャワー浴びた後、コンビニで買ってきた缶ビール持ってここに来て、他の宿泊者の方とお話を。

「今日はどこまわられたんですか?」
「明日はレンタサイクルで三浦半島まわろうと思って」

初対面同士でもいろいろ話せて楽しい。
関西からこられた方が宿へのお土産で持参した日本酒のご相伴にもあずかってしまった。

写真

その日本酒がこれ。
美味しかったなあ。

スロバキア?から来日している陽気な外国人の方も。ここ一カ月、都内から外国人が一気に姿を消したので、久々に見た気がする。

写真

ドミトリーつまり相部屋のゲストハウス。
男性の部屋はフリースペースの奥にあり、女性の部屋は二階。

写真

ちょっと急な階段をあがった突き当りだ。

写真

部屋の中はこんな感じ。
お布団が畳まれていて、チェックインの時に渡されるシーツと枕カバーを自分でかけるスタイル。籐の籠の中には、毛布と枕が入っている。

確か7人部屋だと思うけど、自分が宿泊した夜は全部で3人だけ。

この写真をTwitterに流したら「修学旅行みたい!」というコメントが。あー確かに。どうりで懐かしい風景だったわけだ。

写真

トイレ・バスは共同で、キッチンも宿泊者が自由に利用できる。鍋や調理道具、お皿もかなり揃っていて、炊飯器もある。

他のゲストハウスでは、連泊している宿泊者同士で材料を合同購入し、一緒に食事の準備して宴会突入!みたいなのもあったので、ここでもそういうのがあるのかもしれない。

冬は囲炉裏で鍋もできると書いてあったし。

写真

電子レンジ・冷蔵庫があるので、
朝食を前の日に買っておいて、温めて食べたりも可能だ。

「全く知らない人と相部屋なんて怖いし不安!」

とよく言われるが、実際に一度体験すると意外に楽しいし快適なもの。
私も基本ホテルだが、ごくたまにゲストハウス泊まりする。

夜にフリースペースでいろいろ旅行の話などして交流もできるので、「全く知らない人同士」な感じではない。夜うるさくしたり、私物を部屋中に広げまくったりするなどの迷惑行為さえせず、常識の範囲内での配慮さえしていれば、それほど特別に周りの人に気を使って過ごす必要もない。

写真

ただ貴重品管理はやはり自己責任で気をつけるべきなので、自分で持ち歩くか、ロッカーを利用するかしたほうがいいだろう。万が一なくなってトラブルになったら、宿にも迷惑かかるので。

写真

スタッフのめぐさん。
ゲストハウスでは、オーナーやスタッフの方が、ホスト役として宿泊客を温かくもてなしてくれるところが多く、一人旅行でも地元の話をいろいろ聞けるのも楽しみのひとつ。

自分もここで、日本酒飲みながら宿主たくわんさんからいろいろお話聞けた。ゲストハウス作るにあたっての建物探しのことや鶴岡八幡宮で開催された流鏑馬の話などなど。

写真

さらに翌朝、外国人男性のゲストと女子大生のゲストが早起きして坐禅に行くというので、「私も!」と一緒に連れて行ってもらった。

場所は北鎌倉の円覚寺。
生まれて初めての坐禅は、20分×2セット+読経で1時間弱。

高らかにさえずるたくさんの野鳥の鳴き声が響き渡り、格子から差し込む朝の日の光が幻想的ともいえるような雰囲気を漂わせる仏殿の中。

精神統一どころか、雑念と睡魔との闘いみたいな時間だったけど、ひとりで飛び込み参加なんて絶対に無理なので、本当に貴重な機会だった。

連れて行ってもらえて大感謝!


鎌倉ゲストハウス
古民家を改装した囲炉裏のある旅人の宿。レンタサイクル、駐車場、自炊可能、インターネット無料
一泊:3,000円(素泊まり/男女別和室ドミトリー)

久しぶりに訪れた鎌倉は魅力的だった。自分が年をとったのもあるかも。今度はこの宿に連泊して、鎌倉・湘南エリアを、時間かけてゆっくり回ってみたいと思う。

ホテルの記事一覧