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新感覚の走り心地にはまる!電動バイク「PCX ELECTRIC」引き渡し日

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1000人以上の応募者の中からラッキーにも(おそらく女性応募者が少なかった)当選して2か月乗車できることになったHONDAの電動バイク「PCX ELECTRIC」。一週間前の3月1日に引き渡され、早速乗りまくっている。ついでに言うと・・・

完全にはまった!

あまりの乗り心地・走り心地の良さに。

航続距離41キロだけ、バッテリー充電に何時間もかかる。目的地が片道20キロ近いと地図睨みながら必死に考える。そんなハードルがあるにもかかわらずだ。ここ一週間の私のTwitterを見ている人は、「もう電動バイクはいいよ」と心の中で思っているかもしれない。ごめんなさい。

●PCX ELECTRIC関連のTwitter投稿

とりあえず、初日の引き渡しとファーストインプレッションを動画交えて紹介したい。

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前夜からワクワクが止まらず、去年買ったアクションカメラ「GoPRO HERO7」チェストベルト装着など試す小学生のような自分。

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そして当日。
引き渡し場所はシェアハウスから少し離れたホンダドリーム板橋。来てびっくり。前の道は国道17号つまり五街道のひとつ中山道、車通りも多く大型トラックも多い。不慣れな電動バイクでいきなりこの道、大丈夫だろうか。最高速度60キロと書いてあったけど、流れにちゃんと乗れるだろうか自分・・・。

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そして引き渡し説明。

モニター条件は2か月間電動バイク「PCX ELECTRIC」に乗り、期間中10回以上の投稿をSNSに行うこと。あと最後にアンケートに答えること。

投稿内容には一切の条件がなく、「こんなことを是非投稿してくださいね」的なことも言われなかった。「交通法規を守る」「他の人に貸してはいけない」といった当然守るべきこと以外の利用条件もなく、むしろこちらのほうが心配になってしまうほどだ。

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鍵はスマートキー。
一応差し込みタイプの鍵も渡されたが、それはリアボックスの開閉に使うだけ。

保険はもちろん、ロードサービスもついてる。
しかも距離・回数は無制限。万が一「ガス欠」ならぬ「電欠」になった場合は、電話をすればフル充電済のバッテリーを持ってきてくれるか、あるいは自宅までバイクを運んでくれるという。そのバックアップがあるのは非常に心強い。

そしていよいよ、2か月間だけうちの子になる電動PCXとの対面。

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かっけー!!!

写真では穴が開くほど見ていたけど、もちろん実物は初めて。
流線型のボディ、青いライン、後方に向かって切れ上がったようなデザイン、大型の水鳥のような印象。

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シート下にヘルメットや荷物を入れることができないので、最初からホンダ純正のリアボックスが取り付けられていた。簡単に取り外して荷物ごと屋内に運び込むこともできるもの。

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早速のツーショット。
両手でバイクを触りながら、ちょっと落ち着かない表情なのは緊張ゆえ。

本当に乗りこなせるんだろうか。
というか、このガレージを出て公道にでて、中山道を走れるんだろうか・・・どきどき。

そのまま操作説明を受けた。
一部を動画にしてアップしているので、興味ある方は是非見てみてほしい。

▼HONDAの電動バイク「PCX ELECTRIC」盗難防止(48秒)

▼HONDAの電動バイク「PCX ELECTRIC」モーター起動(2分9秒)

ガレージの中で乗車して、アクセルとブレーキの練習だけすることに。

普通のバイクであれば、エンジン始動すればその瞬間からエンジン音が聞こえて「走る準備ができた」ことが自分にも周囲にも伝わる。しかし電動バイクはそれがない。モニター内の「READY」と文字が赤く点灯するだけだ

試しにそっとアクセルを手前に回してみる。
と・・・

ツツーッ!

音もなく、
どころか何の抵抗感もなく前に進みだしてしまった。

慌ててブレーキ。

・・・と思ったら、ブレーキレバーが思ったより遠く、指を伸ばしたらなんと一緒にスロットルも回ってしまい「ギャッ!」と。何だこの教習所1日目のド素人みたいな展開は(赤面)。

「・・・壁のほう向いてやりましょうか」
「はい、このまま公道に飛び出すとやばいです」

そして向きを変えてもらい、壁に向かってブレーキの練習をすることに。

スタートが驚くほどスムーズ。
エンジン車だとスクーターでもやはり走り出しは多少「よっこいしょ」と腰を上げるような抵抗感というか力が入った感があったりするが、それが全くなく静かにシームレスに前に進む。

エンジン音がないから余計そんな感覚になるのかもしれない。

そしてこれはPCXの特性なのだろうけど、非常に安定感がある。自分が普段乗っているクロスカブと比べれば幅もあり大柄だが、ガレージの中での超低速走行で全くふらつかない。これなら大丈夫かな、中山道も。

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そしていよいよ初走行。
覗き込むとバッテリーは1%減って99%になっていた。

▼HONDAの電動バイク「PCX ELECTRIC」初走行(2分20秒)

心の準備ができていない自分。
「READY」ランプが点灯し、スタッフの方が公道で誘導をしてくれてもまだ緊張し声が上ずっている様子が映像でわかる。

それでも公道に飛び出せばもう車上の人、当然だが緊張もオロオロもしていられない。

  • とにかく静か!静かというか音がない!
  • いや違う、音がないわけではなく、クイーンというどこか近未来の乗り物的なモーター音がする
  • どこかで聞いたことある音だと思っていたが、後でSNSでコメントもらいわかった
  • リニアモーターカーや、新しい地下鉄・モノレールなどの音だ
  • 加速がいい/あっという間に40キロまで加速してしまう
  • その後60キロまでの加速も抵抗感じず極めてスムーズ(このあたりは普段乗っているのがクロスカブだからという背景も大)
  • 実際以上に加速よく感じられるのは、加速してる最中の抵抗感がないせいもありそう
  • エンジンブレーキが効かないことによる違和感は、心配していたほどではなかった
  • カーブも非常にまがりやすい(これはきっとPCXの特性)
  • ウインカーも音がないので、一日目は何度かOFFにし忘れて走ってしまった
  • 音がない=走っていない 感覚があり、慣れるまでかなり不思議な感じ
  • 音がない=走らせていない 感覚もあり、やはり慣れるまでちょっと違和感
  • エンジン音と加速時の抵抗感がないことで速度の感覚が少し狂った(自分が思っている以上に速度がでてしまう)

普段自分が乗っているクロスカブとは「ギアチェンジ操作の有無」はじめいろいろ違うが、そちらは割とすぐ慣れた。最初だけブレーキかけようとして右足に力が入ってしまったり、発進直後の加速時につい左足で幻のシフトペダルを押してしまうということもあったけど、10分も走ったらスクーター感覚になった。

そして一番の感想はこれだ。

気持ちよすぎる!!!

走っているだけで気持ちいい。
自分のクロスカブでもそれは常に感じているのだが、その気持ちよさの次元がちょっと違う。

ないのはエンジン音だけではない。

エンジンからくる振動もない。

静音で振動もなし。
中山道をそして笹目通りを、まるで滑るように走る。

ちょっとした

「浮遊感」

すら感じた。

▼HONDAの電動バイク「PCX ELECTRIC」走行音(1分33秒)

これは1日目と2日目の走行動画をちょっとずつ切り出してまとめたもの。
音声ONにしてみると、モーター音が聞こえるはず。

時速40キロ以上で走っているので、どうしても風切音が入ってしまうが、それを除外すればかなり静音なことがわかるだろう。途中何回か「ズズッ」という音が混じるが、それは花粉症の操縦者が発している音だ。

まさかバイク動画を編集していて、自分の鼻すする音が雑音として気になる日がくるとは思わなかった。

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ホンダドリーム板橋を出た後、すぐ近くに仕事で来ている知人にPCX ELECTRICを見せに某所へ。
ついでに二輪安全講習も受けさせてもらった。

普段白くて大きなバイクでお仕事している人も電動バイクに興味津々。

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「マフラーの不正改造はできないんだな」と別の方。
そうなんです、そもそも電動バイクにはマフラーが付いていない!!!

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さらに帰途の笹目通り途中にある2りんかん和光店にも立ち寄った。
ここは、年末にクロスカブのオイル交換をした際に知り合ってFacebookでもつながっている方がいて「帰途待ってますよ」とのことだったので。

ここで非常に面白い方を紹介してもらった。

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和光店の店舗ブログを担当している方だ。
本物だ~!と言いながら、手際よく写真を撮り、「移動してもいいですか?」と白い壁の前にバイクを移動させるとそこでもいろいろな角度からPCX ELECTRICを激写。

そして翌々日にアップされがブログ記事がこれだ。

●2りんかんブログ:100%電気!PCXエレクトリック来店! 見れるのは2カ月限定???【和光】

PCX ELECTRICに興味ある方ならこの記事必読。

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自分はバイク車体知識限りなくゼロなので、PCX ELECTRICを見ても「ほー、マフラーがないんだ」「シート下バッテリーだ!」程度の驚きしかないんだけど、リアまわりの様々なチェックポイントを細かく解説してくれている。

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これ読んで初めて、電動バイクのどこが「違うのか」やっと理解した。

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あまりに気持ちよく、まっすぐ帰るのがもったいなくなって光が丘周辺をしばし走り回り、帰宅した時のバッテリー残量は42%。走行距離27キロということは、27÷0.58=46.55、100%で46キロ走れる計算になる。実際のバッテリー消費については、この後きちんとメモしながら計算していこうと思う。

とりいそぎ、PCX ELECTRIC引き渡し日のこととファーストインプレッションをメモ代わりに。

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