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MONO-PORTALネット動画講座入門編で紹介した動画いろいろ

写真大阪20日(土)東京21日(日)と、2日間連続で、ネット動画講座入門編を開催しました。

参加してくださった方、ご協力いただいた方、本当にありがとうございました。

初日の大阪では、私のパソコンの不具合と事前チェックミスが原因で、ご紹介したかった動画をみせられなかったり、Windowsムービーメーカーでの編集作業紹介がものすごく雑なものになってしまったりと、反省しきり。せっかく来てくれたのにゴメンナサイ。

その代わり、紹介しもれたことを、
ブログで簡単にまとめていきたいと思います。


いろんな人の動画レビューを見てみよう!

ネット動画に限らない話ですが、進化・成長してゆくためには、自分のだけでなく、友達のだけでもなく、いろいろな人のブログ記事やネット動画を見て、感性もこだわる点もスキルも経験も環境も違う人達から自分にはないものを吸収してゆく必要があります。

ってことで、今回の講座では、
間でちょこちょこいろんなレビュー動画を再生してみました。
(まったく知らない人のを勝手に使っちゃうのもあれなので、自分の知ってる人の動画中心です)


▼SONY bloggie(ブロギー)MHS-PM5K(2分58秒)

ご存知、ガジェット系を得意とするレビュー動画ブロガーの第一人者、ジェットダイスケ氏の動画。

開梱直後のファーストインプレッションをたっぷり映像に盛り込んでいる点、視聴者とがっちり視線合わせてのパンチ力&説得力あるトーク、余分なところをざくざく切り落として冗長さを排除した「ジェットカット」編集。まるで自分自身が360度レンズを使ってみたかのような疑似体験ができる臨場感。ぐいぐい引き込まれて3分弱食い入って見続けてしまう展開そしてリズム感。やっぱりすごい。

一番最初にこれを流したので、参加者にとってもかなり強烈に響いたようです。


▼魚のさばき方(アジ編)(4分12秒)

動画単体で完成形というものもあるでしょうが、多くの人はレビュー動画という場合、「レビュー記事」というものがあり、そこに盛り込むコンテンツのひとつとして動画を利用しています。

「テキスト」「写真」そして「動画」、それぞれの特性を活かして、どの部分を文章で表し、何を動画で描写するかを考えることになりますが、動画が得意な分野としてあげられるのが、「手順」「使い方」などのところ。

このアジのさばき方も、これを写真だけで表そうとすると、どのあたりから包丁を入れるのか、どう手で持ち上げるのかなど、かなりの数の写真が必要になります。テキストだけでとなると、読むのが面倒なほどに細かく書く必要がでてくるでしょう。

動画ならシームレスな一連の動きで一発理解できますし、シミュレーションにもなります。

あと「どこに三脚たてるか」も結構重要です。
単にカメラを立てやすい場所というのではなく、一連の作業を一度頭で思い描いて、どのアングルから撮ったらもっとも理解しやすいかということを考える必要があります。


▼尺・小鼻専用洗顔ブラシ【モンちゃんとゴル男くんの動画ショッピング】(2分8秒)

これはユーザのレビュー動画ではなく、ショップ側で作ったものです。
登場する「モンちゃんとゴル男くん」は、モンゴル土産のお人形かなにかでしょうか。

キャラが登場すると、無機質になりがちな動画が賑わいますし、印象も強くなります。
そして前半部分はこれ、全部写真なんですよね。
写真をうまくつかうと、こんな面白い動画作品ができます。ナレーション難しいという方は、ちとぎこちないですが、テキストを読み上げてくれるソフトもいろいろでています。

後半では実写の使い方解説が。
この盛り込み方も上手で、私はかなりこの小鼻専用洗顔ブラシ欲しくなってます。


▼豪快!マグロでバーベキュー(1分6秒)

これは私が昨年夏に撮影&アップした動画です。
自分の顔をだしにくい日本人気質で、レビュー動画も客観的な描写になりがちなのですが、こうしてバーベキューを大勢で囲みながらわいわい食べているシーンを撮影し、「声」を拾いながらの編集をしてゆくと、主観的な部分、感想や評価なども動画で伝えられます。とても「生々しく」。

この時は、友達2家族と一緒のバーベキューだったんですが、「声だけならOK」ということで許可もらいました。


▼コンパクトで360度回転できるベッドライト(39秒)

動画じゃないとなかなかうまく伝えられないのは、こうしたところかもしれません。
製品そのものの紹介や感想は文章と写真で行い、「360度自由自在に動く」という点のみを動画で描写という役割分担はありでしょう。

ただ同時に「部分」だと、39秒でも冗長な感じになってしまうこともあります。
その場合には、ベッドに寝転んだ姿勢でも撮ってみて、それを合体させてみるなんてのもありかもしれません。


▼ハサミがブーム(1分24秒)

子どもがちょきちょき、紙専用はさみを持ちながらいつまでも真剣に紙を切ってる様子を撮影。特に編集などもしていませんが、それでもレビュー記事の中の意味あるコンテンツのひとつになります。

こちらも単調になりがちなのを防ぐためには、手元だけをアップで撮影した動画や、床に次々落ちてくる紙を撮影したものなどを組み合わせてみたり、もしくは、はさみをいろいろな角度から撮った写真を、間にちょこちょこ挿入してみてもいいかもしれません。


▼ゴリラポッド(1分23秒)

これは、「レビュー動画撮るならミニ三脚は必須」という話も兼ねて紹介したものです。

商品の基本部分、床置きだけでなく、手すり(横・縦)にも取り付けられますよという説明、そして本棚の本の上などがたがたしたとこも大丈夫という紹介、最後の、棒にぶらさがってるシーンと、手に巻きつけているシーンは、「ペットみたいでちょっとかわいいゴリラポッド」を表現してみたという流れです。

編集の時にあまりにも素材がありすぎると、何をどう使ったらいいか迷って、編集作業自体が憂鬱になっちゃいます。「撮りすぎない」「編集の時は素材を並べるだけ/余分なとこをカットするだけ」というくらいにしといたほうが、絶対楽です。


▼缶ビールを自宅でおいしく注ぐ方法(笠井さん編)(1分24秒)

動画コンテストや、こうした勉強会で面白いのは、全員で一緒に撮影することで、同じ素材でも人によっていろいろな形の動画ができるんだということを理解できる点かなと思います。なかには、動画に詳細な手順テキストを載せた人もいます。動画撮影初めてという人は、右手にもった缶と左手にもったグラスのどっちを撮ればいいか途中で戸惑って、カメラがぐらぐら動いてしまった人もいました。

私は一番すみっこの撮りにくいポジションだったので、主役の笠井さんではなく、奥でそれを見つめているサントリーの人の表情を背景に撮ってみることにしたのですが、ズームしていることもあり、手ブレがちょい気持ち悪いことになってしまっていますね。


▼マキシム・カフェメニューでほっこり♪(30秒)

現在実施中の動画コンテスト応募作品です。
オープニング部分、そしてBGMが途中でがらり変わるところ。ジャスト30秒できりっとまとめてあって面白いです。

写真だけでも結構いろんなパターンの動画を作れるんだなとひとつ勉強になりました。


▼海からのチェックイン:長崎ハウステンボス「ホテルヨーロッパ」(37秒)

同じく旅行写真を並べて作った動画作品。
ご自身の旅行のいい思い出作品にもなりそうですよね。

写真をムービー風にするソフトとしては、「LiFE* with PhotCinema3」なんてのもあります。自分も前のバージョンのを使ってますが、なかなか素敵です。


▼レッツノート防滴実験(2分26秒)

ブロガーイベントで撮影することもあるんですが、
一発勝負なんで、相手の動きとか予測できなくて、結構失敗しちゃうことも。
でもあとで記事を書くときに話の内容をもう一度聞き直すこともできて便利です。


▼Nikonのメディア ポート「UP」(3分3秒)

なかなかそういう貴重な人が身近にいることは少ないのですが、
顔だしで動画撮らせてくれる人がいたら、その人のすぐそばの席をゲットしちゃうのも重要。

ここに登場してくれたのはyasuyukiさんですが、アップの時の目とか笑い顔とか、格好いいですよねえ。ちょっとした仕草もサマになってるし。男性にいう言葉じゃないけど、ハイビジョン映像に耐えられる素晴らしいモデルでした。


他にもいろいろあるんですが、
それはまたの機会ということで。

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