札幌ビアガーデン「大通納涼ガーデン」(4)北海道大学 緑のビアガーデン
大通納涼ガーデン(1)赤れんがテラス&ビアガーデン
大通納涼ガーデン(2)アサヒ スーパードライ ビアパーク
大通納涼ガーデン(3)サントリー ザ・プレミアム・モルツガーデン
大通納涼ガーデン(4)北海道大学 緑のビアガーデン
大通納涼ガーデン(5)札幌ドイツ村/世界のビール広場
大通納涼ガーデン(6)THEサッポロビヤガーデン
大通納涼ガーデン(7)KIRIN一番スクエア
もはやひとつの街みたいだ。
構内巡回バスも走っていた。
小さな子供達が、水辺で元気に遊んでいたり・・・
芝生に座ったり、ごろんと横たわったりして涼んでいる学生さんがいたり・・・
“青年よ大志を抱け”クラーク博士がいたり。
「そういえば、前にトリビアの泉でやっていたんだけど、クラーク博士は・・・・・・」
サギで訴えられたことがある
へぇ!へぇ!へぇ!初めて知った!!!
そういえば、こんな立て看板が並ぶ一角も。
新歓時期でもないのに、一年中置いてあるのかな?とか思ったら、映画撮影用だった。
で、肝心のビアガーデンはどこだ!!??
先に行って席取っておくよ、なんていいながら、構内で迷走していたのでは仕方がない。
女子学生さんなどに聞きながら歩いていくと、正門近くにそれらしき場所発見。しかし・・・
なんか、かなり規模小さくないか???
本当にあれ?
近づいてみると、テーブルと椅子がそれっぽく、サッポロビールの立て看板も見えてきた。
ふむふむ、確かにこれは、すぐ満席になっちゃうという事前情報は正しかった。
「きゃら亭」という、北海道大学百年記念会館の一階にあるレストランの外側テラス席にL字型にテーブルと椅子が並んでいた。20テーブルもないくらいの規模だ。
名前は「緑のビアガーデン」。
北海道大学の構内は、たくさんの木が植えられていて、芝生の広場や池、人工の川などながれていて、まるで大きな公園のようでもある。
自分達が押さえたテーブルの正面もこんな感じ。
気温はかなりあがっていた日だが、木々の間を吹き抜ける風はちょっと涼しく、実際かなり心地よい場所だった。
5時頃に席押さえ組の自分としんさんが到着した時にはまだ2組くらいしかいなかったが、次第に人が集まってくる。開店の5時半には、外のテラス席は大部分埋まっていたと思う。
そして開店。
レストラン内で、食べ物や飲み物を買って持ってくる方式。
チケットもある。
今回は、メンバーの一人が事前チケットを購入してくれたおかげでちょっと割引になった。
料理メニューはこんな感じに、フタ付のプラスチック容器に入っていて、ほとんどが500円。
「いくつかまとめてでもいいですか?」
「はい」
「お客さん、一個ずつ払ってください」
「え、さっきまとめてでもいいって・・・」
「それだとわからなくなりますので」
「商品、一個ずつチケットと交換よ。そうしないとわからなくなるでしょ(別のスタッフに注意)」
なんか、会計方式をめぐって、中が混沌としていた。
最終的には、全部まとめて、別の場所で一括会計になったみたいなんだけど、「なんであんなに混沌としてたんだ?」と不思議に思っていたら、実はこの日が初日だったとのこと。
ふむふむ、それなら納得。
バイトの初々しさ見学も、ビアガーデン開店初期の楽しみのひとつだ。
料理見本も入り口あたりにあった。
学食を思い出して、ちょっと懐かしくなる。
ビールはサッポロ。
この日最初の「かんぱーい!」
北大ビアガーデンは、メニューがなかなか凝っていて面白かった。
これは確か、
北海道大学伝承「幻の味」永遠の幸プレスハム北大農場ブルーベリー添え(500円)
というやつ。
枝豆やポテトはそれぞれ250円。
塩焼きそばには、北大農場でとれたブロッコリーが使われているとのこと。
テラス席はすぐ満席になってしまったが、中にもテーブルがあり、そこでも飲める。
さらに、池のすぐそばに、緑のエプロンしたスタッフの方とお客さんが、緑のシートを敷いていた。
何組かは、この「特設シート」でビアガーデンを楽しんでいた。
飲み物や食べ物のオーダーも一段落して、先ほどはちょっとカオスだった室内も落ち着いた感じになった頃、緑のエプロンしたとっても「マスター風」の男性がひとり巡回してきた。
「いかがでしょうか?」
「食べ物どれもおいしくて、楽しませてもらってます」
とっても愛想のいいその人は、今日が初日なこと、国立大学でビアガーデンをやっているのは非常に珍しいこと、昨年から始まったばかりでとても好評なこと、自分も東京からヘルプでやってきていることなど、いろいろ語ってくれた。
静かな落ち着いた場所なので、大通公園の喧騒がちょっと・・・という人にも人気なんだとか。
確かに、東京でも、学士会館でビアガーデンというのはあるけど、大学では聞かないよなあ。
「今日はピッチを落としてゆっくり飲むぞ」と決めていたのに、あっという間に2杯目突入。
北海道組は、女性の飲みっぷりがすごい。。。
これは「シシャモと秋刀魚の燻製(500円)」。
秋刀魚のほうを食べたが、おいしかった!!!
以前、白州蒸留所で食べた魚の燻製を思い出した。
そういえば途中で、大学の広報活動か、あるいは新聞社なのかちょっとわからないが、カメラマンが、腕に腕章はめた大学関係者数名と一緒にやってきて、写真を撮っていた。初日風景ということで、どこかに載せるのかもしれない。
2杯飲みきったところで、大学を後にした。
スタッフの女性で、なかなか可愛い子がいたのでなんとなく記念撮影。
次に向かうは、大通公園!