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秩父で雪かき体験




<注>秩父市での雪かきボランティア募集は3月1日に終了となりました

西武秩父線に乗ったらそこは雪国だった。
関東甲信越を襲った大雪から10日。上尾に住んでいた時によくボラバス参加させてもらったボランティアチームReVAメンバーが次々秩父入りして雪かきしているのをFacebookやブログで知り、一日ぽっかり時間があいた今日、私も飛び込み参加させてもらった。




西武秩父線は特別ダイヤ。
秩父鉄道もやっと全面開通になったばかり。




西武秩父駅前はもちろんすでに完全除雪されているが、まだかなりの雪の山が残っていた。




秩父市災害ボランティアセンターが設置されている秩父市社協は、西武秩父駅や御花畑駅から歩いて5分くらい。




まずは受付。
私は今年度まだ一度もボランティア活動に参加しておらず、ボランティア保険も入っていなかったので、ここで一緒に加入。保険料は秩父市社協がもってくれる。

上尾のReVAメンバーがもうひとり来ていると聞いていたんだけど、早くもここで会えてしまった。全くそんな年に見えない方なんだけど、70代男性。




ボランティアの受付は9時から。
9時ちょっとすぎからマッチングが始まった。この日の活動場所は山奥で民家が孤立してしまっている浦山地区と、社協から歩いていけるエリア。浦山はかなり過酷な活動になるということで、女性の自分は街中エリアになった。




社協サイトにはスコップ持参とあったけど、近隣自治体の社協などからもスコップたくさん提供されており、今はそれが使える。初参加の人は何人かスコップもってきていたが、リピーターの人たちはここのをつかわせてもらっていた。

私もReVAメンバーが上尾からもたくさんスコップ持ち込んだのを知っていて「持っていかなくてOK」と聞いていたので手ぶら参加させてもらった。




午前中のミッションは細い私道。
真ん中に道ができているように見えるが、単に雪の上が踏み固められただけで、凍っており危険。

高齢世帯も多いところだそうで、車が通る道などはもう除雪されているんだけど、後回しになっていたこの道はもう硬くなってしまっていた。

雪の捨て場もないので、この雪を片側ほってもう片側に積み、安全に通れるようにするのが今回のミッションだ。




深さは腰くらい。
7〜80cmといったところか。

ただ掘ってみると、表面だけ固まっているけど中はかなりふかふか。さほど力もいらなかった。




大勢で作業すると早いもので、あっという間に道が開通した。ずっと恐縮しながらあれこれきをつかってくれていた依頼者の年配女性にもとても喜んでもらえ、通りかかった人たちにも「郵便局が近くなった」「ゴミ出しができる」「回覧板届けるのも大変だった」と喜びとねぎらいの言葉たくさんもらい、モチベーションUP。

もちろん地元の人たちは、大雪の日から除雪活動をずっとやり続けている。今日も日差しが強かったので、至る所で雪かきが行われていた。




場所を変えてさらに先に。




やっとのことで雪かきが終わったと思ったら、そこに同じ厚さの屋根の雪がどさっと落ちてまた埋まってしまった道もあるらしい。




まったく人が入っていない道は雪も柔らかいままで、踏み込むと腰まで埋まってしまうので、何人かは反対側から攻める。



ここも無事開通!
地区自治会の理事もされている依頼者のご夫婦がお茶やお菓子も用意してくれ、作業の後はみなで縁側で大雪の時の話など聞かせてもらった。

午後は半分が浦山地区にまわり、残った女性四人で新たなミッションに。




それは高齢の女性一人暮らしのおうちからの依頼で、駐車場に車一台分のスペースを作るというもの。

息子さんが順番にきて雪かきをずっとしてくれているようなんだけど、ここが残ってしまっていた。




ここも一時間ちょっとで完成!
一人でやったら本当に大変だと思うけど、四人いると早い。

気温もかなりあがっていたので、シャツは背中をだらだら汗が流れて行くのがわかるほどだったけど、腰を痛めることもなく、終わった後はとっても爽快。

このあたりは1.2mの雪が積もったそう。
既に道路はほとんど除雪終わっており、地元の人たちは本当に大変だったろうなあと思う。

私はたった一日だけだけど、雪かき体験できてよかった。

このあと大宮で飲み会。
体動かした後のビールはきっと美味しいぞ〜!






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