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家庭菜園の水まきを自動化してみた

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昨日のブログ記事「きゅうりカービングに挑戦」で、サンルームの目隠しのためきゅうりとゴーヤの苗を植えたと書いたが、それが育つ前のサンルームはどうだったかというと、こんな感じ。

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隣のうちの駐車スペースからも、斜め前のうちの玄関先からも丸見え。
もちろんカーテンをつければいいんだけど、それじゃサンルームの開放感が失われて意味がない。

そこで、庭の片付けと草刈りがある程度一段落したところで、野菜の苗を買ってきてサンルームの前に植えた次第だ。ついでに道路からの目隠しとしてひまわりの種もまいた。

ただご存じの通り、2023年の夏は暑かった。
苗を植えたのは6月下旬だが、既に梅雨時期とは思えない気温で、土もすぐからからになり、きゅうりもトマトもしおれてしまう。

それで朝夕、庭に出て15分くらい水まきをするのが日課になった。

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問題は蚊。
草ぼーぼーな個所もまだ多く、蚊が大繁殖しているので、長袖・長ズボンはもちろん、顔も帽子とメッシュで守らなくてはいけない。庭仕事は、早起きして日差しが厳しくなる前に終えるようにしていたが、7月後半になると7時台でも既に暑かった。

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そこで購入したのがこれ。
たくさん穴があいたホースに自動散水させるためのアイテム一式だ。

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一番重要なものがこれ。
水道に接続して、タイマーで毎日決められた時間になると通水してくれるというものだ。

Amazonで約5,500円。

本当はWi-Fi接続して、スマホアプリで自動化の設定をしたり、あるいは散水開始・終了の指示ができるものにする予定だったが、以下の理由でやめた。

・単純タイマーだけのほうが価格が安い
・Wi-Fi接続タイプだと故障リスクが高くなるかも
・電池のもちも単純タイマーのほうがいい

毎日決まった時間に開始するだけなら、Wi-Fi接続機能はなくてもいいかなとも思った。

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そして、ホースはじめとする散水用品や園芸用品を多数だしているタカギの5メートル散水チューブ。

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そして実際には今は使っていないんだけど、同じタカギのコック付き分岐コネクター。
屋外の水道は蛇口1個だけなので、ホースをいちいち外さないと手を洗えなかったりするのは不便だと思って購入した。

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まずはタイマーなしで散水チューブのテスト。
もともと水まきに使っていたホースの先に散水チューブをとりつけた。

コネクタは買わないとだめかなと思ったら、元々ホースの先につけていたジョイントパーツにかちゃっとはめ込むだけでいけた。タカギ製品ではなかったんだけど、規格が決まっているようだ。

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結果はばっちり。
ホースからは左右にきれいなアーチを描いて水が飛び出した。

ただこんなに広範囲に散水する必要なないので、チューブの向きを斜めにして小さな野菜畑とひまわりを植えたところに水が集中的にいくようにした。

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お次はタイマーの設定だ。
私は

・毎日2回
・7時と18時から(その後夕方は17時に変更)
・通水時間はそれぞれ10分間

に設定した。
設定作業が済んだら、このパネルの上には透明の蓋をかぶせる。

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そして蛇口に設置。
ただこれだと、通水していない時に水がぽたぽたとジョイントの間から漏れてしまったので・・・

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分岐コネクターはいったん取り外した。
斜めになっているのも、この角度だと水漏れがしないからだ。

もう少し工夫すれば、分岐コネクターを挿入しても、またまっすぐにした状態でも水漏れせずに済むかもしれない。時間ある時に再設定してみたい。

結果として

「導入は大成功!」

使い始めて3週間たつが、朝も夕方も、蚊よけのためのレインスーツ上下を来て、長靴はいて庭にでていかなくていいのは本当に楽。汗もかかずに済み、その時間をサンルームでのんびりお茶して過ごせるようになった。

Wi-Fi接続できるものにしておけばよかったかなと思ったことも何度か。
例えば雨が降った後や、雨が降っている最中は散水不要だが、そのためには外に出て行って一度止めなくてはいけないし、その後また自動設定に戻さなくてはいけない。

また暑さが厳しい時にも臨時で水をまきたいなと思うが、そのために35度超えの庭にでていかなくてはいけないのもちょっと面倒だったからだ。

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あと最初の頃、うっかり網戸のままにしてサンルームの中をびしょびしょにしてしまうことが何度かあった。植物の葉がある程度壁になってくれるが、中央部分は通路であけてあったからだ。

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そこで、その部分にだけペットボトルを切り開いたものをかぶせてカバーにした。
それでもやはり網戸だと中に水が入ってしまうので、Alexaで10分前と2分前に「水まきが始まります」というリマインドを入れさせるようにした。

これによって、うっかりサンルームの人工芝生にまで水まきしてしまうことはなくなった。

想定外のメリットもあった。
今までなら二度寝・三度寝で気付けば8時なんてこともあったが、「ガラス戸を閉めないとサンルームがびしょびしょになる」というプレッシャーから、必ず7時前には起きて1階に降りてくるようになった。

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同時期に、NHKのテレビ体操も始めるようになったので、

6:15 起床→1階に降りてくる
6:25 テレビ体操(10分間)
6:35 朝食の準備
6:50 サンルームで朝食
6:59 サンルームのガラス戸を締める
7:10 ガラス戸を開けて風に吹かれながら朝のコーヒータイム

という、非常に健康的かつ爽やかな朝タイムを過ごせるようになった。

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種まきしたひまわりもすくすく育ち、大きな花を咲かせてくれた。

これ、母がリハビリ施設で「わださんはひまわりのような人ですね」と言われたのをとても喜んでいたので、一時帰宅した時に見せてあげようかなと思って蒔いたのだが、残念ながらその機会はなかった。それでも病院に毎週見舞いに行っていた時「こんな大きく育ったよ。一時帰宅の時に咲いているといいね」とスマホで写真を見せながら話ができたので悔いはない。種もとれるので、来年以降も蒔こうと思う。

もう少し涼しくなったら、今後、実家の庭や畑をどうするか計画を立て、場合によっては家庭菜園も本格的に始めようと思うのだが、水まきなしでいいのは本当に便利だったので、次は最初から散水システムありきで進めていきたい。

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