大槌町「おおつちありがとうロックフェスティバル」が熱かった!(1)

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「おおつちありがとうロックフェスティバル」のため、昨日朝から岩手県大槌町入りしています。実は今もまだ、大槌町の無料ボランティア宿泊所「きらりベース」の中だったりします。

「おおつちありがとうロックフェスティバルって何?」という方は、10日程前に関連記事書いたので、よかったら見てみてください。

●6月30日(土)岩手県大槌町で「おおつちありがとうロックフェスティバル」開催

「きらりベースって何?」という方も、二か月くらい前に関連記事書いてるのでそちらをどうぞ。

●大槌町「きらりベース」記事一覧

・・・といことで、前提説明を全部はしょって、いきなりフェスティバルのレポートに入っちゃいます。

●おおつちありがとうロックフェスティバル公式サイト

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会場は三か所。
そのうち、無料ボランティア宿泊所「きらりベース」もある大槌北小グラウンドの「きらり福幸商店街」につくられた「きらり絆ステージ」。

自分は今回もきらりベースに宿泊させてもらうので、チェックイン(?)も兼ねてまずはここに。

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GW以来の「きらり福幸商店街」。
コの字型の二階建てプレハブでできた、いわゆる復興商店街だ。

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ステージ周りには、飲食ブースもいろいろ。
おっとびっくりしたのは、「かしま青年会議所」というのぼりのところ。

「波崎きらっせバーガー」というイワシつみれのハンバーガーが商品らしいんだけど、もしかしなくても、私が10歳まで育った「鹿島市波崎」だ!!!(訂正:波崎は今神栖市でした。みぼ指摘ありがとう~!もともと鹿島郡波崎町というところがあり、そこに住んでいました)

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「私たち、ここから来ました!!」

はるばるやってきたようだ(なぜか福島原発エリアを通ってるけど・・・)
その後お昼にランチ食べながら実行委員の方に聞いた話では、大槌町の子供達が鹿島アントラーズに招待されて鹿島に行き、一緒に練習をさせてもらったりしたということもあったそうなので、いろいろ交流があるのかもしれない。

公式ブログにも載っていた。

●大槌・鹿島こころの絆サッカーツアー(おおつちありがとうロックフェスティバル公式ブログ)

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そして「岩手・大船渡」と書かれた黄色い天幕の下からは、いかのいい~香り!!!

そして設営風景を見ながら、会場内をふらふらしているうちに10時に。

6月30日は、梅雨とは思えないくらいの晴天。
いや晴天通り越して、途中から炎天下といってもいいような天気になってきた。ロックフェスティバル日和だ!

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登場したのは、初々しさいっぱいのかわいいMC。大槌高校の生徒さん達だ。

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順番に台本を読み上げる3人。

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そしてステージ前にも少しずつ観客が集まり始めた。
一番手前の人が来ているTシャツは会場でも販売していたようで、かなりたくさんの方が着ていた。

震災後にTHE STREET BEATSが発表した曲『瓦礫の町で』の一節だ。

●THE STREET BEATS

メインステージで最後から二番目のステージで、聴きに行こうと思っていたのにうっかり忘れてしまった。

最後のステージも含めものすごく盛り上がったそうなので、後でUstreamの録画を見たいと思う。

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で、ロックではないんだけど、ここきらり絆ステージのトップバッターは「臼沢鹿子(しし)踊り」。400年にもわたって大槌町でずっと伝承されてきたかなり勇ましい踊りの伝統芸能だ。

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昨年の三陸海の盆でも一度見ているんだけど、今回はものすごく至近距離で堪能することができた。後ろで踊っているのは小さな子供達。一番小さな子で4歳だというから驚きだ。

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女の子の勇ましい剣舞も。

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後半では、角を木にぶつけこすりつける舞。

昨年5月に、震災後はじめて一日限りの披露会を行った時の様子が遠野まごころネット公式サイトに掲載されているが、それによると・・・

鹿子踊りは、成長した鹿が大きな角を自ら大木にぶつけて根元から折り、新しい角の「再生」を促すといった古来、鹿にまつわる伝承を題材としている。大槌町の集落事に固有の踊りが伝わっており、毎年9月の第3週の週末の「大槌祭り」では各集落が競い合って踊ってきた。

●大槌町「臼澤鹿子(しし)踊り」披露会開催! | 遠野まごころネット

そして、このステージが終わり席に座っていた人達が立ち上がると、何人かの女の子達が活発に動き始めた。

何かな?と思っていたらクッキーを配り始めた。

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超・手作り感たっぷりの愛嬌ある表情のクッキー。
大槌高校の生徒さん達が、感謝の気持ちを込めて来場者の方々へと作ったものだそう。裏には「感謝」と書かれていた。

許可をもらって、配っていた女の子とクッキーを記念撮影。

ありがとう。
まだ始まったばかりなのに、何だかすごくほのぼのした気持ちになってくる。

クッキーをもらった年配女性が「あんた達、大槌高校なの?」と話しかけて「はい」と答えると、「避難所ではありがとうね」と言っていた。

そういえば大槌高校の体育館は、このエリアではかなり規模の大きな避難所になり、その食事作りなどで大活躍したのは高校生たちだったという話を、テレビで見た。

もう元のニュースがないので、転記されたブログ記事のリンクを。

●炊き出し、交通整理… 生徒の活躍で助け合いの輪が広がる 岩手・大槌高の避難所(Today we have a good news!!!)

・・・まもなくして、被災した町民らが命からがら学校へ逃げてきた。少しでも寒さをしのいでもらおうと考えた生徒らは、教員に指示されることなく、取り外した教室のカーテンを掛け布団代わりにし、被災者を受け入れるために校舎のかたづけを始めた。伊藤晃教諭(39)は「教員と生徒の上下の関係を離れ、困難を乗り越えようとする仲間になった」と語る。

「その経験があの子供たちを急速に大人にしたんだよ」と、お昼食べていた時に店内にいた実行委員の男性の方が話してくれたけど、本当にそうだなあと。

すごくつらい思いをした分、この後たくさん幸せになってほしいなと思う。

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そういえば、ここフェスティバル会場でも、スタッフ&ボランティアの方々がとっても頑張っていた。

ビニール傘で何を作っているのかと思ったら、交通誘導の看板。

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炎天下、各会場周辺でたくさんのボランティアの方が交通誘導をしていた。ブルーのビブス着用した神奈川ボラの方々。暑い中本当に本当にお疲れ様でした!

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そしてきらり絆ステージの二番目の出演者は、「Greenhorn Of Liar」。大槌高校の学生バンドだ。

同級生たちだろうか。
ステージ前にもたくさんの若い子が集まって、さながら学園祭のような雰囲気に。

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若いっていいな!

そして、商店街で一日レンタサイクルを借りて、メイン会場の「マストステージ」に向かった。

> 続く

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