災害復興ボランティア参加準備(3)災害ボランティア情報サイト

もどかしさ抱えて集中力欠如状態だった自分を救ってくれた・・・というと大袈裟かもしれないけど、ふわふわした気持ちを地面につけ、「やれることをやろう」と前向きな意欲を与えてくれたのは、災害ボランティア情報まとめサイトだった。

●東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 「災害ボランティア情報」まとめサイト

このサイトは東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に関連する災害ボランティア情報を掲載しています。ボランティアをしたいという方と募集している被災地を結びつけることを目的としています。 ボランティアはマスメディアで紹介されている被害の大きな地域だけでなく地元で出来ることもあります。そのためサイトでは 地元で出来るボランティアの情報も掲載しています。 マスメディアで注目される被災地にボランティアが殺到するのを避け、自分の出来る範囲で貢献していただけると幸いです。

各都道府県の災害ボランティア募集情報を集め、掲載しているサイトだ。

ガ島通信の藤代氏を中心に、有志・学生が震災からわずか4日で立ち上げたWikiサイト。3連休中に浦安や旭に詰めかけた数千人のボランティアの中には、このサイトで情報をチェックして来たという人も結構いただろう。

Facebook内で藤代氏が超急ピッチでの立ち上げに向けて動かれている様子を見て、また「ないなら、作ればいい」-災害ボランティア情報まとめサイト・プロジェクトルポの記事を読み、この行動力・スピード感はすごい!と驚いた。

そっか、自分も動き始めればいいだけじゃん!

もやった気持ちがすっきり晴れた瞬間だった気がする。
おそらく自分だけじゃないはずだ、あの動きにインスパイアされたのは。

そんな背景があったので、学生のWiki入力ボランティアを募集していると知り、

@fujisiro Wiki入力・修正等ボランティアはまだ募集していますでしょうか。自宅ワーカーで1日3時間以上/最低一か月はコンスタントに作業できます。専門性ありませんが、入力・編集等の作業はご迷惑かけずできると思います。less than a minute ago via TweetDeck

(全然学生じゃないのに)Twitterで手をあげてみて、連休前にちょっとだけだけど、情報入力などのお手伝いをさせてもらった。

●東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 「災害ボランティア情報」まとめサイト

その作業過程で、数多くのボランティア募集・事前登録をしている自治体や民間団体のサイトを見ることができた。東北で市内在住者を対象としたものが多いのだが(宿泊地を用意できないため)、大きな被害をだした千葉・茨城での募集も多い(ちなみに私の出身は千葉県の香取市で、震災から二週間になる今でも、まだ実家は断水中/屋根瓦も落下で被害大)。

ボランティア募集ページを見ていて思ったことがひとつある。

「これでは担当者はパンクしてしまう」

自治体ボランティアセンターや社会福祉協議会の多くの募集ページで、申込方法ははメールもしくは電話になっていて、フォームが用意されているところは少ない。一日数十件の問い合わせや申込み対応でもこの非常事態では大変だと思うのだが、旭・浦安にはなんと1000人以上のボランティアが詰めかけた。実際に行かないけど電話等で問い合わせた人も入れればその数倍の人間の対応が発生したのだろうと思う。

受付リストを作るのだって、電話やメールでの受付では非効率だ。
フォーム用意し、そのまま連絡先などすべてExcelに落としてリスト化できるようにしなければ無理がありすぎる。ボランティアの多くは、学生中心とした若い人なので、携帯にも対応したフォームを用意してあげれば、電話ではなくそれで申込みをするだろう。電話は、ネットが利用できない人のためだけにあればそれでいい。

継続的に募集をしていくのであれば、申込者にID番号を振って登録制にしてしまったほうが管理が楽だが、個人情報取扱の運用マニュアルも必要になる。

こうしたフォームの用意なども、自分らIT系の仕事している人であれば「午前中作業」レベルだけど、普通はきっともう少し重たい仕事なのかもしれない。災害復興ボランティアに参加するのとは別に、何かこのあたりでボランティアとしてお手伝いできたらなとも思った。どういう形でアプローチすればいいのか全然わからないので、これからルートを探っていくしかないんだけど。

話戻って、「災害ボランティア情報」まとめサイト。
24日から「助けあいジャパン」に合流することになった。

今後はWikiではなく、災害ボランティアのデータベース構築を進め、XMLで出力もできるようにしてゆくとのこと。

●「災害ボランティア情報」まとめサイトが「助けあいジャパン」に合流します(ガ島通信)

3月15日に有志で立ち上げた東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 「災害ボランティア情報」まとめサイト(参考記事)ですが、24日から「助けあいジャパン」に合流し、これまでのデータの移行作業を行います。
データは、まずボランティア情報からで、XML形式で出力(http://tasukeai.heroku.com/all.xml)していますので自由に活用いただけます。

災害ボランティアや物資援助の情報がAPI化したら、どういうサイトで活用されるんだろう。

  • ポータル/新聞社サイト
  • 大学サイト
  • 地域情報サイト
  • 各自治体・社会福祉協議会サイト
  • NPOサイト
  • 個人のブログ
  • 地域に絡んだECサイト

地域別にボランティア情報を取得できれば、例えば旅行会社や宿泊業界、鉄道・高速バス会社などで、ボランティア募集情報を絡めたパッケージ商品をだしてくる可能性もある。エンターテイメント系のサイトでも「週末ボランティアしない?」と、週の後半になると、まだ空きがあるボランティア募集情報を掲載したりするかもしれない。

そのデータを使って、ボランティア同士の情報交換のサイトを構築する人や企業もでてくるだろう。「いまここでボランティアなう!」というジオ系もありだ。同じ場にいるボランティア同士が交流しうまく連携してゆくツールも生まれる可能性がある。Facebookとも絡めボランティアの中にいろいろなコミュニティが生まれてくるかもしれないし、夏休みには地図にフラグ立てて「ボランティアスポット制覇」で盛り上がるサイトが登場するかもしれない。

阪神淡路とも、新潟中越とも違った形のボランティア活動が、ソーシャル時代に実現するのかもしれないと思うと、この動きには期待大。災害復興ボランティア活動に参加したいと思っている人間にとっては、非常にわくわくする。

【追記】コメントにも書きましたが、後半の文章表現が不適切で、読んだ方にご不快な思いをさせてしまった可能性があります。申し訳ありません。ボランティアがということではなく、新しくできるマッチングサイトへの期待についてだったのですが、適切な表現ではありませんでした。以後気をつけます。そしてコメントでのご指摘、本当にありがとうございます。

自分自身も、そんなユーザのひとりとして、あと可能だったらまた入力ボランティアとして、藤代氏が新たに立ち上げるデータベースに期待をし、また応援していきたいと思う。

ボランティアへGO!の記事一覧