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災害復興ボランティア参加準備(2)体験レポを読む

写真自分もボランティアしたい!と思った時、
まず最初に自問するのはこの点だ。

「自分に何ができるんだろう?」
「どんなボランティア活動があるんだろう?」
「ボランティア活動の現場ってどんな感じなんだろう?」

自分に何ができるかもわからず現地に行ってしまうと、指示待ち体制のまま双方にとってストレスのある状態になったり、振り分けられた仕事に「イメージしていた作業内容と違う!」と反発する、困った自己中ボランティアになりがち。

なので事前に、過去の阪神淡路大震災や、新潟中越地震の際にボランティアとして参加した人達のレポートや活動記録を見て、イメージトレーニングしておくといいそうだ。

どういった流れで現地での支援活動の共同作業の輪の中に入っていくのか、何を持参すればいいのか、課題、大変なこと・嬉しかったこと、想像と違った点、必要な心構えなど、参考になる情報がたくさんあり、シミュレーションにもなる。

いくつか自分が参考にしたサイトを紹介しよう。

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▼中越復興市民会議

2004年の新潟中越地震を機に設立された、復興に携わる市民団体やNPOなどのネットワーク的存在で、2004年から2008年にかけての日々の活動が詳細に記録されている。特に2004年10月からの「がんばろう新潟!かわらばん」バックナンバーでは、人や団体に焦点絞ってのインタビュー特集や、各ボランティアセンターでどういった活動が行われ、何が課題にあがっているのかなど書かれていて、参考になる。ボランティアのための豆知識もたくさん。

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▼ボラナビ「災害ボランティアレポート」

北海道のボランティア情報サイトで、2人の体験談が掲載されている。ひとりは能登半島、もう一人は新潟県中越地震の際にボランティア活動をした人。ボランティアセンターでの受付から役割分担、オリエンテーションなど、フローも細かく書かれている。1日目から11日目までどういった作業を担当したかも書かれていて、大きな震災に二度ボランティア参加した人ならではの「災害ボランティア活動の注意点」も必読だ。

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▼新潟県中越地震総合情報BLOG

NPO法人ながおか生活情報交流ねっとの運営で、新潟中越地震の際の、長岡市・山古志村での活動レポートや、ボランティアセンターの様子などが書かれている。手書きの看板がたくさん掲げられたボランティアセンターの写真や、たくさんのテントが立ち並ぶ風景、バイクボランティア団体の活動内容など書かれている。

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▼私のボランティア元年 ~阪神淡路大震災から15年~(NHKボランティアネット)

NHKボランティアネットが、阪神・淡路大震災から15年の2010年に募集して制作した手記を集めたもの。被災しその後ボランティアとして被災者のサポートに関わった人の思い出が綴られている。

> 続く

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