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低反発マットレス vs 高反発マットレス(5)体験会で低反発・中反発・高反発マットレスを寝比べ

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人生の1/3近い時間を過ごし、心身の健康状態にも大きな影響を与える寝具。
値段や見た目だけで選んでは決していけないものだと思うが、実際に「体験」「寝比べ」して選ぶという機会はなかなかない。

そんな点でも、ショップジャパンが開催したこの体験会は非常に貴重な機会だった。


低反発マットレス?それとも高反発?

購入検討中の人がまず決断しなくてはいけないのはここだろう。
私自身、東京の自室では低反発マットレス、千葉の実家では高反発マットレスと2つを使い分けているが、寝心地はかなり異なる。

実際に体験して寝比べてみるのが一番だが、睡眠スタイル・好み・悩みなどから「どれが合っているか」推察も可能とのこと。

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快眠セラピストの三橋氏が提示してくれたチェックシートがこれ。

ショートスリーパーストレスが多い筋肉質
睡眠中の動きが少ないうつぶせ・横寝が多い暑がり・汗かき
腰が痛い体重は標準~軽い体重は標準~重い
夫婦一緒に寝たい軟らかい寝心地が好き硬い寝心地が好き
低反発中反発高反発


低反発のほうが身体の凹凸に従って沈み込みやすく、高反発のほうがより硬いため沈み込まない。そのため、寝返りの頻度や体重、腰痛の有無なども関係してくるのだ。

実際、数年にわたり両方のマットレスを体験している私も、このチェックシートは納得できるものだ。個人的には2種類のマットレスを利用してこう感じている。

  • 夏は高反発マットレスのほうが快適(沈み込まず涼しい)
  • ふんわり包まれる安心感は低反発
  • 膝など痛い箇所がある時は低反発マットレス(うつぶせ寝でも痛くない)
  • うつぶせ寝・横寝については低反発のほうが楽な気がするがそれほど違い感じない
  • 熟睡度・寝返りのしやすさでもあまり差は感じない

以前も書いたが、低反発・高反発マットレスそれぞれに感じる魅力は下記の通り。

低反発マットレスの魅力

  • 身体にフィットして包まれている安定感
  • 布団と自分の間の隙間が少なく暖かい
  • 膝など痛い箇所があっても寝ていてつらくない

高反発マットレスの魅力

  • 沈み込まない分、夏涼しい
  • 硬めだが弾力あり肩・腰など出っ張っているところも負担なし
  • 寝返りが打ちやすく朝起きた時もすっきり

ま、最終的には「硬いのが好きか柔らかいのが好きか」という好みになるとは思いつつ。


実際に寝比べた感想

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体感値は人によって大きく変わるので、あくまで参考程度で。


高反発マットレス「トゥルースリーパー セロ」

最初に体験したのが高反発マットレスの「トゥルースリーパー セロ」。
この商品は3タイプの中でもかなり異色だ。

まず中身。

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2層構造で全く異なる素材が上下重ねられている。
さらにそれぞれ3つに分かれているため、計6枚のマットから構成されている。

  • 夏は「ナノブリッド」を上にして通気性アップ&涼しさ向上
  • 冬は「ファイバークッション」を上にして暖かさ向上
  • どちらも丸洗いできて衛生的
  • 沈み込みすぎず寝返り打ちやすい
  • 上中下3部位に分かれているので、腰部分がへたったら入れ替え可能

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▲モデル:「熱帯夜に負けない快眠法」運営の森田さん

硬めといっても、横たわった時に背中や肩などを圧迫するような硬さではなく、どちらかというと身体を下からぎゅっと押し上げる感覚。実家で利用している高反発マットレスとは全く異なる寝心地だった。

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腰回り・肩などは適度に沈み込みつつ、身体の軸はまっすぐに保たれるので、寝心地もいい。
そして確かにこれは、夏涼しいマットレスだろうなと思った。

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風呂場でシャワーを使って丸洗いできるというのも、特に大量に汗をかく夏場には嬉しいし、夏と冬で違う面を利用し通気性・温度調整できること、また2種類のマットが3部位に分かれているのは、へたった時の入れ替えだけでなく、引っ越しが多い人には便利だ。実際自分も3つ折りにできる布団タイプを使ってきたが、引っ越しの時には3つのマットレスをカバーから取り出し、それぞれ圧縮袋と掃除機を使って薄っぺらくして段ボールに入れて運んでいた。


中反発マットレス「トゥルースリーパー ネオフィール」

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▲モデル:「熱帯夜に負けない快眠法」運営の森田さん

中反発マットレスは2商品があるが、今回体験したのは「トゥルースリーパー ネオフィール」のほう。

公式サイトに書かれている特徴は下記のとおり。

<新感触で好感触な寝心地> 低反発マットレスのフィット感と、高反発マットレスの弾力性を併せ持った新感覚な寝心地を実現。プルプルとした素材の触感が、疲れたあなたの体を癒してくれます。

<吸放湿性がある素材>
吸放湿性のあるウレタン素材が、汗の湿気を吸収し、時間とともに放出。寝汗によるムレ感やベタつきを軽減し、サラリと快適な寝心地を実現します。

<沈み込みすぎない、適度な弾力>
適度な反発力と弾力性のある中反発素材なので、低反発マットレスと比べて沈みこみ過ぎることがなく、スムーズに寝返りをうつことができます。また、優れた体圧分散性で腰や肩にかかる圧力を体全体へと分散し、負担を軽減します。

残り2つは「今お使いの布団やベッドに敷くだけ」「安心の日本製」という点で、このあたりはトゥルースリーパー低反発・高反発とも共通なので省略する。

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実際に寝てみると、確かに低反発よりは沈み込みが少なく、かといって高反発よりは腰や肩など出っ張っている部分への当たりはない。低反発か高反発かで決めかねている人にとっては程よい反発レンジかもしれない。

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ちなみにこの「トゥルースリーパー ネオフィール」が体験できるホテルがある。
USFオフィシャルホテルの「ホテル ユニバーサル ポート」最上階特別フロアの「Port Deep Ocean Floor」。

●ホテル ユニバーサル ポートの宿泊プランのご案内|【公式】ホテル ユニバーサル ポート ユニバーサル・スタジオ・ジャパンR(USJ)オフィシャルホテル

他にも「トゥルースリーパー 導入ホテル」で検索すると、客室ベッドにトゥルースリーパーを導入しているホテルや旅館がいろいろ見つかる。体験してから購入したいという方は、宿泊ついでがあれば試してみてもいいだろう。

もちろん、30日あるいは60日返品保証もあるので、返品送料だけ負担すれば自宅で一定期間試すことも可能だ。個人的には1日2日ではわからないことも多いので、そちらをおススメする。

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中はかなり厚みあり密度も高いウレタンだ。
しっかりしており、低反発マットレスより長持ちしそうな予感も。

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押した際の反発力も、低反発マットレスより強い。
手の形に跡が付き、それがじわじわっと戻る様子は見ているだけでなかなか頼もしさを感じる。


低反発マットレス「トゥルースリーパー プレミアケア」

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▲モデル:「熱帯夜に負けない快眠法」運営の森田さん

そしてラストは定番の低反発マットレス。
私も7年愛用してきたベストセラー商品だが、今年2017年4月、リニューアルをし「トゥルースリーパー プレミアケア」として再登場した。

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今お使いのベッドや布団がそのまま使えるため、新しい寝具への買い替えは不要&経済的です!ただ「上から敷くだけ」なのに、その実力は本物です。体の凹凸に合わせて自在に変形するため、体全体を優しく包み込みようにフィットします。これにより、腰の負担を軽減。ご愛用者様からも「使い続けたい」という喜びの声をいただいております!

愛用者のひとりとして100%同感だ。
唯一、「2万円以上する」という価格面だけが懸念点だったが、仮に7年利用するとすれば年間わずか3000円程。一か月あたりのコストは数百円。それで睡眠の質そして翌日午前中の不快な症状が解消されると考えれば安い。

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8時間睡眠の自分なら一日の1/3を過ごす場所なのだから、この程度はいいのかなと思う。
何より寝起きの腰痛・背中&肩痛に悩んでいる人なら、真っ先に試すべきものだろう。

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今回久しぶりに体験した「新品のトゥルースリーパー」は、やはり非常に快適で、身体のラインに沿ってマットレスもきちんと沈み込み、マットレスと身体が接する面全体でしっかり支えてくれる安心感を実感できた。

そして思った。

「やっぱり古いのは処分して正解だったな」と。

7年経過したマットレスより、心地良さは格段に高かった。

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色も全く違うし、弾力性・反発力も格段に高い。

> 続く

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