床上浸水から家&店舗を守る!水に漬けるだけで土嚢になる「アクアブロック」
台風13号&15号と、巨大台風が日本全国に大きな被害をもたらした。都市部でも河川氾濫や下水能力が追い付かない程の豪雨によって、床下・床上浸水が発生している。
床上浸水は、単に「水浸しになる」だけではない。
泥を多く含んだ濁流によって、お店の場合には商品が台無しになってしまうし、一般家庭でも畳を交換しないといけなくなってしまう場合も。
玄関で水の流入を防ぐための「備え」が必要だ。
そこでおススメなのが「アクアブロック」。
天然麻の土嚢袋に高吸水性ポリマーが入っている。
水を吸い込ませるだけで、約20キロの土嚢が即効でできあがるというアイディア商品だ。
自分も土嚢作りはしたことがあるが(というか被災地で大量の土嚢作っていた・・・)、雨が降ってドロドロになった土で土嚢を作るのは結構大変だ。土自体が重たくなってしまっているので。
このアクアブロックなら、道路にあふれ出した水に漬ければ3分で膨らむので、女性でもそれほど力作業をしなくて済む。移動距離は道路から玄関や店舗の入り口までだけでいい。
また陰干しで自然乾燥すれば再利用も可能。
1枚 | 2,100円 |
5枚 | 9,975円 |
10枚 | 18,900円 |
枚数 | 税込価格 |
送料は全国一律390円(税込)
- 繰り返し利用できる
- 万が一の時の被害は数万円では済まない可能性大
を考えたら、価格はそれほど高くはないと思う。
あと便利だなと思ったのは、使わない時には非常に省スペースだということ。高吸水性ポリマーが入っているらしい、15センチ四方くらいのところが少し膨らんでいる以外は、普通の空の土嚢袋。
写真は1枚分だけど、10枚・20枚くらいあってもそれほどの厚みにはならない。物置や玄関の靴箱の下に入れておいても邪魔にならないだろう。
↑広げてみたの図。
サンプルとしていただけることになったので、試しに一個、膨らませてみることにした。お風呂場の浴槽に5センチくらい水を張って。
アクアブロックをどぼん。
膨らんでいく様子を動画撮影したので、興味ある方はぜひ再生してみてほしい。
▼水に漬けるだけでできる簡単な土嚢「アクアブロック」()
5分後に出来上がった土嚢はこれ。
どん!
しまった!腰痛持ちなのにどうやって持ち上げよう・・・と悩むくらいに重たく膨らみまくった土嚢ができあがった。
吸水ポリマーがたっぷり&しっかり水を吸っているのがわかる。
このように起こしても、特に周辺から水がにじみだすということもない。
おむつとかに使われているようなものなのだろう。
体重計に乗せて測ってみると、これで12キロ。
水をけちって5センチくらいしか入れておらず、アクアブロック本体上部が水面から飛び出してしまっていたのが原因だろうと思う。実際には20~22キロくらいになるそうだ。
土で作ったものより弾力性もあるので、隙間を極力なくした形で積み上げることもできそうだ。さらにボロ布などあれば捨てずに取っておき、土嚢積んだ隙間に突っ込んで漏水防止すれば完璧だろう。
一枚の大きさは、水含まない段階で、約60cm×42cm。
膨らむと縦横サイズは多少小さくなるが、10枚あれば5個×2段で、2m強くらいの間口は埋められそう。
自然乾燥で繰り返し使えるということなので、現在ベランダで干している。
イザという時に後悔しないための備え。
ゲリラ豪雨も頻繁に起こる異常気象。
地面の多くがアスファルトで覆われている日本の都市部では、川から遠い場所であっても、短期集中で降った雨量に下水施設の排水能力が追い付かなくなれば、いつでも水は道路に溢れ出す。
これまで一度も水害が発生していないエリアであっても油断はできない。
「備え」は、将来のリスクを回避するために必要な投資だと思う。
1枚 | 2,100円 |
5枚 | 9,975円 |
10枚 | 18,900円 |
枚数 | 税込価格 |
送料は全国一律390円(税込)