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東京・瑞穂町で里山満喫プチ旅行(5)7つの自然遊歩道を楽しめる狭山丘陵・六道山公園

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瑞穂町では、里山歩きのイベントもいろいろ開催されているようだ。
ふもとの住宅地で見つけたポスターがこれ。

他にも春夏秋冬さまざまな里山探索イベントが企画されている。

●狭山丘陵の都立公園へきてみて!

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住宅街もなだらかな丘になっているので、大きな石を積み上げた塀で、道から玄関までは何段もの階段という家も少なくない。

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その石垣を木が飲み込んでいる家も。
傾斜地ならではの風景だ。

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あと住宅地内を移動していて気付くのは、蔵の多さ。
ここのようにかなり年季が入って、外の塗り壁がはがれかかっているところもあるが、現役で活躍しているらしいものがほとんど。

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離れとして使っているらしい建物の、二階の窓が蔵っぽい作りだったりも。

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おかめ?

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宿場町だったせいもあるのか、商家が多いなどの理由があるのか、理由はちょっと不明だけど、どっしりした作りの昔ながらの作りの蔵、あるいは蔵的な建物があちこちに点在しており、そんなのを見ながらの街中歩き&サイクリングも楽しめる。

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瑞穂町には7つの遊歩道がある。
一番長いのが「お伊勢山遊歩道」で1,448m。最も短いのが尾引山遊歩道で930mだ。

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私が選んだのは天王山遊歩道。
入り口には新たに作られたらしいきれいなトイレも設置されていた。

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2日前の台風の際の大雨の跡だろう、道の中央が水で筋状にえぐられ茶色い土が見えていた。自転車でも行けるとあったが、足を滑らせてもいけないので置いていくことに。

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それほど傾斜もなく、のんびり歩くのにちょうどいい道。

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1,335mと短いこともあり、10分ほどで遊歩道の一番上の出口まで到達。その奥は公園になっており、子供たちが野球の試合をしていた。車であがってくる道もあり大きな駐車場もある。

同じ道をまた引き返すのももったいないので、次は台坂遊歩道を歩くことにした。

ひとつの遊歩道は10分ほどなので、自転車があれば7つの遊歩道すべてを制覇することも可能だ。

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台坂遊歩道は、途中にこんな休憩スペースも。
ただ蚊が結構いるので、できれば長袖長ズボンで、ついでに虫よけスプレーあったほうがいい。私は服の上からも刺されてしまったので。

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この道は大半が両側フェンスなので、天王山遊歩道に比べるとちょっと風情に欠ける。
車のタイヤ痕もあったので、車の落下防止用なのかもしれない。

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でもここも見どころがある。
この展望広場だ。

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正面に、奥多摩・陣馬・丹沢方面の山々が見える。

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もちろんその手前の瑞穂町の市街地から横田基地まで一望できる。

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そして写真だとちょっとぼんやりとになってしまうが、富士山シルエットも!!!
雲の出ていない湿度低い日だったらきっとクリアに見えるはずだ。

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遊歩道を降りきると高台の住宅地。
きっと家からの眺めもいいのだろう。

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真っ赤な彼岸花も咲いていた。

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食後すぐなのか、おなかあたりずんぐりしたニホントカゲ。
尻尾がきれいな色しているので見たかったんだけど、顔しか見せてくれなかった。

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立派な体格のオオカマキリ。
越冬はできないはずなので、卵を産み終えたら寿命は尽きてしまうのだろう。残り短い命だ。

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自転車をとりに天王山遊歩道の入り口まで戻ってきて気付いたのだが、実はここからも展望広場への階段道が伸びていた。ということは、住宅地に出ず、

天王山遊歩道→天王山東台→台坂遊歩道→展望広場→天王山遊歩道

というコースでもよかったんだな。

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ここで時計を見ると午後1時ちょっと前。
朝8時半からずっとサイクリング&ウォーキングし続けて、いい感じでお腹もすいてきた。

そうだ、何か食べに行こう!

「tokyo島旅山旅」というプロジェクトの取材レポーターとして、「瑞穂町」を一泊一日で散策し、記事を書いています。
[旅]東京・瑞穂町2015年9月

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