携帯レフ板(2)
ビニールでできた丸いレフ板で、周辺部に細いポールが入った折りたたみタイプのものは見たことあるが、こっちのほうが使いやすそう。片面がつるつるで、反対側は少し細かいざらつきのあるものになっている。
この大きさと軽さなら、書類などと一緒に持ち歩け、お店などでも使いやすそう。
「でも実際にはだしにくいですよ」
そりゃそうだろうなあ。
生まれてこの方、レストランや居酒屋でレフ板かざして写真撮影している「一般客」なんて見たことない。
それでも、これを使うことで、お肉料理だったりさしみだったりの一部がきらりと光を放ち、脂がのっている雰囲気やみずみずしさなどを表現できるようだ。
その場で実演してもらったが、うん、微妙な違いだけど、確実に何かが違う!!!
ってことで・・・
さっそく、秋葉原のヨドバシアキバへ。
本当だ!いろんなサイズがある。
B5サイズ2枚組みを買った。
買ったら使いたくなるのが人情。
他の場所で一人でやってたら、ただの「変な人」だけど、ここは秋葉原。しかもヨドバシの最上階のレストラン街なら、買ったばかりの家電製品を眺めてにやにやしてる同志もいそうだ。
メニューにはまったくこだわらず、とにかく空いている店を探したら、蕎麦屋になった。
「プロ使用 両面ついたて可能 光沢・梨地」と書かれている。
たぶんあのざらざらしたほうを「梨地」というのだろう。
価格は税込630円。
連結して使う時用の、プラスチックのコネクターのようなものもある。まっすぐつないで大きくしてもいいし、真ん中で折って、ついたて状にしてもいいらしい。
お店の人の目を気にしながら、いろいろ角度を変えて写真撮影。
こうして、ごにょごにょいじっていれば、購入直後であることを理解してもらえるだろう。その後、料理が運ばれてきた時に実際にかざして写真撮影したところで、
「ああ、買ったばかりで使ってみたいんだな」と思ってもらえるはずだ。
そして運ばれてきたいくらサーモン定食。
あえて、「光沢」がありそうなものにしてみた。
しかし。
勇気がなかった。
結局、使えず。
(定食の後ろに写っているのがレフ板)
>続く
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