クリップ式のミニ三脚
誰かにシャッターを押してもらった写真。ピンボケだったり、肝心なものが写ってなかったり・・・。相手はもちろん好意で押してくれたのだが、すまながっている。そんな時、
「気にしないで」
という言葉はあまり使わないようにしている。
「(せっかくヨン様と一緒の写真が撮れるところだったのに、あんたに頼んだおかげで台無しになっちゃったわ。済んだこと責めてもしょうがないけど納得いかないったらもう・・・。まあ、あんたに頼んだ自分がバカだったんだから)気にしないで (にっこり)」
なあんて責めるニュアンスに思われそうだから。
(「気にしないで」って言われたら、余計気になるって、普通)
その代わり、物言わぬカメラにその責任を押し付けてみる。
「いや、これ手ぶれ防止機能がいけてなくて、誰に頼んでもこうなんだよね。特に半端な暗さだと全くだめ。次に買い換えるときはLUMIXにしようかと思ってるんだ。◎◎さんは何使ってるの?」
ついでに話題も変えちゃう。
まあ、こう書くといい人みたいだが、そんな事ではない。
自分を写真に残しておきたい願望がないのと、絶対撮っておきたい写真を人に任せるなんてことはしないからだ。無理やり台を作ってでも、タイマー撮影にする。
──さて本題。
土曜日、日本最大の家電専門店「ヨドバシカメラ秋葉原店」に行ってきた。すごい人。そして巨大なビル。カメラ売り場だけでも、水平線が見えるほど広い(それは嘘)。歩いているだけでわくわくする、本格的機材なんかもいっぱい。
1時間ほど徘徊してから購入したのはこれ。
昨日、WADA-blog初の管理人動画を公開したが、動画ブログやるのに必要なアイテムだ。
クリップスタンド。
実は自分が愛用している京セラ製のコンタックスは、三脚用の穴がついていないのだ。
値段は安いが、作りはしっかりしていて、チャチな感じが全くしない。で、軽い。クリップ部分の首の強度もいい感じ。
足全開。
その細かな作りに驚いたのは、クリップ。内側にぐるりと、弾力性のあるラバー素材のようなものが貼り付けられている。強くはさんでも傷つける心配がない。
はさんでみました。
そうこれ、私のコンタックスのように「三脚穴」のない薄型デジカメだけでなく、携帯電話用でもあるのだ。お店には5色のラインナップで大量に並んでいたので、むしろ「携帯電話用」が主かもしれない(普通、よほどの薄型でなければ三脚穴はついているし、薄型デジカメ利用者はそもそも三脚ニーズがあまりない)。
ミニ三脚なので足の高さ調整はできないが、クリップの角度を変えることで、多少調整できる。ただ軽い素材なので、一本の足と平行に携帯電話がくるようにしないと、重心がずれて、バランスを崩し倒れてしまう。
足を少し閉じ気味にすればこんな感じ。
携帯電話と並べて置いてみた。小さくて軽いので、普段持ち歩いても邪魔にはならない。
こっちは、携帯で撮影したコンタックス。
よし!