香家の汁なし坦々麺
初めて汁なし坦々麺を食べたのは、当時新橋にあった「趙楊」。あまりにおいしく、その後、趙楊氏のレシピも掲載された本を買い、家でもよく作っている。
その「汁なし坦々麺」が、最近テレビで何か特集されたらしい。
“らしい”というのは、自分のブログに「汁なし坦々麺」でGoogle検索した人が、一時的にどどっと押し寄せたからだ。
そのうちのひとりが、楽天でお買い物をしたらしい。
買ったのは多分↓これ。
汁なし担々麺ほか人気の「ごちそう担々麺」4種類(各1食計4食)の詰め合わせ!担々三昧セット(...
へー、こんなのあるんだ!
知らなかった。
1食あたり810円と非常に高いのだが、そもそもが通販商品ということではなく、世田谷に「香家」という担々麺で有名な店があり、そこの担々麺を家でも味わえるということのようだ。
お店の麺メニューも750円から950円ということなので、
きっと同じ価格帯なのだろう。
ってことで、自分もお取り寄せ♪
- 当店名物!汁なし担々麺 1食
- しびれる辛さ!麻辣(マーラー)汁なし担々麺 1食
- 花椒(四川山椒)の香りがピリリ、鬼・担々麺 1食
- 胡麻の風味豊かな、姫・担々麺 1食
の4食入りセット(税込3,200円)と、送料無料(5,000円以上)にするため、単品で汁なし担々麺もう一個と水餃子2パック。
こんな感じの箱に入ってきた。
たぶん6食入りセット用のだろう。
一個一個、箱に入っているので、贈答用にもいい感じだ。
まずは「汁なし担々麺」から♪
中身は意外にシンプル。
- ちじれ麺
- 肉味噌(汁なし)
- 汁なしベース
- ザーサイ
- 長ねぎ
- 唐辛子
作り方はいたって簡単。
しかも麺のゆで時間、わずか
「30秒」
とのこと。
ほんとか!?
ということで、麺を鍋に投入したら、そのあとはかなり手早く作業しないといけないみたいなので、お湯をわかしながら下準備。
肉味噌(汁なし)は、湯煎であたためておく。
30秒なんてゆで時間、体験したことがないので、念のためタイマーとざるも。
まごまごしてると、一瞬で10秒、20秒経過しちゃうからね。
この特製の麺、確かにおいしそうだ。
ついこのまま味見しちゃいたくなるような見た目。
箸で強めにかき混ぜて、ほぐしながら茹でる。
そしてザルへ。
お湯をさっと切ったら、ボールに入れて、肉味噌を混ぜる。
(実はここで一か所大きな手違いが生じていたが、この時はまだ気づいていない)
うまそっ!
よーく混ぜてから、お皿に盛り付け、
さっき刻んでおいた長ねぎとザーサイを散らし、唐辛子をのせる。
完成~!わずか2分!\(^o^)/
しかし・・・
箱の写真となにか違うぞ。
肉味噌って、こんなにたっぷりあったか???
ん?
なにか忘れてる?
あっ!
全体に混ぜるのはこっちやん!!!(>_<)
肉味噌は、あとから上にかけるだけだ!
せっかく手際よく作れたと思ったのに。。。
なんか、見た目全然別モノになってしまった・・・(涙
ま、どうせ全体混ぜて食べるんだから一緒さ!
肝心なのは、見た目でも、
「ブログ映り」
でもないのさ!
そして肝心のお味は!というと。
すごくおいしい。
ゴマ本当にたっぷりで香ばしく、そして肉味噌もおいしい。
なにより、30秒茹でただけの麺の食感がなんとも言えず。
そして本当によく絡んでいる。
ただし!
「うまいよ!うまいよ!」と感動しながら食べていられたのは、半分くらいまで。
そのあと、どんどん辛さが前面にでてきた。
自分、特に辛いもの苦手ってわけじゃないんだけど、
これはかなり辛いと思う。
本場四川の辛さってやつなんだろう。
なので「辛いのは苦手」という人にはこれ、絶対お勧めしない。
そういう意味で、半分で十分だった。
前半はものすごいおいしかったのに、後半はちとつらくなってきてしまったので。
家族と暮らしている人は、まず2人で1人前作って食べるのがいいと思う。
それで足りなければ、また2分もあれば、もう一人前作れちゃうので。
+++
で、辛さに懲りたかというとそんなことはなく、
一日経った今日の昼間、またやっぱり食べたくなって、もう一食作ってみた。
今度は、さらに辛くてしびれる
麻辣(マーラー)汁なし担々麺
作って食べた。
しびれるとかしびれないとか、そんなレベルじゃなく。
口のほうはやっと落ち着いてきたけど、今は胃の中が麻辣(マーラー)な感じ。
でもおいしかったなあ。
辛いんだけどうまい。こんなに辛いのにうまいとわかるんだから不思議。
やっぱり「半分で十分満足!」ってあたりは一緒だけど。
汁なし担々麺ほか人気の「ごちそう担々麺」4種類(各1食計4食)の詰め合わせ!担々三昧セット(...
明日は、「姫・担々麺」にするか、それとも「鬼・担々麺」に挑戦するか、
今から悩んでいる。
四川料理好き・麻辣好きな人にお勧め。
ただし「辛いものが苦手」な人は間違っても食べないように(やばいです)。