第一回チェコ料理教室@チェコ大使館

チェコ料理。

日本で口にする機会はあまりないかもしれない。私もプラスツアーに招待してもらいチェコを一週間ほどかけてまわった際に初めて食べた。

そして日本人の口にも非常に合う優しい味わいに魅せられた。特にスープ類。ビール消費量世界一なこともあるのか、ビールのつまみにもぴったりなものが多い。

日本でも作れたらなあと思っていたところ、チェコ大使館で料理教室が開催されると聞き、早速行ってきた。

講師はチェコ大使館のシェフ。大使館ではパーティや食事会なども頻繁に開催されるが、その際の料理を担うのが大使館付きのシェフ。

食を通じて文化を伝える大事な国家ミッションを担う人だ。

記念すべき第一回チェコ料理教室のレシピは三種。18人が3つの班に分かれて体験することになった。

これはスイーツの班。時間のかかる下ごしらえは既に済ませてあった。大使館メインシェフとともに講師役を務めてくれた、見るからに知的なチェコ女性。

日本ではあまり使わないタイプの調理道具に触れられるのもこの教室の楽しいところ。筒型おろし金は、力もしっかりかけられて便利だ。

そして私が属したのは、メインの肉料理班。豚肉もしくは鶏肉の煮込み料理だ。

これが全材料。

チェコでは通常、豚肉だけあるいは鶏肉だけで作るが、今回は二種の肉を半々ずつ混ぜて作ることに。

豚肉は筋部分を削ぎ取り、一口大に。シェフはチェコ語と英語なので、日本語が話せるチェコ人の男子留学生が一生懸命通訳してくれた。

このイベントのために遠方からわざわざやってきた大学生も、豚肉のカットに挑戦。「それじゃ肉より先に左手の指を切っちまう!!!」と、シェフが慌てて指導に入る場面も。

香辛料も見たことないものがいろいろ。日本でも今はかなりの香辛料が出回っていると思っていたけど、知らないものがまだまだあったんだなと。

三班に分かれているが、どこも背中合わせに作業しているので、シェフの説明が終わればちょいちょい他の班の動きを覗きにいける。

これはスイーツ班。

トレイにバターを入れて溶かしていた。

中に詰める餡も出来上がっていた。何種類かあるようだ。

こちらはポテト班。皮を剥いたジャガイモをおろしていた。

ポテト班とスイーツ班が使っていた小麦粉は全て強力粉。あとでチェコの一般的な小麦粉を触らせてもらったが、日本の薄力粉や強力粉と比べ粒が大きく、さらさらしていた。むしろ全粒粉的な触感。

参加者にはチェコ好き男性も多数参加していた。カピバラエプロンが素敵だったのは、チェコプレスツアーにもご一緒させてもらった徳富さん。

この日のベスト・オブ・エプロンの称号は彼に捧げたい。

我々肉料理班は引き続きのカット作業。シェフの玉ねぎみじん切りの包丁さばきが見事すぎ、動画撮影する人も。

お茶目な方で、参加者の一人に鉄棒でテーブルを連打させ、その音に合わせて超スピーディなみじん切り技を披露してくれるなんてことも。

さらに参加者が挑戦を始めると、演出用に自分がみじん切りにした玉ねぎをまな板から溢れる山盛りにしてくれるサービス(?)まで。

キッチンでは絶えず笑いが起こっていた。

スイーツ班が何やら盛り上がっているので偵察に行くと、最後の仕上げ、包み作業が始まっていた。

台の上に小麦粉をまき、その上で少し伸ばした生地をカップなど使って丸くくり抜き、それを指先で伸ばしながら中に餡を詰める。

小籠包のよう。

この黒いのは、すりごまのような黒い粉から作った餡。ただしゴマではなく、ケシの実。粉末は初めて見た。

そして全て包み終わり、バターたっぷり溶かしたトレーの中で転がして全面をバターに浸し、並べた。

これだけで既に美味しそう!

ポテト班も下ごしらえは完了だ。すりおろしたジャガイモに、潰したニンニク、香辛料。

それを丸い型が7個並ぶ専用のフライパンで焼く。油もかなりたっぷり入れており、半分揚げるような状態に。

そして我々の肉料理も最終段階に。肉から取り外した脂身などもスープ用に投入し煮込んだ後、一度中身を全部だす。

そしてスープだけにしてさらに煮詰め、小麦粉を溶かしたものを混ぜてとろみとコクをつける。

そんな間にスイーツが焼きあがった。

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