神田小川町の癒やされるカフェ「優美堂」は元額縁専門店
ブロガー仲間で、いつも多くの刺激をもらっているTomakiがここ2年ほど参加していた優美堂再生プロジェクト。
詳しくはこちらを見てもらえたら。
●優美堂再生プロジェクト ニクイホドヤサシイ - Tokyo Biennale 2020/2021
私はFacebook越しに刻々と変化する建物の様子を見ていただけなんだけど、先週遂に中に入り、ポカポカと温かい不思議な空間を体験させてもらった。
これが新しく生まれ変わった今の優美堂。
それ以前も銭湯画家が描いたという富士山の看板がトレードマークで、周囲が高いビルだらけの靖国通り沿いでここだけ「ぽつんと一軒家」状態だった。
今も本当に不思議な感じ。
中は2つにわかれていて、こちらが畳敷きの和空間。
今は丸いちゃぶ台型のテーブルでこたつになっている。
お茶している人は比較的若いカップルが多く、まるでどちらかのおうちに遊びに行ったかのようにくつろいで年末年始に何していたかとか、最近はまっている映画やドラマの話をしている。
この居心地よさなのに珈琲一杯300円ととってもリーズナブルなので気軽に入れる。
こちらは隣のテーブル&ソファエリア。
周囲の壁沿いには額縁が並んでおり、絵や写真も飾られている。
隣のスペースもそうだが、東京ビエンナーレつながりのアーティストの作品などが展示され、一部販売もされている。
ランチにいただいたのが富士山カレー650円。
これが美味しい!!!本当に美味しかった!(ごめんなさい、特別な期待もせず注文してました)
スパイシーというよりもジューシー。
以前、離島で食べた柑橘類もたっぷり入って酸味も効いたカレーの味を思い出す。カレー部分がもう少し欲しかったかなと思うが、味は自分の好みど真ん中だった。またこれを食べに行きたい。
この日は実は、15時半から17時半まで、こたつエリアを貸切で使わせてもらった。
四半期セルフレビューミーティングという自分が主催する小さなグループのキックオフ会で、今年やりたいこと・達成したいこと・心がけたいことなどをお互いに発表するというもの。
年初にそれを発表した後は、3カ月ごとに進捗状況や評価&反省点、次の四半期をどうするかなど中間報告する。
2年程オンライン開催だったが、久々のリアルでも集ってみた。
といっても全員ではなく、オンラインでの参加の人もいるのでZOOM上での開催とし、向かい合わず横並びでもちろんマスク着用。
「どうせ1月に張り切ったって年末には忘れてるくせに」
というようなけだるい表情で後方から眺めているのは、秋田犬ののちゃん。
よく「看板犬」「看板猫」なんて話は聞くけど、ここまでの集客力を誇る犬を私は見たことがない。
人通りも多い靖国通りから、誰かが覗き込んでいることが非常に多い。
最初は人目をひく建物だから「一体ココは?」と覗き込んでいるのかと思っていたけど、視線の向きを確認すると常にののちゃんを向いていた。
大きさもあるし、秋田犬のレアさもあるだろう。
「本物?ぬいぐるみじゃないの?」「わ、動いた!」なんて声もある。
自分も秋田犬をこんな近くで長時間見たのは初めてなのだが、ついつい目を奪われる不思議な魅力がある。
時にはこんな人だかりもできてしまうほど。
そして、覗き込んで初めて「ここってカフェでお茶できるんだ」と気付く人も多く(建物や看板だけではわからないので)、ちょっとお茶していかない?と入ってくる人も。一度入ればその後リピートしたくなる癒し空間なので、常連客になるかもしれない。
私もすごく気に入ってしまったので、神田界隈にいったらまた立ち寄りたいし、安心してイベント企画できるタイミングになったら、ワークショップなどに使わせてほしいなと思う。