カニカマそのまま食べてるだけじゃもったいない「カニカマファンクラブ第1回コンベンション」参加
カニカマファンクラブなるコミュニティがネット上に存在する事をご存知だろうか。
日々カニカマを取り入れたレシピを考案し写真をインスタに発表する人、カニカマの魅力を熱く熱く語り続ける人。カニカマの奥深い世界を少しでも世の中に知らしめようと日夜活動している人たちのコミュニティだ。
実は日本発の食材として世界中で愛されている「カニカマ」。
●世界界中で大ブーム カニカマのすごい実力に気づいてないのは日本人だけ | 文春オンライン
このコンベンションには、メーカー代表として、石川県に本社を置く水産加工品メーカー・スギヨの担当者も来ていた。カニカマを生み出した会社だ。
会場は大田区大森に新しくできた、キッチン付きのコミュニティスペース「マチノマ大森」。最寄りの京急大森町駅からはちょっと距離あるが、なかなか素敵な空間だった。味噌づくり教室など開催されているらしい。
これがキッチンスペース。
そして会場がこちら。
司会は、私を誘ってくれた方で、カニカマの他クラフトビールも大好きで、クラフトビアバーを短期限定で開くというイベントを去年やはり大田区内で開催し、そこで知り合った超アクティブな方だ。
どどんと盛られたカニカマ。
今回のイベントに大量のカニカマを提供してくれたのは、テレビでも「激うま」と取り上げられ、品薄状態も続いているスギヨさん。
「大人のカニカマ」「香り箱」など、一般的に販売されているカニカマより高級な商品を出している。関東圏では置いていないスーパーも結構あるが、実は少し前からセブンイレブンで販売されているおつまみようのカニカマは、裏をひっくり返すとスギヨの名前が書かれている。あれもめちゃ旨だ。
もう一社、地元入サワーがドリンクを大量に提供してくれていた。
ハイサワーを率いる女性社長として有名な三代目・田中社長も会場にいらしていた。やはりカニカマファンなのだそう。
実はもう何年も前だが、ハイサワー本社見学に行ったこともある。
その時に初めてお会いして一瞬で魅せられたのだが、本当にチャーミングな方だ。
●割るならハイサワー♪(5)ハイサワー博水社三代目田中社長、めちゃチャーミング
まずはカニカマファンクラブ代表の筒井さんから、カニカマレシピの紹介。
これがとっても面白かった。
どんな料理に、なぜカニカマが合うのか。
「カニの替わりにカニカマ」
ではないのだ。カニとはまた違う、カニカマの美味しさ・優位性なども語られた。
形も崩れにくいカニカマは、そのまま食べるだけでなく、食材としても本当に優秀。
そして中華はもちろん、さまざまな料理に合う。エスニックに使われるカニカマや、ミキサーで砕いてカレーを作ると濃厚なカニ味のカレーになる話など、試してみたいものがいろいろ。
そしてお待ちかねの試食会。
揚げたカニカマにソース・ナッツをかけた「カニカマのオーロラソースがけ」。
カニカマはもちろん、えのきも非常に美味しかった「カニカマとえのき茸の浅漬け」。
さらに「カニカマクリームチーズのディップ」。
こちらはスライスされたフランスパンや茹でブロッコリーにつけていただく。
カニカマたっぷり入ったディップ。
濃厚な味わいだ。
揚げたカニカマは、中ふんわりしっとり、外はかりっと。
そのまま食べるのとはまた全く違った味わいになる。
いろいろな料理に応用できそうだ。
そして食べ比べも。
カニカマは、酢醤油の他、ナンプラーやスイートチリソースなどでいただいても美味しい。
いやー、一日で今までの一年分のカニカマを食べたよ。
ごくごく一部とのことだったが、これだけでもカニカマの料理バリエーションの豊富さ・可能性が理解できる。
ラストはカニカマのクリームソースパスタ。
こってりで美味しかった。
お腹いっぱい胸いっぱい。
どの料理も美味しく、カニカマの奥深さを再認識した。
お土産にいただいた「カニカマ100皿」にたくさんの料理レシピが紹介されているので、後でまた自分でも作ってみたい。
ちなみにこの日のレシピは、毎日カニカマ料理を作り続けFacebookやインスタグラムに写真を投稿し続けているカニカマ花子さんの考案。インスタグラムのアカウントには、ビジュアルも美しいカニカマ料理写真がたくさん溢れている。興味ある方はぜひフォローしてほしい。
カニカマ花子 (@kanikamahanako) - Instagram photos and videos
スギヨの担当者も最後に挨拶。
これだけ熱いカニカマファンの方がいて、こうしてイベントまで開催してくれるというのは、メーカー担当者として感無量だろう。
コンベンションは定期開催してゆくそう。
興味ある方はFacebookのカニカマファンクラブを要チェックだ。