人生初の大腸内視鏡検査を受けてきました

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結論から言うと、大腸がんの心配はなし。
小さなポリープが一か所あったので、検査時に切除したとのこと(検査前に「あったら同時切除を希望」に〇をしていた)。

大腸内視鏡検査は、知人がFacebookで「鎮静剤プランだと全く痛くない」と書いていたので興味もっていた。実際に受ける決断をしたのは6月のPET検査で「消化管に軽度の集積あり」「便潜血あり」→「要精密検査」となったため。

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専門でやっているところがいいだろうと、JR根岸駅前の「横浜わたなべ内科・内視鏡クリニック根岸院」にした。2021年9月オープンの、施設も新しくピカピカの病院。

ネットで申し込んだ後、事前の診察を受け、検査日は9月2日となった。
下剤を自宅で飲んでくるか、それとも病院の個室に滞在して飲むかという選択肢があり、追加料金500円を払って病院個室プランにした。

これが大正解!

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個室は2畳ほどの畳敷きスペースにリクライニングチェアと小さなテーブルが置かれた部屋だった。チェア正面のテレビがかかった壁の向こうは・・・

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トイレだ。

「扉もないのか」

と最初驚いたけど、すぐに納得した。
10分ごとにトイレと部屋を往復する激動の3時間。ドアなんかあったら邪魔なだけだ。

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さっそく看護師さんが、パックに入った2Lの「モビプレップ(腸管洗浄液)」と1Lの麦茶を持ってきた。

下剤を一度飲んで終わりかと思っていたがそんな甘いものじゃなかった。

コップ1杯のモビプレップを2回、コップ1杯の麦茶を1回、10分ごとに飲む30分でワンクール。これをまずは4クール行うのだ。

モビプレップは胃からも腸からも一切吸収されず、大腸の内壁に残った便をきれいに洗い流してくれるもの。排便する度、便がどの程度混じっているかをチェックして表に付け、最後透明な液体だけが出てくるようになったら洗浄完了なのだという。

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モビプレップは、軽い塩気と出汁のような味もして、まずくはない。看護師さんに「どうです?」と聞かれ「美味しいです」と答えておいた。美味しかろうとまずかろうと2L飲まなくちゃいけないもの。

「割といけるじゃん」

と思っておいたほうが自分のためだ。

ただモビプレップ2杯と麦茶1杯飲んだ後、次のモビプレップ入りカップを口の前で傾けて、軽くうっときた。胃が張れてもたれた感があるのだ。そりゃ、消化も吸収もしないのだから当然だろう。

このまま排出しなかったら、味関係なく飲むのが苦しくなるぞ・・・

モビプレップ4杯飲んでも僅かな排便しかなかった後、看護師さんの「出なかったらお腹をゆすったりひねったりしてください」のアドバイスに従うことにした。

その成果あり、10時以降は毎回どろどろっとしたものを排出できるようになった。

早い人だと2時間で洗浄完了するようだけど自分はなかなか「泥状態」から卒業できず5巡目突入。そこでやっと「透明だけどカスあり」状態になった。

11:30の麦茶を飲み終わった後の排出物を看護師さんに確認してもらったところ、

「うーんまだですね、ちょっと残ってる」

合格できず。
容器に残っていた最後1杯分のモビプレップと1杯分の麦茶を飲んだ。

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2Lのモビプレップに1Lの麦茶、遂に飲み干した!!!

お願いです、これでもう洗浄終わりといって。

「大丈夫ですね。お疲れさまでした!」

ほっ!

ちなみに私はひそかに隣の個室の男性と競争していた。
前半では先をいかれていたんだけど(看護師さんの巡回に「出ました~!」と嬉しそうに答えている声が聞こえた)、最後は私が逃げ切ったようだ。

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更衣室で着替え。
渡されたのはお尻部分に大きな切れ目がある不織布のパンツ。

紐がついていたので引き抜いたら、ぱっかり割れ目ができてしまった。そいや看護師さんが紐がどうとか言っていたし、パッケージにも「おしりにある紐は抜かないでください」って書いてあったよ。まあいいや。

その後ベッドに寝て、鎮静剤用の針を右手に差して順番待ち。ベッドごと検査室に運ばれたのも初めての体験。担当医師曰く、

「鎮静剤が入ったらすぐ寝ちゃいますから。目が覚めた時には検査はすべて終わっていますよ」

実際、「鎮静剤入れます」と告げられた後の記憶は1分もなかったと思う。次に目覚めたら喉がひりひり痛かった。看護師さんに聞くと「胃液が逆流したのかも」とのこと。確かに胃酸でやられたような痛さだった。

喉の痛みに気をとられ、お尻に違和感あったかどうかも全く覚えていない。起きて着替えて、休憩コーナーでカフェオレとおせんべいをいただき、その後診察室に向かった。

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初めて見た私の大腸。
こんなにもきれいなものなのかと驚いた。

50年以上も毎日酷使し続けている器官だし、洗浄したとはいえ大便がいつも詰まっているところだからもっと汚い感じなのかと思っていた。それどころかむしろ・・・

(なんか美味しそう~)

と食欲さえ湧くぷるぷる度だった。

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「・・・きれいなもんですね」

美味しそうと言いかけたけど、ちょっと面倒な人だと思われてもいけないので言葉を飲み込んだ。

「はい、何も問題ないです。大腸がんの心配もないです」

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一か所小さなポリープがあり、それは検査と同時に切除したとのこと。
確かこの写真の中のどこかだったと思うんだけど、それも特に問題はないだろうとのこと。一応生体検査して、二週間後に結果を聞けるそうだ。

費用は26,750円。
大腸カメラ検査だけだと約7,500円で、そこに大腸ポリープ切除が加わると約24,000円~30,000円になると公式サイトにも書かれていた。

さらに500円が個室3時間利用したオプション料金。

今回初めて大腸内視鏡検査を受けてみて思ったことがある。

1.当日の大腸洗浄は病院の個室でやるのが楽
2.前日までの食事コントロールをしっかりやれば大腸洗浄はもっと楽だったかも
3.無痛検査というより「全身麻酔」状態で検査はまったく記憶なし

ひとつは、当日3時間かけての大腸洗浄は、病院に個室設備があるならそれを使わせてもらうのが一番だということ。自宅で部屋とトイレを10分ごとに往復するのは大変だから、結局トイレに座りっぱなしでモビプレップと麦茶を飲み続ける羽目になったと思う。病院なら看護師さんも頻繁に見に来てくれるので安心だし、なによりトイレのすぐ隣に快適な部屋があるのは精神的にも楽だ。

あと事前診察の時に渡された食べ物のシート。前日の夕食の話だと思い込んで、日中は何も気にせず食べていたが、実は前日すべての食事の話だった。さらに「検査3日前~前日」についても食事はもっと気にしたほうがよかったようだ。

●内視鏡検査前・検査後のお食事について|横浜わたなべ内科・内視鏡クリニック 根岸医院

事前の食事をもっと制御していたら、腸内洗浄はもっと早く楽に終わったかもしれない。

最後に「無痛検査」について。無痛どころじゃなく意識すら残っていない。
あれは鎮静剤というより全身麻酔みたいなものだよなと。

なのでこれから受ける人がいたら「全く痛くないし怖くないよ。ただ事前準備が大変なだけ」と伝えたい。

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