とある一日の記録

さっき、a-kiさんのブログ読んで気づいたんですが、明日は「世界禁煙デー」なんですね。

と書きながら→右の写真とか挿入すると、なんか愛煙家に悪意ある人みたいですが、そんなことないです。探したけど単純にこれ以外の手持ち写真が見つからなかっただけです。

自分が煙草やめたのは、たしか2000年の12月。
その頃ちょっと仕事忙しかったこともあり、ある日突然声がでなくなってしまったのが直接の動機です。

街中で携帯に電話かかってきても、近くにいる人に代弁（？）してでてもらわないといけないような状況で、まあ今考えれば、単にストレスだよなあと思うんですが、当時は他にもかなり体にガタきてて、

なにはさておき煙草をやめよう！

と、かなり切迫した思いでした。
（そして煙草やめた数ヵ月後、会社も辞めました）

タフに見られがちですが、意外にストレス溜めやすい体質で、それを煙草だったり自傷行為だったりに向けてしまう性格。会社では吸う本数も限られるんですが、家では完全に「チェーンスモーカー」になってて、そんな自分がすごく嫌でした。

で、大晦日の夜にひとり東京湾にいって、新年を告げる船の汽笛を聞きながら、最後の一本を暗い海に投げ捨ててみるなんていう、こっ恥ずかしい“ひとり”演出までして禁煙を始めたんですが、いや、びっくり。

めちゃ、つらかった！！！

震えまできましたよ。

夜遅い時間に家に帰る途中に、煙草の自動販売機とかあると、思わずポケットの財布をにぎっちゃったりするわけです。そして自販機を通り過ぎるまで、激しい葛藤。ものすごい歩く速度が落ちて・・・。無事通り過ぎて、視野からあの白い物体が消えると、ほっとするんですよね。

ああ、これが中毒ってやつなんだなあと。

夜中も何度もカーデガン羽織って、外にでていきそうになりました。

でも、今はニコチンパッチが簡単に買えるので、もう少し楽みたいですね。

本当につらいのは最初の1週間だけ。2週間もあればずいぶん落ち着きます（油断は出来ないけど）。
世界禁煙デー（a-ki blog）

もちろん、a-kiさんの意志力の強さ、
あと「a-kiさんを心配してくれる誰か」の存在が大きそうですが。

僕がニコチネルパッチを貼り始めたのは6月21日。汗でパッチが剥がれたり、蒸れて皮膚が赤くなったりちょっと苦労しました。

今すぐはじめるなら暑すぎず寒すぎず季節もちょうどいいです。禁煙週間にあわせて禁煙開始がいいですね。
世界禁煙デー（a-ki blog）

禁煙しなくちゃと思ってる人にとって、
いいタイミングかもしれません。

別に、愛煙家を否定・批判しているわけではありません。

タバコのおいしさ、そしてタバコがもたらしてくれる至福の時間を、自分はまだ覚えています。タバコを吸っていてひらめいたアイディアなんてのもありました。タバコに逃げる自分は嫌いでしたが、何かやり遂げた瞬間に吸う一本は、ほんと格別でした。タバコやめてもう何年もたつのに、タバコを吸ってる自分の夢を今だに見ます。

最近の愛煙家は、タバコを吸わない人・タバコの煙が苦手な人の存在も十分理解して、分煙だったり、飲み会の席ではちょっと離れたところに行って吸ってくれるといった配慮をしてくれる人も増えています（自分自身は、吸わない人に迷惑かけてたほうですが／やめて初めて気づくもんですね）。

吸わない人に迷惑をかけていなければ、自分のお金で（バカ高い税金まで納めさせられて）煙草を吸う権利はあると思います。

ただもし「禁煙したいなあ」と思っている人がいるのであれば、
この禁煙ウイークを利用して、始めてみてもいいんじゃないかなって思います。

禁煙したいと思っている人を、応援します♪

●禁煙サポートサイト「いい禁煙」ですぐ禁煙

↓友人ブログ経由で知ったブログです。飲食店で完全禁煙のところ、少しずつ増えてるみたいですね。

●食べ歩き首都圏 禁煙のお店

●タバコの危険性を訴える不気味でインパクトの強い広告や画像あれこれ（GIGAZINE）・・・怖えっ！