芝生プロジェクト<土台編>
「庭を眺める」なんて書くとさぞかし立派な庭園でもあるのかと思うかもしれないが、実態は写真の通り。緑豊かではあるがそれだけ。気温があがれば蚊の天国となり、完全防備じゃなければ庭にでることもままならない。
芝生のお庭にしたい!
そう考え、数年前に西洋芝の種を1袋購入し、雑草ボーボーだった庭を耕して蒔いたことがある。すぐにかわいらしい芝生の赤ちゃんがにょきにょき生えてきて、毎日一生懸命水まきをし、途中からスプリンクラー+タイマーも仕込んで世話をしたが、ある日突然、白い綿ぼうしのようなものが現れ、円形脱毛症が始まり、消毒などの努力もむなしく黒く枯れていき、初めての芝生チャレンジは惨敗に終わった。翌年、残った種を再び蒔いて元気に育ったが、途中から暑さで庭にでるのもおっくうになり、気付いたら雑草の勢いに押され始め、いつの間にか消失していた。
そして今年2026年3月から4月にかけ、一か月フィジー旅行をした。
途中何度か民泊をしたのだが、イギリス植民地だったという歴史も影響しているのか、どのお宅も庭の芝生が見事だった。蚊もほとんどおらず快適で、テラスでお茶するなんてことも可能だった。そこには憧れていたガーデンライフがあった。
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そこで3度目の正直で、本気の「芝生プロジェクト」を立ち上げることにした。
過去2回は「低コスト」という理由で、種から育てる西洋芝生にした。
コストをかけないと正直、下準備のモチベーションもそこそこだった。
今回は土台づくりから気合入れてしっかりやることにした。
庭の約三分の一くらいの広さを、汗だくになりながら掘り起こした(いただいた耕運機がちょっとメンテ必要な状態になってしまったので)。
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粘土質の土を砕き、ダイソーの100円カゴ2個を使ってふるいをかけ、大量に混じっていた小石や雑草の根を取り除いた。これだけでもう、くたくた。
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以前、畑用に買っていた土壌酸度計を使って図ってみたが、針はぴくりともせず。買った直後からどこで測っても、石灰混ぜてしばらく経った後に再度測定しても変わらないので、初期不良か何かなのかもしれない。まあいいや。
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古くなりくすんだ色になっていたガーデンタイルを高圧洗浄機できれいに。
落ちない汚れも結構残るけど、それでも見違えた。
この作業の後、ふるいにかけた土をなるべく平らになるよう、レーキや板などを使って表面を整えた。
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そして芝生エリアの中心部から対角線に溝を掘り、樹脂製のPEパイプに通したホースを埋設した。スプリンクラー用だ。
芝生への水まきはスプリンクラーで自動化したいんだけど、ホースが庭をうねうね這うのは美しくない。また酷暑のもとではホースが熱せられ、中に溜まった水が熱湯になり、熱帯夜ではなかなか冷めない。埋めてしまえば見た目もすっきりだし、それほど熱湯にならず日没後のタイマー散水も可能になる。
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芝生には、水はけのいい砂が適している。
20キロ入りのものを、ホームセンターのDCMとコメリで計12袋買ってきた。
芝生エリアは3メートル×4.1メートルなので、1平米につき1袋の計算だ。本当はこの倍は欲しいところだったけど、この量を車に積み込んで運ぶだけで腰が砕けそうになり、限界だった。
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ここから先は、急がばまわれ。
1袋ずつあけて、1×1平米に区切ったところに平らに広げていった。
こんなに丁寧にやる必要はないんだけど、おそらく1袋ずつムラにならないように広げていったほうが、12袋を全部ぶちまけた状態から平らにならすより時間も短縮できるのではと考えた。
芝生の土台作りでは、なるべく土を平らにすることが大事なのだと、YouTubeの関連チャネルで学んだ。凸凹があるとそこに水が溜まり、芝生の根が腐ってしまったり、そこから菌が繁殖してしまったりするのだという。
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ちなみに1平米に20キロの砂を1袋だと、厚みはたったこれだけ。2~3センチといったところか。
ホームセンターで「雑草が生えてこなくなる土」とかが売られていて、1平米あたり3~5袋は必要と書かれた注意書きを見て諦めていたが、確かにそのくらい必要なんだなと納得した。
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土台作りの「砂の層」完成。
砂の表面もきれいに平らにならした。2色なのは、DCMとコメリの違いだ。
翌朝、サンルームに立って庭を眺め、愕然とした。
おい、ネコ!!!
よく庭先で見かける、耳に欠けのある地域猫の仕業だろう。うちの猫が他界した後は、余っていたチュールをあげたりもした子だ。本人に悪気がないのはわかるが、オンをアダで返す真似をしてくれたな・・・というか・・・
飛び跳ねすぎだろ!!
中央のホース先端にかぶせたビニールがエサか何かと勘違いしたのかもしれない。
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砂の層が薄いので、その下の土が見えてしまっている。
せっかく最後に丁寧に平らにしたというのになあ・・・仕方ないので板を使ってもう一度ならした。
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続いてもう一層。
芝生専用の床土をDCMで購入した。25Lをこちらも12袋。
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今回も、石膏ボードの端材を使って1平米ずつ広げ、平らにならしていった。
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すべて同じDCMの芝生床土なんだけど、異なる店舗で買った分の色がちょっと違ってグラデーションに(穴が開いていて大幅値引きになっているのがあったため)。
この土には初期の肥料も混ざっているので、土台作りはここまで。後は上から板など使って軽く押し固め、水を撒きながら数日かけて落ち着かせれば、芝生を張る準備は整う。
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猫は連日やってきて足跡をつけていったが、初日の砂の層の時のように「ひゃっほー!」とぴょんぴょん跳ねまわることはしなかった。
芝生はコメリのオンラインショップで5月3日に注文を済ませており、「入荷予定日:2026/05/20 頃」という連絡ももらっていた。
土台作りが終わったのが5月17日夕方だったので、「連日の土運び込みでへとへとだけど中2日あれば体力も回復するだろう」とパソコン作業を始めた18日の昼、コメリからメールが届いていることに気付いた。
タイトルは「商品入荷のご案内」。
なんと最寄り店舗にもう、私の芝生が届いているのだという。
日中は夏日になるかもと言われている暑い日。慌てて店に電話をし、そして車でコメリに向かった。
>続く
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