東京湾フェリー&南房総体験(1)久里浜港から金谷港へ
1年半ぶり2度目の東京湾フェリー。
今回、神奈川・久里浜港と千葉・金谷港を結ぶ東京湾フェリー、そして南房総の4市1町(館山・鴨川・南房総・富津・鋸南町)を体験するメディア向け見学会があり、ブロガーとしてお声がけいただき参加してきた。
出発地は久里浜港。
1泊2日で房総半島南部~南房総~の観光スポットなどをまわるというもの。年2回かなり前から開催されているものだそうで、今回のテーマは「初夏の南房総"旬"の味覚を食べ尽くす!」だ。
フェリーターミナルにはお土産売り場も。海軍カレーも多種。
ちなみに「船で出発」というのは遅刻が絶対に許されないので前夜からかなり緊張しており、当日もかなり早くについてしまった。なのでこの売店の横のレストランで朝食を食べたのだが、450円の納豆定食に小さな魚までついてきてなかなかGOOD。シラス丼などもあった。
いよいよ乗船。前回はバイクだったのでこの通路は歩いていない。
船旅ってこの始まりの瞬間がワクワクするんだよね、例え40分のショートであっても。陸続きではない、切り離された別世界に向かう興奮とでもいうか(注:千葉県はもちろん陸続きです)。
フェリー内は広く、多種多彩なスペースがある。どこに座って過ごそうかちょっと迷うほど。
ソファ席も非常に多く、グループによっては早くもプレ宴会モードになっていたりも。
ただ初めて乗るならやはりトップデッキには一度あがっておかないと。広々開放的。そして久里浜港を出港した後、船自体がかなり大きくその場で旋回するので、そこもトップデッキで体験すれば面白いはず。
夕方ならここで夕陽見ながら冷たい缶を「プシュっ」したいなあ。
船内の掲示物も要チェックだ。
例えばこれは日没時間が書かれたもの。東京湾フェリーは「移動手段」としてだけでなく、クルージングとして楽しむこともできる。船が好きなお子さんがいるなら、40分×2往復でついでに金谷港で美味しい海鮮バイキング食べて帰ってくるなんてコースもいいだろう。
ここに書かれているようにサンセットクルージングなんてのもいいだろう。夕陽はどの辺りに沈むのだろうか。館山からはダイヤモンド冨士が見えるそうなので、時期によっては富士山のシルエットが紅く染まるのかもしれない。
豪華客船の日程も。船はやはり海の上を航行していてこそ美しい。東京湾を出ていく雄姿を、船上から見ることができる。それにしても普段豪華客船なんて縁遠い世界なので、6月だけでこんな多くが東京湾に出入りしていた事実にびっくり。
プレス向けということで、特別な場所にも入れてもらえた。
浦賀水道を横切る東京湾フェリー。大型の船やタンカー、そして自衛隊の船や潜水艦までが常に視界にウヨウヨという、なかなか特殊な航路だ。
そしてわずか40分で金谷港に到着。地元である千葉に、海路でやってくるというのはなかなか新鮮な感覚で、千葉がまるで巨大な島のようにすら思えてくるから不思議だ。
やはり船は旅気分を一気にあげる乗り物だ。バスでアクアライン越えしたら、こんな気分にはならない。まああれもあれで面白いし興奮するんだけどね。
お土産も海産物も、そして落花生もいっぱいの金谷港ターミナル。
久里浜港の売店と比べると規模も大きく、やはり観光客のベクトルは神奈川→房総なんだなと。
そして迎えのバスに乗り込み、いよいよ南房総の"旬グルメ"旅の始まりです!