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知床羅臼体験&知床岬クリーン作戦(1)羅臼の宿まるみ

突然だが今、知床半島の羅臼。
旅ライターの板倉氏にお声がけいただき、知床取材ツアー&知床岬クリーン作戦に参加中だ。

「えっ、知床岬に上陸できるんですか!?」

通常は遊覧船で海上から眺めることしかできない知床岬に上陸できるという話に即答で乗った。海辺育ちなので、海岸漂流ゴミ問題の話にも興味がある。そして2度ひとりで訪れた知床は大好きな場所。

もっとじっくり回りたいと思っていたので、これ以上ない魅力的な企画だった。
そんなわけで、今日から5泊6日のツアーの様子をレポートしていく予定。

まずは宿。
羅臼の宿まるみだ。

●知床羅臼の宿まるみ

昨年泊まった人から「とにかくここは凄い」と聞いていたが、本当に・・・

びっくり。

羅臼にこんな宿があったなんて全く知らなかった。
山のふもとのホテル以外は、小さな民宿とライダーズハウスが点在してるイメージしかなかったので。

フロントには巨大なクジラの模型。
そしてその前に立つのが、羅臼を愛してやまない素敵すぎる宿ご主人の湊さん。

ここ羅臼はホエール・ウォッチングの名所。マッコウクジラやミンククジラ、そしてシャチなど様々な海洋生物を見ることができるそう。クジラは今からがシーズンだ。

夕食会場を下見に行ってびっくり。
目の前は海!国後島を望む根室海峡だ!

これはテンションあがるなあ。

なんて思うのはまだ早かった。

部屋は角部屋で二面が窓。

わおー!

なにこの展望台みたいな部屋は!!!

奥は畳のあがりに。
窓の外は海なので、シャワー後もカーテン閉めずでOK。外から部屋の中を覗き込めるのはカモメくらいだ。

これは初めての体験。

ちなみにここ、独自に源泉をもつ温泉宿なので、お風呂は大浴場がある。
でも部屋にもちゃんとバスルームが。・・・と思ったら違った。

なんとここ、

岩盤浴。

岩盤浴室付きのお部屋なんてのも初だ。
海を見ながらまったりできそう。

でも今日最大のサプライズは、何といってもこの豪勢すぎる食事だ。

冷凍ものではない、ちょっと前まで本館隣接の建物の水槽の中で元気に泳いでいたというカニは、味も濃厚で肉はしっとりふんわりジューシー。ぱさつき感なんて皆無だ。

スケトウダラも肉厚で脂たっぷり。淡白な味のタラとは大違い。
関東ではこうして食べる機会は少なく、どちらかというと練り物の材料というイメージが強いのだが、実はこんな美味しかったのかと新発見。

あ、詳しく説明聞いたのに名前忘れましたごめんなさい。
確か青ゾイ、縞ゾイ、あと何か。これもばくばく食べてしまった。鮮度抜群のお刺身。貝もコリコリ♪

ハイライトがこれ。
バイキングで食べ放題となっているのは、すべて宿自家製の手の込んだ料理の数々。

どんなグルメか、ひとつずつ見ていこう。

程よいスモークさの自家製スモークサーモン。

なんと飯寿司まで自家製。
レストランでこんなの出されたら、これ目当てに人集まってくるんじゃないか?

こちらはサクラマス。

高カロリーとわかりながら、あまりの美味しさに何回もお替りしてしまったイカの沖漬け。柔らかく甘く忘れられない味に。

トド!!!

真っ赤な外子。

宿ご主人が山から採ってくるというクレソンは山盛り。
マヨネーズを付けてサラダとしていただくという、なんとも贅沢な・・・。

そしてこごみも宿ご主人が採ってきたものだそう。
噛むとぬめりもあって、その食感も楽しめる人気の山菜だが、関東では食べる機会はあまりない。せいぜいゼンマイ・わらびだ。

こちらは天ぷらで、塩をつけて。

ああもう

胃が3つ欲しい!

もしくは二十代の頃の底なしの胃に復活して欲しい。

とにかく美味しい。
特に飯寿司とイカの沖漬けとこごみ。

これが食べ放題で本当に大丈夫なのか。

「クレソンをこんな大人食いするのは初体験」

参加メンバーとそんな話をしながら食べているとこんな提案が。

「明日、クレソン採りにいこう」

(^O^)/ やったー!

ということで、今はち切れんばかりの胃を両手で押さえながら部屋に戻ってきたところです。あ~、食べ過ぎ注意。5泊するというのに初日からこんなで大丈夫か自分。

明日以降、羅臼をじっくり体験させてもらいます!

●知床羅臼の宿まるみ

[旅]知床羅臼2016年5月

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