「おがさわら丸」乗船体験(1)2016年就航の三代目おがさわら丸【PR】#TOKYOREPORTER #TAMASHIMA #TOKYO #OGASAWARA
東京都の観光PR事業の一環として、2016年9月27日から10月2日までの日程で、小笠原父島・母島を訪れています(現地滞在は3泊4日/東京都多摩・島しょ魅力発信事業からの招待)。詳細は公式サイト「tokyoreporter島旅&山旅」にて。
東京都心から約1,000キロ離れた小笠原諸島には、民間の飛行場がない。
したがって行くなら船、「おが丸」こと小笠原海運の
「おがさわら丸」一択
だ。
2016年7月に就航したピカピカ新造船
2016年7月2日に三代目が就航したばかりで、今ならピカピカの新造船で快適な船旅ができる。
「まるでホテルみたい!」
リピーターも多いおがさわら丸。
きれいかつスタイリッシュな船内に、乗船時は感動の声が至る所からあがっていた。
遠距離をひとりでつなぐ働き者の船なので、数年後にはそれなり経年劣化もするだろうが、今は壁も床も無傷で本当にきれい。今回私は二等寝台を利用したが、客室のベッドも非常に使いやすく快適な船旅ができる。
今のうちに一度乗船しておくことをおススメする。
東京・竹芝から小笠原まで24時間
小笠原・父島は、東京の竹芝ターミナルから24時間かかる。途中どこにも寄港しない航路としては非常に長い乗船時間だ。
ちなみに第二代おがさわら丸の時には25時間半かかった。それが1時間半縮まったことで、出航時間が1時間遅くなり、東京近郊以外の人でも、飛行機で早朝に羽田まで飛び、そこから竹芝に向かって船に乗ることがしやすくなったという。
東京・竹芝発は6日に1便。そして小笠原で3泊4日停泊して再び東京に向かう。つまり1航海は5泊6日だ。
当然、観光や出張で小笠原を訪れる人もおが丸の運航スケジュールで動くことになる。多くの人は1航海(5泊6日)で、もっと滞在したいから帰りは次の便で・・・というと、一気に11泊12日あるいは12泊13日となってしまう。これを「2航海」というそうで、小笠原村観光局はこう言う。
「小笠原の本当の魅力は、「2航海」でなければわかりません」
●小笠原へ行こう!|長期滞在情報|小笠原村観光局
乗船料は片道23,210円(2等和室)~
船室は2等和室から特等室(スイート)まで6タイプ。
もっとも多いのが2等和室で286床、次が2等寝台で260床。1等室以上は個室で、もっとも高い特等室は2名利用で1人67,100円(2016年9月時点)となり専用デッキまでついている。
今回私は2等寝台(エコノミーベッド)だった。上下二段ベッドが並ぶ部屋だが、カーテンを閉めてしまえばプライベート空間になり、結構快適。部屋も細かく分かれていて、カーテンが大通路には面していないので、夜、他の人の足音で目覚めてしまうなんてこともない。
料金はひとり25,660円で、往復5万円以上となる。
国内旅行としては交通費だけでこれだけかかるとかなり高い気もするが、それでも小笠原にはまってしまって毎年のように休暇をかき集め小笠原に向かう人もいるのだそう。
カンタンに手に入る感動は、ちょっと物足りない。
そうなのかもしれない。