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小笠原・父島体験(8)亜熱帯農業センター&水産センター【PR】

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

父島循環線こと都道240号をぐるり一周する際、南のちょうど半分くらいのところに小笠原亜熱帯農業センターがある。ナイトツアーでオガサワラオオコウモリを見に来たのもこの場所だ。特に入場料などもなく自由に出入りできるようだったので、昼間もう一度立ち寄ってみた。

至る所に咲き誇るハイビスカスの花。
南国小笠原らしい写真を撮りたい人には絶好の撮影スポットになるはずだ。

八重のハイビスカスも!
柔らかいチュールを重ねて作ったかのような花弁、ついつい手を伸ばして触りたくなる、そんな欲求も沸き起こる。

一方でこんなさっぱりした清々しさ感じる純白のハイビスカスも。

温室も自由に入っていいのだという。

コーヒーの木はじめ、果物の木がいろいろ。

敷地かなり広く、さらに奥に広大な展示園があった。
テリハハマボウなど、母島・南崎でガイドさんに解説してもらった木の名前も。奥にはオガサワラビロウなども。

ただここ、中間あたりのフィロデンドロン・セロームあたりで引き返してきた。というのもずっと登り坂で、その先はさらに急坂だったためだ。一番奥には展望台と書かれているので、山の斜面に作られた施設なのかもしれない。

すらりまっすぐ伸びたヤシの木。
オガサワラオオコウモリが最初とまっていたのがここだったかもしれない。

日中は山に戻って寝ているそう。
ナイトツアーでは大量に出現していたヒキガエルの姿も皆無。日中は一体どこに隠れているのだろうか。

注目は、都道をまたぐ歩道橋脇に生えた桑の木かなにか。
ここで大量のメジロを発見。枝から枝に飛び移り、赤い実を一生懸命ついばんでいた。

きれいな鶯色で、目の周りが白い。

もう一か所、無料で楽しめる施設が集落近くの小笠原水産センター。

シュノーケリング帰りと思われる女性三人組がきゃーきゃー楽しそうな歓声をあげて水槽の中を見つめているので何がいるのかと思って近づいて行ったら・・・

アカバという魚。
これのどこが笑い転げるほどなのかというと、長い柄がついた歯ブラシを顔の前に近づけると、大きく口を開けるのだ。

そして内側の葉を歯ブラシでごしごしこすってあげる間、そのまま停止状態。魚の表情を読み取ることはできないが、その様子を見ると気持ちいいらしい(たぶん)。

まさか歯磨きが好きな魚がいるなんて。

建物の中には・・・

小さな水族館。

通路の両脇に大小の水槽がずらり並び・・・

いろいろな魚やカメ、クラゲにエビなどが。
種類も多く、愛らしい泳ぎを見せてくれるフグなどもいて水族館好きには楽しい。

乾きものも。

記念写真用に、イタチザメの歯が。
後ろから顔を出して撮影するというものなのだろう。隣にはアオウミガメの甲羅もあった。

この小笠原水産センターは、集落から歩いても行ける。
毎日8:30~16:30まで。おがさわら丸出港前の時間潰しにもちょうどいいと思う。

東京都の観光PR事業の一環として、2016年9月27日から10月2日までの日程で、小笠原父島・母島を訪れています(現地滞在は3泊4日/東京都多摩・島しょ魅力発信事業からの招待)。詳細は公式サイト「tokyoreporter島旅&山旅」にて。

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