WADA-blog(わだぶろぐ)

スペーシアベースに社外ナビをつけて全方位モニター映像も映し出す

「純正ナビをつけるかどうか」

アクセサリー検討でかなり悩まれる方も多いかと思います。私が購入したスズキのスペーシアベースは、元々ディーラーの試乗車だった新古車で、メーカーオプションである全方位モニターは最初からついていましたが、純正ナビはついていませんでした。

全方位モニターとは、車の前後左右4か所のカメラで撮影した映像を再構成し、まるで車の真上上空から撮影したかのような俯瞰映像を見ることができる機能です。

「全方位モニターの映像は、純正ナビでないと対応していない」

という説明だったのですが、ナビ自体はスマホのナビ機能でも十分だったので、全方位モニターのためだけに別売品含め20万円~の純正ナビをつけるか悩ましいところです。

結論からいうと

  • 社外品のパイオニア製ディスプレイオーディオを自分で取り付けた
  • 変換アダプタを組み合わせ、全方位モニター映像も映るようにした
  • Androidスマホと「Android auto」機能で連携させてナビを利用したり音楽を聴いたりしている

この方法で、全方位モニター映像も、ナビも、音楽も利用しています。

おそらく同じことを考えている方もいると思うので、参考までに私が購入したものと取付方法について簡単にご紹介します。ただし自己責任で。

買ったもの一覧

パイオニア製ディスプレイオーディオ「DMH-SZ700」(6.8インチ)44,669円
スズキ純正カメラコントローラーキット27,500円
ワントップ全方位モニター変換アダプター「TPS094BA」15,180円
日東工業スズキ用200mm窓口付車AV取付キット6,070円
合計93,419円

ディスプレイオーディオとは、これ自体にはナビは搭載されておらず、スマホと連携してスマホアプリのナビ機能を映し出して使うものです。音楽もスマホにSpotifyなどを入れていればそれを使うことができます。

もっと安いものでもよかったのですが、純正ナビを買ったと思えばということで、少々お高めなパイオニアのブランド「Carrozzeria」の製品にしました。

スペーシアベースのオーディオガーニッシュは「7インチ(200mmワイド)」です。その枠内に収まるよう、6.8インチのものを選びました。またこの「DMH-SZ700」はAmazon Alexa搭載で、運転しながら音声操作でいろいろ情報検索できる点にも魅力を感じました。

Amazonで購入しました。

スズキ純正カメラコントローラーキットは、スズキベーシアのアクセサリーカタログにも載っていますが、メーカーオプションの全方位モニター用カメラパッケージを装着している車でその機能を使う時には必ず必要となるものです。

取付キットは、いくつかのメーカーの製品が使えるようなのですが、私は日東工業の「スズキ用200mm窓口付車AV取付キット(NKK-S84D)」というものを使いました。

取付キットの適応チェックは、カナック企画のサイトでできます。私の場合「年式:スペーシアベース(R4/8~現在)」「タイプ:200mm窓口付車
(全方位モニター付オーディオレス車)」「サイズ/取付数:180mm/2D」だったので、取付キットは「NKK-S84D」とのこと。備考欄の注意事項もしっかり読んでおいたほうがいいです。

これだけAmazonでは買えなかったので、Yahoo!ショッピングで購入しました。

そして今回の取付の陰の主役は、ワントップが発売している「全方位モニター変換アダプター」です。本来、純正ナビでなければ利用できない全方位モニターを、ずっと安価な社外品のナビやディスプレイでも映し出してくれるからです。

詳細はYouTubeをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=W2tWOCXyZ5E&ab_channel=%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97

他のメーカーからも同じようなものがでていますが、埋め込める切替スイッチもついているワントップ製品を選びました。Amazonなどで買えます。

取付方法

正直、車を購入するのも初めてなら、当然カーナビを取り付けた経験はなく、さらには本来純正ナビしか対応していない全方位モニターの映像を変換アダプタ使って映し出せるようにするなんてのも初めてです。

「自分にできるのかしらん」

と不安で一杯でしたが、まあダメだったら、出張取付サービスをしている人などもいるので、そこを頼ればいいやと腹をくくることにしました。

ただ結論としては、

「自分のようなド素人でもできる」

です。取付キットも変換アダプタも、同じ色のケーブル同士かつ同じ形の差込口同士を連結するようになっているので、取扱説明書を見ながら一個一個丁寧にやっていけば、知識ゼロでもなんとかなります。

とはいえ・・・

ケーブルの本数が半端ないので、途中で頭がフリーズしそうになりましたが。黄色いテープはマスキングテープで、「このケーブルは自分の場合使わないでいいらしい」「これを車側の端子に接続する」など、車内作業の際にわからなくならないよう覚書を書き込んでおきました。

ド素人なだけに、いくつか「?」なこともありました。まずひとつはアース線です。まとめて共締めするとあったんですが、一体どこに?が疑問でした。

あと電源の+に接続する線、イルミ電源に接続する線もあったのですが、納車前にこの作業をやっていて、車の配線のほうを見ることができずにいたので、オーディオガーニッシュの裏にわかるようにでているのかしらん、それとも自力で電源取り出しが必要だったりするの?というのが疑問でした。

そしていよいよ、車に取り付ける時がやってきました。ドライバと養生テープ、あと必要かどうか不明だけど両面テープやヘッドライトなどもまとめて段ボールに入れました。

まずは、車のバッテリーのマイナス端子を外す作業。これ、小型バイクのバッテリー交換ではやったことがあるものの、車のバッテリーがどこにあるのかもわからなきゃ外すのも初めてなのでかなりドキドキでしたが、YouTube動画を参考に無事できました。

外した端子は、タオルでぐるぐる巻きに。

納車直後の車を傷つけたら悲しいので、周囲を養生テープでがっつり養生します。ワイパーのところもぐるぐる巻きにしました。

そしてオーディオガーニッシュの枠を外します。硬くて、無理に引っ張ったら割れちゃうんじゃないかと、初っ端からかなりの度胸を試された気がします。

この後はドライバを使って無理なく外すことができました。

開けると、中からはこんな感じの端子がいくつか。事前に接続作業した際に、「あとはこれを車側の端子と接続すればOK」と思っていたものと、形も同じ。

これなら大丈夫だ!やれる!

と安心した瞬間です。なにしろはめ込む形が全部違うので、どれをどこに差し込めばいいか悩みようがないからです。

そして、私が疑問に思っていた「アース・アクセサリー電源のプラス線・イルミ電源の線」も、実は全部この中に混じっていて、カパッとはめれば信号などだけでなく、電源もすべてつながるのでした。

アースは共締めして、取付アダプタの枠に固定しました。「アースは車体の金属部分に」が原則ですが、共締めした中の一本が、ちゃんとこの端子を経由してアース線につながっているから大丈夫だったのです。

先に全方位モニター映像の切り替えスイッチを取り付けることにしました。後ろから指を突っ込んで、空白のダミーボタンを外します。

変換アダプタに同梱されていたスイッチボタン。当たり前ですがぴったりです!

始まりはなんだかすごくカオスでしたが・・・

接続していきます。

実はアンテナだけどうしてもうまくはめられず後回しにしてしまったので、ラジオが使えない状態。後でまたやり直さないと。

配線が終わったら、本体を取り付ける前に、一度テストです。ボンネットを開けて、バッテリーのマイナス端子を接続して、車のエンジンをかけると・・・

やった、画面が映し出されました!

そしてさらにうれしいことに・・・

全方位モニター映像もばっちり映し出されました。

この灰色の長方形の左右は、まさに私が車を停めて作業している私道両脇のブロック塀そのものでした。

この時はスマホとの接続テストまではしませんでしたが、音声コントロールで電話を掛けることだってできます。

この後、配線を適当に束ねて、裏でゆさゆさしないようにまとめて、全部本体の裏に突っ込み、本体を取り付けます。カーナビと違い本体のサイズもかなり小さいので、裏も余裕があってそれほど大変ではありませんでした。

鳥の目のような俯瞰映像と、バックカメラ映像のおかげで、ペーパードライバーで運転苦手意識の強い自分も、バックで狭いガレージに車を入れることができるようになりました。

まだ苦手意識は完全に払しょくされたわけではありませんが、混みあうスーパーの駐車場などでも、それほど怖がらずにバック駐車できています。

この作業の数日後には、往復240キロほど走って東京まで一泊二日の車中泊ドライブをしてきましたが、その時にはAndroid autoでスマホとディスプレイを接続し、ナビを見て、Spotifyで音楽を聴き、車体のカメラ映像もがっつり活用することができました。

もちろん純正ナビとまったく同じことができるわけではないと思います。取扱説明書をまだしっかり読めていないので、設定すればできるのかもしれませんが、まだ車を斜め上から見たり、運転席から車体を透かして見るような3Dビューは確認できていません。

ただ個人的には、バックモニター映像と上部からの俯瞰映像が見れればそれで充分だったので、満足です。

ナビも、車に乗る前にスマホで検索しておけば、乗車後に接続するとすぐ候補地としてでてくるので、カーナビの機能を使うより便利かなと思います。

「純正ナビは必要ないけど、全方位モニター機能は使いたい」

という方の参考になれば幸いです。