ポケットサイズの小型プロジェクター HP「MP100」「MP120」発売開始!(1)手のひらサイズ~製品スペックと外観
「気軽に持ち歩ける小型プロジェクターが欲しい」
「家で大画面で映画を観たい」
「でもあまりに高額なものは無理」
と考えているなら、今月日本で発売開始となるHPブランドの2製品、要チェックだ。
■Amazon販売ページ
HP ヒューレットパッカード MP120 超軽量プロジェクター 120ルーメン 解像度854×480 1700mAH(7.4V)バッテリー内蔵
42,980円(配送料無料)
HP ヒューレットパッカード MP100 超軽量プロジェクター 100ルーメン 解像度854×480 1800mAH(3.7V)バッテリー内蔵
35,420円(配送料無料)
■楽天市場販売ページ
先日紹介した「Pico Cube A(エース)」に続き、今回もレビュー用として使わせてもらえることになった。パソコン接続も可能なこの2製品は、おそらく「Pico Cube A」同様・・・
「欲しい!!!」
と物欲そそられる人が多いだろう。
私もそのひとりで、自分のニーズどんぴしゃだ。何回かにわけて実際の使い勝手など紹介していきたい。
まずは製品の概要と本体外観を紹介する。
「MP100」「MP120」製品スペック&特徴
まずは2製品の製品スペックについて。
両製品を比較したいという人も多いと思うので、主な仕様を並べてみた。
製品 | MP100 | MP120 |
写真 | ||
サイズ | 9.78×9.78×2.3cm | 11.8×12.1×2.45cm |
重量 | 140g | 265g |
明るさ | 100ルーメン以上 | 120ルーメン以上 |
投影サイズ(対角線) | 20~100インチ(51~255cm) | 17~120インチ(42~305cm) |
投写距離 | 53~319cm | 51~368cm |
解像度 | 854×480ピクセル | 854×480ピクセル |
アスペクト比 | 16:9 | 16:9 |
コントラスト比 | 1200:1 | 1500:1 |
接続 | Wi-Fi、HDMI(インプット)、USB(フル・Micro) | Wi-Fi、HDMI(インプット&アウトプット) |
音声 | 3.5mmヘッドフォンジャック | 3.5mmヘッドフォンジャック |
電源 | バッテリー(充電式)、DC-Inアダプター、マイクロUSB | バッテリー(充電式)、DC-Inアダプター |
充電 | 一回の充電で120分間連続投映可能 | 一回の充電で100分間連続投映可能 |
価格 | 税込35,420円(送料別) | 税込42,980円(送料別) |
「MP120」のほうがサイズ的にはひとまわり大きく、また明るさ・投影サイズなどでもより高いスペックで上位機種と言える。
左が「MP100」(97.8×97.8mm)、右が「MP120」(118×121mm)。
あ、これは左右逆だ。
左が「MP120」、右が「MP100」で、高さはほとんど一緒(23mmと24.5mm)。
スペックは「MP120」のほうが少し上だが、コンパクトさや接続・充電にUSBが使えるという点で「MP100」により魅力を感じるという人も多いだろう。
明るさは「MP100」が100ルーメン以上、「MP120」が120ルーメン以上。
100~120ルーメンという数字に不安を感じる人もいるかもしれないが、上の写真でもわかるように、部屋の照明を一切落とさなくてもくっきり鮮やかに映るだけのパワーはある。
もちろん参加者百人以上規模の広いセミナー会場で使う本格プロジェクターと比べたらずっと低い数値なのだが、小型のモバイルプロジェクターの利用シーンを考えたら十分すぎるほど。これについてはまた別途、距離を伸ばして最大サイズに投射した際の明るさなども紹介したい。
- コンパクト&軽量で持ち運びしやすい
- パソコンとの接続の他、Wi-Fiでスマホとも簡単接続
- バッテリー充電でも利用でき屋外でも使える
特長をまとめるとこんな感じだろう。
「MP100」の140gという重さは、最新の5.8インチiPhoneXP(177g)より軽い。私が利用している4.7インチのiPhone6Sが143gなのでそれと同等。このくらい軽いと「使うかどうかわからないけど持ち歩く」こともできる。バッテリー充電で利用できるので、キャンプ場で林間に布を吊るしナイトシアターなんて楽しみ方もできる。
約10cm四方でUSB充電可能~「MP100」の外観
まずは2モデルのうち、よりコンパクトサイズの「MP100」の外観を見ていきたい。
これはサンプル用製品一式なので、実際に販売される際の同梱物とは少し異なるかもしれないが、入っていたのは上の通り。
電源アダプタはプラグ部分差し換えできるようになっていて、日本で使われている「Aタイプ」の他、「BFタイプ」あとおそらく「Cタイプ」のプラグも用意されていた(製品版でも「Aタイプ」以外が同梱されるかどうかは未確認)。→<追記>日本で発売される製品に同梱されているのは日本国内用「Aタイプ」のACアダプタのみで、海外用差し替えプラグは同梱されません。
約10cm四方の正方形。
手にすっぽり収まるサイズで、ジャケットのポケットにもすっぽり入る。
そして厚みは2.3cm。
重さは140gで、「モックじゃないか?」と思いそうなほどに軽くて驚かされる。
外観をぐるり見ていきたい。
まずは正面。向かって右側にレンズがついている。ちょっと奥まったところにあるレンズは、スマホのカメラレンズほどの大きさだ。
左側面。
写真上で左側、正面に近い部分にあるのがピンと調整のためのダイヤルだ。かなり小さい。
コネクターはすべて背面に。
左端はMicro USBで、給電・バッテリー充電はここで行う。
その隣が3.5mmヘッドフォンジャック。
そして普通サイズのUSBで、右端がHDMIケーブル(タイプD)の差し口。
同梱されていたケーブルは、片側がタイプD、もう片側がタイプA(一般的なサイズ)のHDMIケーブルだった。
右側面。
写真上で左側、背面に近い部分にあるのが電源ボタンで、8秒間押し続けると電源がオンになる。
上部中央にはHPのロゴが。
底辺は中央部分がちょっと盛り上がった状態になっていて、中央に三脚ネジ穴がある。
120インチに投影可能~「MP120」の外観
上位機種の「MP120」も見ていこう。
こちらは本体の他、電源アダプタと三脚が同梱されていた。
サンプル用なので、実際に製品として販売される場合には少し変わる可能性はある。
サイズは11.8×12.1cm。
「MP100」よりはひとまわり大きく、手のひらにすっぽりというサイズではないが、プロジェクタとしては十分に小さい。
厚みは2.45cm。
形は底側が少し小さい台形になっている。
重さは265g。
紙パックのお茶が250mlなので、それよりちょっと重たい程度だ。
これは正面で、レンズは向かって左側についている。
左側面は特にボタンやコネクタなどはなし。
背面。
左から3.5mmヘッドフォンジャック、HDMI(アウトプット用)、HDMI(インプット用)、その隣はシールでカバーされているがMicroUSB、一番右が電源アダプタの差込口。公式サイトにMicroUSBの表記はなかったので、製品版ではついていないのかもしれない。→<追記>MP120の製品版にはMicroUSB付いていません。
右側面も何もなし。
上部前方右側、レンズの近くには焦点調整用のダイヤル。
中央には操作ボタンがついている。
電源、ボリューム、太陽のマークは輝度調整だろうか。後で確認したい。
その下の3つの丸はバッテリー残量を示すランプだったと思う。
底辺の中央には同じく三脚ネジ穴。
それぞれに三脚がついている。
ミニサイズだが、足は結構伸びる。軽量でタフさはないが、プロジェクタ自体が軽いので特に問題はないだろう。
発売時期と価格
さて気になるお値段。
まもなく楽天とAmazonで予約注文の受付が始まるので、それを確認してからこちらにも書くことにしたい。
発売は今月27日予定で、楽天市場ではそれに先立って予約注文の受付が始まり、その後Amazonでの販売も始まるそう。開始されたらまた価格なども追記して紹介をしたい。
■Amazon販売ページ
HP ヒューレットパッカード MP120 超軽量プロジェクター 120ルーメン 解像度854×480 1700mAH(7.4V)バッテリー内蔵
42,980円(配送料無料)
HP ヒューレットパッカード MP100 超軽量プロジェクター 100ルーメン 解像度854×480 1800mAH(3.7V)バッテリー内蔵
35,420円(配送料無料)