風吹く場所が好き。
広々とした空間に身を置きたい。
暑くもなく寒すぎることもない春のうららかな日、パソコン一台抱えて好きな場所に行き、そこでのんびり仕事できたら。
・・・と、先週から「青空テレワーク」構想に取りつかれている。
どんなスタイルがありうるか、何が必要か、どんな場所が利用可能か。青空テレワークをより楽しむためにはどんな要素が必要か。暇を見つけては考えてしまっている。
あくまで「パソコン作業」が仕事内容という前提だが、青空テレワークを行うためにはいくつかの条件が必要だ。
- 持ち運びできるノートパソコン
- 椅子とテーブル
- 日陰となる場所
- 自由に利用できるトイレ・水場
- 電源供給
- アクセスのしやすさ
- コンビニなど近隣のショップ
このうち、上から4つは絶対に必要だろう。
電源供給は可能ならほしいところだが、この条件が加わると場所の可能性が一気にシュリンクする。
今は軽量ノートパソコンでもバッテリー駆動時間6時間超のものは多い。予備バッテリーを用意するという方法もあるので、最悪なくても対応できるスタイルを考えたいところ。
必須条件のうち、意外と確保しにくいのが「日陰となる場所」だ。
青空テレワークできる場所は、広い公園の芝生エリアや、海が近いなら砂浜も候補となるだろう。
公園なら、ベンチが置かれた屋根ありスペースもあるが、散歩途中の高齢者や小さな子供連れのお母さんがのんびりと過ごしている。そんな場所でパソコンを広げて仕事をするのも野暮だし、少々気がひける。
大きな木の下という選択肢もあるが、日陰は時間の経過とともに移動するもの。それに追われるのもせわしない。
ちなみにこの写真は、私が今住んでいるシェアハウスの庭。
高台のため見晴らしもよく、可能なら時にはここで仕事したいところだが、やはり「日陰がない」問題がネックだ。
そこで思いついたのが「屋根付きの折りたたみチェア」。
探してみると結構いろいろある。
そしてお値段もそれほど高くはない。
チェアとテーブルを両方持参だと重たくなりそうだが、アームのついた折りたたみ椅子なら、そのアームに何か台になるものを乗せれば、ノートパソコン一台くらい置ける。
一個目の候補はこれ。
単に屋根がついているだけでなく、ボックス状の日よけなので、太陽に傾きが出始める夕方近い時間帯でも重宝しそうだ。自分自身の顔を他の人から見られにくくする効果も期待できる。
このシェードの高さは105cmから130cmまで調整できるそうで、気になる重さは3.2㎏。
専用の袋には肩にかけられるベルトもついているので、持ち運びもしやすい。
Timber Ridge アウトドアチェア 収束式 パラソル付き 折り畳み 日避け コンパクト 収納袋付(3,411円)
もうひとつはこちら。
重さは4.7kgと一つ目より重たいが、屋根部分はUPF50で紫外線をカットし、小雨にも対応とのこと。作りもしっかりしていそうだし、専用の袋がついている。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) BBQ 海用 パラソル UVカット サンスパイス 180cm シルバー×ネイビーM-877(1,931円)
既にお気に入りの折りたたみチェアを持っているという人なら、パラソルだけ買って後付けする方法もある。
キャプテンスタッグのこのタイプなら、角度も変えられるので、太陽が移動しても日陰を維持できそうだ。
ただ高さ調整ができるという記述がないので、そこがどうか。
頭・顔は日陰にしてくれても、手元のパソコンには直射日光があたってしまうなんてこともあるかもしれない。そのあたりを慎重に確認する必要がある。
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まだ買うかどうかは決めかねているが、屋外で仕事ができる環境を作りたいという気持ちは強いので、これ機に真剣に体制構築を検討したい。