一人暮らしのための相互見守りシステムを企画!~仮称「令和五人組プロジェクト」
家の中で事故にあったら、誰にも気付かれないまま?
「今は元気だけど、もし家の中での事故で動けなくなったら・・・?」
独身で家族もおらず一人暮らしをしていると、ふとした瞬間にそんな不安が頭をよぎります。会社員なら出社してこないことで誰かが探索開始してくれる可能性もありますが、最近はテレワークも増えていますし、私のようなフリーランスも少なくありません。60代後半や70代だと定年退職して社会とのつながりが少し細くなっている人もいると思います。
私は、2017年から2023年にかけて、IT製品も活用して遠隔で両親の見守りやサポートを行ってきました。特に2021年以降は、父の他界で一人暮らしとなり、軽度の認知症や身体機能の低下もあった母の安否確認を、人感センサーやスマートディスプレイなど活用して行っていました。
時には家の中で倒れて動けなくなっている母親を遠隔で発見し、介護ヘルパー派遣会社や母の友人にレスキューを頼んだこともあります。
いつしか母のそんな姿を将来の自分に重ねることも増えてきました。そして思いました。
「独身で子供もいない私は、年をとって母と同じ状況になった時、誰が見守ってくれるんだろう?」
同じ不安を抱えている人はもちろん私だけではありません。
見守りテックセミナーに参加してくれている同世代の独身の方からもよくそんなぼやきを聞きますし、周囲の独身の友人達ともそんな話で盛り上がります。そしてこれからどんどん増えていく独居高齢者をどう見守りサポートしていくかは、大きな社会課題にもなっています。
でも・・・不安がってばかり悲観してばかりじゃ何も変わらない!
幸い、IoT機器を活用すれば遠隔でも見守りができることは体験済みですし、AIの進化で今後はさらに便利な機能を搭載した製品も登場するはずです。AlexaなどAIアシスタントの劇的進化も間近です。
あと問題は「見守ってくれる家族(子供)」がいない点をどうするか、です。
そんな想いから「一人暮らしの人のための相互見守りシステム構築企画」別名「令和五人組プロジェクト」の企画書を作ってみました。同じニーズを抱えている人は結構多いと思うので、軽くご紹介します。
・・・とその前にひとつ。
なぜ「令和五人組」なのか?
かつて江戸時代に作られた「五人組」は年貢など近隣住民が連帯責任を負うための仕組みでしたが、農作業や冠婚葬祭など生活の様々な面での互助チームという側面もありました。
今、この令和の時代を生きる私たちが直面しているのは、未婚化や核家族化によって「見守り不在」の中高年・シニアが急増していることによる社会問題です。行政の支援や警備会社など民間のサービスもいろいろありますが、自分が考えているのは、お互いに面識もあり気心の知れた仲間で支え合う、小規模の互助・共助のチームです。
■顔が見え信頼できるメンバー
同じ境遇で信頼できるメンバーでチームを構成することで、安心してお互いに情報開示できる
とりあえず5名/最適な人数は今後テスト運用しながら模索
負担がかかりすぎず長期継続を前提とした運用ルールを作る
■自動化+LINEグループで無理なく
人感センサーや開閉センサーによる安否確認で無理なく続けられる
"異常事態かも"通知はLINEグループに届くので、メンバー間で相談して対応に当たれる
運用しながら「緊急時SOS」など機能拡大を図ることも視野に
人数を5人程度にすることや、そのメンバー間でLINEグループを作って、いざという時にはLINEグループ上で相談しあって協力し合って対処するのは、「誰かに過度に負担がかからないようにする」「長期にわたって持続可能なグループにする」ためです。
システム概要はこんな感じです。
市販のセンサーと、Googleスプレッドシート+GAS(Geminiも使ってノーコードプログラミング)、そしてLINEというプラットフォームを使った簡単な仕組みにしようと思います。DB組んでのちゃんとしたシステム構築も考えましたが、「Googleスプレッドシート+GAS」なら、ある程度作り込んで公開すれば、誰でも自分でこのシステムを運用していくことができます。そのほうが広がりがあっていいかなと思いました。
また見守りシステムというと、異常事態が検知された時には、あらかじめ登録されていた人(兄弟親戚や近所の親しい人など)に自動的に通知がいくというものを想像するかもしれませんが、実際にはその時の状況次第で最適な対処法は変わってくるでしょう。システム内に個人情報を保管することはリスクでもあります。なので、最初のキックオフミーティングの時に様々な状況を想定して各メンバーの希望を共有し、連絡先の電話番号やメールアドレスなども、個人間で交わしておくというのがいいのかなと思っています。
特徴とメリットはこんな感じ。
現段階での運用イメージがこれ。
運用ルールなどは、定期ミーティングでディスカッションして随時アップデートしていけたらいいかなと思います。緊急時の連絡先が変わることがありますし、「こんな機能もあったらいいのでは」というリクエストをもとにシステムを変えていくこともあると思います。
システム詳細はこの後決めていきます。
(割とシンプルなものになると思います)
+ + +
企画書は一昨日Canvaでさくっと作っただけなので、詳細はこれから詰めていきます。システムができたら、まずは有志を募って、期間限定で実験的にこの「令和五人組」モデルでの相互見守りを試してみたいと思います。
そしてある程度システムの作り込みが進み、試行錯誤しながら運用のコツなども見えてきたら、システムと運用ノウハウを一般公開して、誰でも仲間さえ集めれば同じようなチームが作れるようにしたいと思います。
そして全国各地にこの「令和五人組」が作られ、家族とは違う新しい見守りユニットが広がっていき、独身の中高年・シニアでもより安心して暮らせる環境を作ることがこのプロジェクトの目指すところです。
スタートもこれからのひよこプロジェクトですが、進捗状況はまたここで報告していきますのでお楽しみに!










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