四川料理「蜀郷香」(四谷三丁目)
中国料理研究家・中西純一氏が主宰する「本格中国料理を食べる会」に参加させてもらい、四川料理の店「蜀郷香」に行ってきました。
行くたび新しい食の世界が広がる本中会。今回のコース料理も冷菜からデザートまで大満足!!!
場所は丸ノ内線・四谷三丁目から徒歩5分。
小さくて常連さんもついた趣ある店がたくさん並ぶ杉大門通りの奥の方にありました。
以前、同じく「本格中国料理を食べる会」で訪れた名店「趙楊」にいた菊島氏が独立して一昨年秋にオープンしたお店とのこと。
さっそく冷菜から。
右端にある牛の内臓だったかな、見た目以上に辛くてびっくり。早くもスパイシーな四川の香り漂いワクワク。
そして次に登場したのが、水煮牛肉的な真っ赤なスープ。
でももっとさらっとしていて、柔らかいふわふわのひき肉団子に内臓的なものまで入っていて、辛いんだけど辛いだけじゃなくいろいろな味わいが展開する不思議。
ゴーヤもとろんとろんに柔らかく、苦味がなぜか少し甘く感じられる程。ゴーヤこういう風に調理するのもありだなあと記憶にメモメモ。
次に登場したのがこれ。
赤くなったピーマン?
と一瞬思ってしまうような、ころんころんしたボディの四川唐辛子。
以前趙楊ででてきたのは、やはりこんな感じで入っているのが若鶏だった気がする。
海老はカリッとジュワッと。
実はGWに血液検査したら海老アレルギーがでてしまったんだけど、だからってこれを見送るのはあまりに悔しくいただいちゃいました。
そしてこの唐辛子。
全部残っちゃうのはもったいないなあと思っていたら「食べられるよ」と。
だまされたと思って、種を避けて試しにかじってみたらあらほんと。油で揚げて辛み飛んでいるのかなあ、それほど辛くはなく油香ばい。意外にぽりぽり食べられる。まあ後からじわっと辛さでてきたけど。
意外にビール進むおつまみかも。
そしてマーボーナス。
とっても上品な味。
中国料理で何が好きってやっぱり茄子!
そしてこれが食べたかった!!!
よーくかき混ぜてから食べてくださいと言われたが、確かにかき混ぜ絡ませていると、どんどん美味しそうな香りが漂ってくる。
本場の担担麺は「汁なし」そして「小さなお椀にちょっと入っている」のが特徴。
新橋にあった時の趙楊で初めて食べて感動しまくり、その後、趙楊さんのレシピも載っている本を買って家でも割としょっちゅう作って食べている。
でも当然だけど、あの味にはならない。
あー、幸せ♪
これは見た目よりずっと麻辣。
酢も入っているので油っこさが中和されている。
身体がどんどんホットになって毛穴開く感じがわかる。
量はほんと少なくて「うううもう一杯食べたいよ~」というところで終わってしまうのだが、そこがまた「やみつき」になる要因だったりも。
この味を舌が覚えている間に(全然遠い代物ではあるけど)おうちでも再挑戦だ!
お料理はまだまだ続き、麻婆豆腐。
最後にほっとできる、ふっくら中華粥。
そして最後にデザート。
これは、主催者の中西さんも写真公開を控えていたので私もそうしておく。
見た目にもきれいで、そして美味しかった。
今回、代表的なお料理をひととおりコースでいただいたが、他にもたくさんメニューがあるので、またいつか訪れたい。土日祝日だったらランチもあるそう。冬に火鍋とかもいいな。
中西さん、今回も本当に堪能させてもらいました。
ありがとうございました!