東京ウオーク2018 第1回大会<世田谷・狛江エリア>に参加!
ウォーキングイベント「東京ウオーク2018」は東京都主催で、6月から12月まで全5回開催される(+特別編で伊豆諸島ウオークが1回)。その第1回大会が昨日2018年6月9日(土)に開催され、参加してきた。
距離が異なる3コースが設定されており、「Aコース(21キロ)」「Bコース(14キロ)」「Cコース(8キロ)」があり、私は21キロ歩くAコースにエントリーした。
出発は駒沢オリンピック公園。
Aコースのスタートは9時から10時の間で、その前の8:45に出発式があったこともありAコースは9時にはもう歩く準備ができている人が多かったようだ。
私が公園の駐輪場に到着したのは9時15分過ぎだったが、その頃は公園の外の道はぜっけん付けた人でぎっしり。
それでも一応、混雑を避けるため出発は人数を区切って行われているようだった。
受付エリア。
事前受付の人はここで送られてきたはがきを出し、ゼッケンやパスポート、地図、スポンサー資料などを受け取る。奥にいる人たちは受付待ちのBコースの人たちだ。
私は9時20分頃ここで手続きしたが、Aコースの人は列に並ぶこともなく待たずにいける。特に先頭を歩くことにこだわらないなら、少し遅れての出発のほうがスムーズだ。
ここで東京水と大塚製薬の経口補水液「OS-1」が配られる。
そうとは知らず一本買ってきてしまったので、OS-1は遠慮することに。
ゼッケンと地図、パスポート、あと今後開催されるウォーキング大会のちらしやスポンサー資料など。ゼッケンと地図以外は、ゴール後にもらいたかった・・・重たくはないけど、余計な荷物は少しでも減らしたいところ。
(途中でバイクを停めている駐輪場のそばを通過したので、置いてくることができた)
パスポートには全5回分のスタンプが押せるようになっており、その数に応じて記念メダル・バッチがもらえるシステムだ。
そして地図。
Aコースは、駒沢オリンピック公園を出発した後駒沢通りを通って多摩川へ。そして二子玉川公園からは川沿いを歩く。小田急線が多摩川を越える地点あたりで川を離れ、その後は世田谷通りなどを歩きながら砧公園、馬事公苑の脇を通過して再び駒沢オリンピック公園に戻ってくるコースだ。
全体の1/3くらいは多摩川沿いとなる。
いざスタート!
でもすぐに朝食タイム。
日体大の前の広場に木陰ベンチがあったので。
前後の人はきっと「え、もう休憩してる人が」と驚いたかもしれないが、腹が減っては歩けない。
曲がり角や大きな信号ごとにスタッフがたち、声をかけてくれる。こちらも「ご苦労様です!ありがとうございます!」と笑顔を返す。
年配の方が多く、ウォーキング協会などの方が多い。
日差しも強い中、場所によっては全く日陰もない。大変なことだ。
駒沢通りは大きな道だが・・・
上野毛あたりからは道も細くなり、急な下り坂に。
以前この近くの用賀・瀬田に住んでいたことがあるが、そのあたりも多摩川に向かって下る斜面の地形だったな。
そして下りきるとそこは二子玉。
友人も何人か住んでいるマンションがそびえたつ。
2013年に開園した二子玉川公園は本当にきれい。大昔にこの辺りに来た時は、確かドッグラン的なものやフットサル場があった気がする。
ちなみに私はこんな格好。
見た目ちょい怪しいんだけど、この日差しではいくら日焼け止めを塗りたくっても真っ赤になりそうだったので。
ここからは舗装道路ではない多摩川沿いの道を歩く。こういう感じの砂道が多く、歩きやすい。
人びっしりの二子新地BBQ、水遊びする親子連れ、のんびり釣りをする人たち。
初夏ののどかな風景を見ているだけでほのぼのしてくる。
平和そのものだなあと。
突如、ビールが飲める場所も。
東京23区を歩いていることを忘れてしまいそうな風景。
送電線の鉄塔の土台がレンガ。
珍しくて思わず撮ってしまったが、実際古い物らしい。
●歴史ある幹線鉄塔 北多摩線
●レンガ土台の鉄塔 - くてくてのフォト日和
あと河川敷には、バイク練習コースも作られていた。
ここ以外にもう一か所見ている。
この日は最高気温30度。
天気がいいのはいいが、疲労度も高まる。
自分は長距離は歩きなれているので特に問題はなかったが、高齢の方もかなり多く、このあたりで足があまり上がらなくなってきている人も見受けられた。
2時間歩いたところで休憩をとることに。
上を東名高速が走っていて、ちょうどいい日陰ができていた。
お気に入りの軽量折り畳みいす。
ただここでしか使わなかったので、これは省略してもよかった。
あとステッキは、やはりあってよかった。
30歳前後の頃、この近くに住んでいたのに、多摩川の河川敷にこんな気持ちのいいウォーキングコースがあるのを全く知らなかった。
河口から22.4キロ地点に作られた「二ヶ領宿河原堰」。
魚道も作られているが、これを小さな魚が登るのはあまりに大変だなあ・・・
小田急線が多摩川を越える地点の少し手前がコースの約半分の10.1キロ地点。ここで多摩川を離れ折り返す。
そして世田谷通りなど。
ローマ字表記はもともとなんと書かれていたのだろう?「-dori」を追加したのかしらん。
野川沿いの道。
野川沿いの次大夫堀公園にAコースのチェックポイントが作られていた。
チェックポイントがあるのはAコースだけで、地図に「CP」と書かれたスタンプを押してもらう。ゴール地点で完歩証をもらうのに必要だ。
大きな樹々が林立する砧公園。
この角でBコースと合流した。
ウォーキング時の栄養補給は、和菓子かナッツ、赤飯のおにぎり、ウズラの卵と決めている。べたつかず、溶けず、もたれることもなく栄養価が高いので。
この和菓子はなんと冷凍状態で売っていたので、しばし首の後ろを冷やすのに使った。
都市部ウォーキングは、至る所にコンビニがあるので、食料・水補給もトイレ確保も楽でいい。
そういえば、スタート地点でもらった資料一式をビニール袋のままずっと持ち歩いている人を結構見かけた。荷物を徹底軽量化して、ウエストポーチだけにした人なども多かったのだろう。
モラルにやや欠ける人は途中のコンビニのごみ箱に捨てたりもしていたのだろう。あの資料はやはり、ゴール地点で配ってほしいものだ。
そして遂に、公園までの直線コースに入った。
長いようであっという間だった気がする。
顔が赤くなっているのは、途中でうっかりビールを飲んでしまったわけでも日焼けしたわけでもなく、単純に暑くてほてっていたから。けっこう汗かいた。
ランニングしている人も多い駒沢オリンピック公園を横切り・・・
遂にゴール!
パスポートにスタンプを押してもらった。
完歩証も。
心地良い達成感。
やはり歩くのはいいなあ。
道中ずっと、中国語の教材の音声データを聞いていたので勉強もできて一石二鳥。
ライオンの新製品の詰め合わせが記念品。
さらにゴール地点の周囲に作られたテントをまわっていたら、東京オリンピックのクリアファイルとマグネットバッチももらった。
1時間くらい公園内でのんびり脚を休めた後、バイクで「そしがや温泉21」へ。
銭湯料金の460円で入れるのに、湯船たくさんあり、冷凍サウナまである充実の施設。
そして今コースマップを見ていて知ったのだが、東京ウオーク参加者はゼッケン提示で400円で利用できたらしい。うっかりした。
さらに世田谷太蔵の担々麺専門店「香氣」へ。
結局、朝ご飯におにぎりを二個食べただけでランチもせず歩いてしまったので、かなり空腹だった。この担々麺は、麺もスープも美味!一瞬で完食した。
天気にも恵まれ、非常に充実した一日となった。
次の「東京ウオーク2018」は7月7日。
自分は第2回はおそらく参加しないが、第3回<江東・臨海エリア>以降またスケジュール的に大丈夫だったら参加したい。