花粉症との決別なるか!?今日から3年がかり「舌下免疫療法」開始
花粉症の人で治療法をネットで検索したことある人なら、「舌下免疫療法」という単語は知っている確率が高いだろう。
アレルゲン免疫療法のひとつで、スギ花粉による花粉症の根本的な治療法として、ここ数年注目されている。
2014年10月に鳥居薬品から「シダトレン」が発売され、保険適用となったことで治療開始する人が増えた。
このブログでは医療に関する話は基本的に書かないので、興味ある方は検索して専門情報サイトを見てもらえたらと思う。
私も去年知って興味を持ったものの、花粉飛散時期に開始することはできず、ワンシーズンやり逃して今になってしまった。
今日はその初回で、説明とアナフィラキシー反応が起きないかどうかのチェックを行った。
説明内容はざっくりこんな感じ。
- 花粉飛散時期には開始できない/一般的に6月以降
- 3〜5年かかり、その間自宅で毎日行う必要がある
- 人によっては効果が得られないこともある
- アナフィラキシー反応など副作用の可能性がある
- 最初は少量から始め徐々に増やす(2週間)
- 3週目以降は同じ量を毎日
- 舌の下に薬液をプッシュし、飲み込まず2分間保持、その後ごっくん
アナフィラキシー反応が起きないかどうか、初回だけは病院内で行い30分間の経過観察。特になんともなかったので、そのまま自宅で2週間続け、再び診察を受ける流れとなった。
今回処方されたのは、一週目のものと二週目のもの。単位がよくわからないし、おそらく説明されても「?」となると思うので質問はしなかったが、一週目の薬液は1mlあたり200JAUのもの。
これを1プッシュ(0.2ml)から始め、7日目には5プッシュ(1ml)まで増やす。
二週目のものは濃度10倍で、1mlあたり2000JAU。
こちらも同様に増やし、14日目には1mlをプッシュする。
増量するのはそこまでで、以後は1mlあたり2000JAUのものを毎日1mlなのだが、そこは毎回使い切りのパッケージとなる。まだ実物は見ていないがこんなものらしい。
勝手になんとなく苦いものを想像していたが(胆汁的な)、今日1プッシュだけ体験した限りでは無味無臭。2分間の保持も特にしんどいことはなく、スマホでFacebookにコメント書いていたらあっという間だった。
その後5分間は、うがい・飲食を避ける必要があり、また副作用のリスクの関係で入浴やスポーツの前などは避けたほうがいいらしいので、毎朝歯を磨いた後にやろうかなと思っている。それなら日課から漏れることもないので。
ちなみに薬液は冷蔵保存。ただ病院で「二週間の海外旅行中は中断すべきか」と聞いたところ、持参して続けてOKとのこと。ネットで検索すると、使い切りのものは25度で1週間の品質保持とも。温度管理はそれほど厳しくなさそうだ。
そんなわけで、本日から3年間、もしかしたらそれ以上になるかもしれないけど、重度の花粉症との生涯決別を目指し、根気強く舌下免疫療法を続けたいと思う。来シーズンや再来年どう変化がでるか、また報告したい。
(でも私、スギ花粉だけじゃないんだけどね)
Posted from SLPRO X for iPhone.