大田区の面積の1/3は羽田空港!?
大田区について、Wikipediaや区の公式サイトを見ていて驚いたことがいくつかあったのでメモ。
●蒲田は大田区の政治の中心
●大田区は23区で最大面積を誇る
●でもその1/3は空港
●大田区の区名は「大森」「蒲田」の合成
蒲田は大田区の政治の中心
実は大田区役所は、蒲田ではなく大森にあると思い込んでいた。
なので昨夜、蒲田周辺を散策していて、巨大な区役所があることに仰天したのだ。
「なぜ自分は大森に大田区役所があると思い込んでいたんだろう・・・」
と不思議だったのだが、その後Facebookにそのことを書き込んで理由が判明した。
大田区が誕生した1947年から1998年まで、区役所はずっと大森に存在していた。私が大学進学のため上京したのが1989年だから、当時はまだ大田区役所は大森に存在していた。
98年に蒲田駅前に移転するのだが、おそらくその前に私は大森を訪れる機会があり、大森に大田区役所があることを知ったのだろう。ニフティ本社が当時大森ベルポートにあったのでそれかなと(ただし大森ベルポートは実は品川区)。
大田区は23区で最大面積を誇る
これも知らなかった。
面積も人口も、世田谷区が最大だと思っていた。
ただこれも理由があった。
東京都内で、江東区と江戸川区、そして大田区は、じわじわとその領土を拡張していたのだ。ひそかに・・・ではもちろんなく、東京湾の埋め立てで(港区も多少増えてる)。
Wikipediaによると、1984年から1992年にかけて行われた羽田空港沖合埋め立て工事が完了したタイミングで、それまで東京23区内で面積最大だった世田谷区を抜き、1位に躍り出たのだという。
都内23区で面積最大の自治体はどこか?など暗記する機会といったら、社会科の試験がクイズのようだった大学受験勉強の時の可能性が高いので、おそらく当時の知識なのだろう。
たまにはアップデートしないといけないんだな。23区内の面積だって変わるのだから。
「島根県の人口は、横浜市の人口の1/5」なんていう係数は、定期的にチェックしよう。
ちなみに大田区と江東区の間では領土紛争が存在するらしい。
若洲海浜公園からゲートブリッジを渡って城南島海浜公園に向かう途中にある「中央防波堤」、帰属がまだ確定していないとのこと。区レベルでもあるんだ~!
でもその1/3は羽田空港
一番驚いたのはこれだ。
羽田空港は、沖合埋め立てで成田空港を越えたことは知っていたけど、まさか大田区の1/3とは。
東部には羽田空港があり、大田区の面積の約3分の1を占め、空港の所在地の地名も「大田区羽田空港○丁目」となっている。
そうFacebookで驚いていたら、みたいもん!のいしたにさんがさらに驚きの事実を教えてくれた。
「羽田って渋谷区ぐらいのサイズですよ」
羽田空港すごい!!!
大田区の区名は「大森」「蒲田」の合成
そして最後。
無難で平凡すぎる地名の「大田区」はたまに「太田区」と書き間違えられているのを見かけることもある。確かに人名感覚で、手書きだとつい点をつけたくなる気持ちはわかる。
この大田区という名前は、1947年に大森区と蒲田区が合併になった際、1文字ずつとって作られた合成地名だそう。
ぜんぜん知らなかった!!!
以上、大田区ビギナーのプチ発見でした。
面白そうな場所なので、あちこち探索してみようと思います。