軽～い気持ちで説明会に参加しても、自分のブログで記事にしようと思えば、後からじっくりその企業の公式サイトを見て、情報収集することになる。
たとえば「なぜオーダーメード紳士靴なのか？」とか。
あるいは「常に前向きで、全力疾走」という、業界でも珍しい女性職人さんの横顔。
もしくは「左足の踵を過去に怪我しており、ひどい靴ズレに悩まされていた」というセシール社員Ｆさんのコメント。
「既製品が当たり前」
と思い込んでいる自分にとっては、オーダーメイドの世界、そして職人さんが情熱をもってひとつずつ作り上げる靴があるということを知るだけで、ほんの少し世界が広がる。
少しお話は逸れますが、靴の業界は、おもに中国製の安価なものが日本の市場を席巻し、日本の靴メーカーは厳しい市場環境にさらされ、淘汰されていくメーカーも少なくありません。しかし、逆を言えば、そのような厳しい環境の中で 現在でも生き残っている国内のメーカーは施行錯誤を繰り返して、自分達にしかできない強みを持つことでこれまで生き残ってきた、と言えます。つまり、現在、国内にある製靴メーカーは、確かな高度な技術と靴づくりに対する熱い情熱をもっているところだけが生き残っていると言えます。
セシール「オーダーメイド紳士靴
」より
いやー、本当に。
靴とか傘とか、自転車とかメガネとかバッグとか・・・。
厳しいどころじゃない国際競争が展開される中、根強いファンに支えられて生き残っている老舗の国内メーカーってあるんだよね。
で、世界が広がるのはいいとして・・・
読めば読むほど欲しくなっちゃうのは困りモノ。
（23.5cmからなので女性でもオーダーメイドできる）
気をつけないと、再びキャッシュフローを悪化させてしまうので、もうしばらくは「次々と荷物が届いたのでいっきに開梱！してる風景」なんて事態は避けなくちゃいけないのだが。。。
あ、すみません。
余談が長くなってしまいましたが、甲まわり採寸の動画編です。
最後のシーンでの、笠井さんの嬉しそうな笑顔をぜひご覧ください。
▼紳士靴オーダーメイド甲まわり採寸（3分15秒）
▼紳士靴オーダーメイド足型採寸（3分07秒）
