大手町始発の場合はどうなんだろう?
なあんて考えている間に、「フェルメールブルー」のロマンスカーMSEが静かに近づいてきた。
何度見てもきれいだなあ。
ちなみに「フェルメールブルー」の「フェルメール」は、あのオランダの画家の名前か?と思ったらそうみたい。
また、フェルメールの絵に見られる鮮やかな青は、「フェルメール・ブルー」とも呼ばれる。この青は、天然「ウルトラマリンブルー」という絵の具で、「ラピスラズリ」という非常に貴重な鉱石を原材料としている。 (Wikipedia「ヨハネス・フェルメール」)
フェルメール「真珠の耳飾の少女」のターバン等に見られる青は、ラピスラズリより得られた天然ウルトラマリンブルーである。天然ウルトラマリンはフェルメールの絵画において特徴的な色彩である為、フェルメール・ブルーの異称で呼ばれることもある。 (Wikipedia「群青色」)
青にも本当にいろいろな色名があるんだなあ。
色彩検定とかあるけど、一度真面目に勉強してみたら面白い分野なのかも。
これが存在感ってものなのか、普段ここを走っている千代田線の車両よりずっと大きく感じられてしまう。
本来入ってきちゃいけないロマンスカーの車両が、何を間違ったか、無理やり突っ込んできちゃいました・・・的な。いずれ見慣れるんだろうけど、まだ北千住は1日1本(平日)なので、恐らくこの時ホームにいた人の多くにとっては、
「なんじゃこりゃ~!!!」
状態の出来事だったと思う。
2日前に自分が表参道駅で仰天したのと同様に。
(3月15日から運行開始したばかり)
ホームでは「特急券をお持ちの方のみご乗車いただけます」のアナウンスが流れる。
入り口で、青いパーカーを着たスタッフの方に特急券を見せながら乗り込む。
ちなみにこの写真は、乗車口に向けてビデオを構えている自分を、スタッフの若い女性が「この人は乗るんだろうか?単なる撮影隊だろうか?」と、ちょっと心配気味に眺めているの図。
始発駅ということで油断していると、実は1~2分しか停車していないので乗り遅れることになる。
さすがにこれで乗り遅れると洒落にならないので、
足早に乗り込む。
中は、なんだかゴージャス。
通路の赤いカーペットに、背もたれ部分の濃い目の木の色で、全体が深紅色。
車内というより、ディナークルーズ船「シンフォニー」などに乗り込んだような感覚だった。
自分の席は、7号車の15Dで、一番後ろの進行方向右側の窓際席。
撮影にはありがたい場所♪
反対側の窓際にもうひとり男性乗客がいて、いろいろ写真を撮っている以外は近くに誰もおらず。
シートはこんな感じ。
(ちょっと暗い撮影になっちゃったけど)
あらかじめ、「つ」な関西人の人の「しかし座席硬い・・・」というレポートを読んでいたのがよく、逆に「お、これくらいなら全然いいやん」と思えた。読んでなかったら、たぶん妙~に期待高い状態だったと思うので、「あれれ?」と思った気がする。
北千住から乗り込んできたのは、同じ車両内では6,7人ってとこじゃなかったかな。時間もちと早いしね。自分ともうひとり以外は、前のほうだった。
そして発車。
ホームを歩いている人が写真を撮ったり「どんな人が乗ってるんだ?」と覗き込んでいる。
そうそう、これこれ!
この感覚を体験したかったの!!!
さっそく座席をリクライニングさせてゆったりホームを眺める快感。
花粉症マスクをしていてよかった。
口元きっとニタニタしまりない表情になっていたと思うので。。。
携帯で撮影している人の姿も多かった。
今は本当に、5秒とか10秒とかで誰もが撮影体制に入れちゃう時代なんだよね。ある意味怖いよな。
って自分が言うか。
表参道で見かけたとき「木の内装」というイメージが強かったんだけど、実際にそうだった。背もたれの背面は濃い目の色をした木のパネル。
テーブルはここにはついていなくて、荷物をひっかけるフックが各2個ずつと、傘などをたてるようのベルトがついていた。あと下のほうにメッシュポケットがあり、そこに無料の情報誌一冊。
次はいきなり「大手町」♪
ロマンスカーMSEで地下鉄駅をガンガン通過する体験(1)
ロマンスカーMSEで地下鉄駅をガンガン通過する体験(2)
ロマンスカーMSEで地下鉄駅をガンガン通過する体験(3)