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ブログ+アフィリエイトを考える(4)

いつまで続けるつもり?と言われそうだが、凝り性なもんで。
さて質問が来た。

「ブログでアフィリエイトやっちゃっていいの?」

プロバイダのホームページサービスや無料ホームページサービスでは、バナー広告を張るなどの営利目的の行為が禁止されているケースが結構あった。

Yahoo!ジオシティーズガイドライン(抜粋)
1. 禁止事項について
次に掲げる目的や用途のためにジオシティーズを利用することを禁止します。
1. 商品またはサービスの宣伝、販売ならびに、販売を主な目的とした紹介(ただし、Yahoo!オークションへのリンクは除く)。これには以下のものが含まれますが、以下のものだけに限定されません。
・ 特定の会社、店舗、団体、個人が提供する商品やサービスの宣伝、販売、販売を主な目的とした紹介
・ 現金、または現金相当の商品やポイントの提供を対価とするスポンサー、モニターなどの勧誘
※なお、ジオプラス会員の方は、一部、商品またはサービスの宣伝を目的とする利用が可能です。ジオプラス会員特約をご確認ください。

2. 広告バナーの掲載
(これには以下のものが含まれますが、以下のものだけに限定されません。)
・ ウェッブサイトの紹介、またはハイパーリンク(ホームページなどからほかのページに直接ジャンプできるように相手先の情報を埋め込んでおくこと)に対する見返りとして、現金または現金相当の商品やポイントを提供するサービスのバナーの掲載
※ただし、ジオシティーズの広告バナー掲載プログラムを除くものとします

なので、その記憶がある人は必ずまず「ブログでアフィリエイトってOK?」と疑問を抱く。実際自分も、ココログは会員向け無料サービスだし、当然禁止なのかと思ったら、そうではないらしい。しかし、そのことを一体どこで確認すればいいのだろう?ここかな??

利用規約(「@homepage(アット・ホームページ)」「ココログ」対象/抜粋)
第10条(利用目的)
1. 会員規約第17条(営業活動の禁止)第2項の定めに基づき、ユーザーはサービスを通じて営業活動を行なうことができるものとします。

ふむふむ。バナー広告を張ってクリック収入を得たり、アフィリエイトしたりすることが、「営業活動」と同義になるのかどうかわからないが、とりあえず営業活動できるようだ。「会員規約第17条第2項」を探してみよう。

会員規約(抜粋)
第17条(営業活動の禁止)
1. 会員は、サービスを使用して営業活動、営利を目的とした利用およびその準備を目的とした利用(以下「営業活動」といいます。)をすることができません。
2. 前項にかかわらず、ニフティが別途承認した場合は、会員は承認の範囲内で営業活動を行うことができるものとします。

どうなんだろう。
今ひとつよくわからないが、なんか大丈夫そうな気がする。

それでは、他のブログではどうなんだろう?

◆JUGEMは?
JUGEMのご利用規約を見てみたが、特にバナー広告等の禁止を明文化しているところは見当たらない。

◆livedoor Blogは?
ここの利用規約では、Amazon.co.jpアソシエイト・プログラムIDについての言及がある。

livedoor Blog利用規約(抜粋)
第5条 (禁止行為)
・livedoor Blog PROに申し込みせずに「Amazon Webサービスプラグイン」に独自のAmazon.co.jpアソシエイト・プログラムIDを設定する行為

livedoor Blogでは、Amazon.co.jpとの提携で、同社が提供するWebサービスを利用してAmazon.co.jpアソシエイト・プログラムを利用者に提供しているので、それについての規約だ。その他のアフィリエイト・プログラムについては・・・禁止されているどころか「livedoor Blogガイド」の「アフィリエイトプログラムを使ってみよう!」で推奨されている。うーん、次に何かブログを作る時は、livedoor Blogを使ってみようかな。将来的にもアフィリエイト開放してそうだし。
さきほどのAmazonの件も、「Amazon Webサービスプラグイン」を使うのでなく、通常のAmazon.co.jpアソシエイト・プログラム利用だったら、いいということなのかな??(ここはちょっと自信なし)

◆ブログ人は?
電気通信事業法うんぬんから始まるここのサービス約款は手ごわい・・・。NTTコム、どんなサービスを提供するにしても、なんか大変そうでちょっと同情。全部は読みきれていないが、やはり禁止条項らしきものは発見できず。

◆BLOCKBLOGは?
利用規約を見たが(ブログ人の後なので、何故かすごくシンプルに見えた)、やはり特に禁止事項は見当たらない。

ただ、「社長でござい」内の記事「商用利用と無料サービス」を読むと、無料でサービスを提供する側の率直な気持ちが書かれている。ふむふむ。おっしゃるとおりだ。「おいおい、そんなことをするために作ったんじゃないよ、このサービスは・・・」と涙したくなるような使い方をされた上に、被害にあった第三者から管理責任を問われたりしたのでは、たまらない。(ちなみにtomonoさんの「blog中毒のバナーできました。」に書き込みされていたおちゃめなコメント経由でたどりつきました)


ということで、規約を全部読み込んだわけではないので保証はできないが、基本的に現段階でアフィリエイト利用は特に禁止していないところがほとんどのようだ。もちろん、無限連鎖講(ねずみ講)の類や、社会的に問題があるものは当然だめで、そのあたりはきちんと規約に書かれている。


このあたり、もっとちゃんとした情報をお持ちの方がいたら、ぜひ教えてください。
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