知っているつもりで、実は全然無知・・・ということは山程ある。改めてそんなことを感じたのは、先週土曜日、お誘いを受けて「ショップチャンネル」のスタジオ見学に行った時だった。
現在、リンクシェアでアフィリエイトを実施しているショップチャンネル。放映中の商品が自動で表示される「ダイナミックリンク」を早くから導入するなど、担当者が非常に熱心にアフィリエイトに取組んでいることでも知られる。
向かったのは茅場町。
川が何本も流れ、昔からの由緒ある橋が点在し、その合間に新しいオフィスビルが立ち並ぶ一角だ。土曜日はあまりに暑く、途中でスタバに浮気しそうになりながら、本社に向かった。
会議室があるフロアのホールは、なんとも洒落たスペース。
大きなディスプレイでは、今まさに放映中の番組が映し出されている。ここに限らず、建物入り口や会議室内などいたるところにディスプレイ。担当者の方によると「オフィススペースもテレビだらけで、ショップチャンネルが付けっぱなし」なんだとか。
左奥のディスプレイ下に見える物体はもしや・・・
ナショナルの「ジョーバ」!
うちにある「ロデオボーイ」の元になってる“本物”だ。
しかも、ただの「ジョーバ」じゃなかったりする。
私も記念に乗ってみた(石川さん撮影)。
乗り心地がめちゃめちゃいい。価格の違いに深く納得した。
操作パネルもかなり凝っている。
どこか試乗できるところがあったら、ぜひ体験してみてほしい。
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今回の見学参加者は3人。
自分以外は、「アフィリエイト・ポータルネット」の石川さん(←当時恵比寿にあったA8オフィスで知り合ってから早6年!)、そして「10年若く美しくなる」のYumiさん。
●関連記事:
・ショップチャンネル スタジオ見学に行ってきました!(10年若く美しくなる)
・日本最大のTVショッピングチャンネル・ショップチャンネルスタヂオ見学記(アフィリエイト・ポータルネット)
まずは会議室で、ショップチャンネルについての説明。
TVショッピングの会社はいくつもあるけど、基本的には録画したものを繰り返し流している。ショップチャンネルは、24時間生放送!!!
専門のチャンネルをスカパー、ケーブルテレビ、プロバイダーが提供しているブロードバンドテレビなどで見ることができる(詳細はこちら)
そして詳細は省くが、売上規模も、実はカタログ総合通販の大手に食い込むレベル。プレスリリースで公開されている情報だと、2005年度(2005年1月~12月)の売上高は、対前年度比約51%増の「761億円」なんだとか。
知らなんだ・・・。
つか、51%増ってすごいなあ・・・。
アフィリエイトにも非常に熱心に取り組んでいる。
どうアフィリエイトを位置づけていて、どういう期待をしているのか・・・など、最近ブログマーケティング関連でもよく聞く「AISAS理論」と絡めながら、詳しく説明をしてくれた。
自分もちゃんとショップチャンネルの商品を見て、アフィリエイトサイトに組み入れていこうと思ったのはこの説明部分。今、まさにテレビ番組で放映されている商品が(ちょっとタイムラグはある)リンク内に登場するダイナミックリンクも面白いけど、さらに動画そのものをアフィリエイトサイトに提供してしまうということも部分的に始めているのだとか。
このレポートを書き終わったら、自分も試しに何かページを作ってみようと思うが、試しにここでも、生放送中の動画を貼り付けてみるとどうなるかな?
#一般公開の動画素材とは別です(カテゴリ毎の動画素材などは「ダイナミックリンク」で取得できます)/このページ写真が多すぎて重たいので、上記リンクは直接貼り付けでなく、インラインフレームを使ってます)
こっちはメディアセンターPCの話。来年頭に新OSが登場すると、この機能が標準で搭載される。スカパー・ケーブルでぐんぐん広がっている認知度が、一気に広がりそう。
ま、もちろん今でも少し小さめの動画で、TVと同じものを見ることはできるんだけどね。
そうして30分ほど説明を受けて予備知識をつけた後、いったん本社を後にする。
以前はスタジオもコールセンターなども本社内にあったが、急激に売上拡大する過程で、どんどん別の場所に分散化しているのだとか。この日も何かの移転があったようで、オフィス家具などを運び出している真っ最中だった。
向かった先は、本社の隣のブロックにある「撮影スタジオ」専用ビル。
窓が少ない、周囲の風景の中でひときわ目をひく建物だ。
さっそく「スタジオ入り」だ♪
ここには3つのディスプレイ。
放映中のものの他、撮影待機中と思われるスタジオの様子も映し出されている。
社員ですら、きちんとセキュリティカードを受け取らないと入れない。各階どの部屋に入るにもセキュリティカードが必要など、自社ビル内とは思えないほど、厳密に管理されている。個人情報の関係などもあるんだろうけど、さすがだなあと感心。
こういう企業姿勢とかも、やはり実際に見学に来ないとわからなかったりする。
巨大なエレベーターに乗り込む。
車が一台入ってしまうんだとか。
本当にでかかった。
追加情報(2006.08.09):このエレベーター何人乗りだと思います???(答えは次の記事)