「乗り継ぎ」という形でいけるのはバリ島ほか数箇所のみで、今回自分は、「羽田─バリ島」間を乗り継ぎチケットとして購入した。
ただ公式サイトの説明とはちょっと違い、羽田空港のチェックインカウンターで渡されたのは、羽田─クアラルンプール間の搭乗券のみ。「クアラルンプール─バリはここでは発券できないのでクアラルンプールについてから」と言われた。
そしてクアラルンプールのLCCターミナルのイミグレーション。
マレーシアの入国カードを書きながら途中で気づいた。「あれ、自分が今日行くのはインドネシアやん。乗り継ぎ便としてチケット買ったのにここで出国しちゃまずくないか?」
LLCターミナルはそれほど大きくはなく、入ったところで一度「Transfer」の表示を見た記憶があるのだが、誰もそっちに向かっておらず、私もちょっと寝ぼけていたのでそのまままっすぐ来てしまった。空港は逆流が難しく、特に早朝到着で人の波が完全につまっていたため、戻れなかった。
空港スタッフに聞いても「そこからまずは入国しろ」。まあバリ行き搭乗券を持ってないので、もう一度チェックイン&出国手続きするしかないのだろうなと諦め、人の波にもう一度戻った(公式サイトの説明では、乗り継ぎサービスを使えばそれしなくてもいいとあった)。
クアラルンプールLLCターミナルは、なんとなく中国の長距離バスターミナルを思い出すよな、どちらかゆうとごちゃっとした印象。到着エリアから「DEPARTURES(出発)」看板をたどってまっすぐ歩いていくと、同じ階に国際・国内出発があった。
入り口にはうさぎ。
この中はちょっと悩んだ。
まずチェックインカウンターがどこにあるか一瞬わからず、次に、自分の便はどのカウンターに行けばいいのか一覧が書かれた案内モニターが見つからなかった。
LLCターミナルは、ほぼエアアジア機専用のようで、チェックインカウンターもエアアジアばかりなのだが、とりあえず人が多そうなところを覗き込んでいくと・・・
発見!
S20とS21が「Common Check-in Counter(共通チェックインカウンター)」と書かれ、その下に「デンパサール」の文字。(バリ島の中心都市がデンパサール)。
レシートみたいな搭乗券を渡され
無事、再び出国ゲートを通ることができた。
羽田からの便が定刻どおりにつかないことも想定して乗り継ぎ時間3時間とっておいたが、最初の入国手続きのところでも時間とられたし、やはりそのくらい余裕もったフライトが正解だった。
なお、早朝6時台に羽田からつく便は、入国審査のところがかなり一気に込み合うので、トイレとかよらず、なるべく早めにイミグレーションまで足早にきて、早めにでたほうがいいと思う。
自分は先頭集団にいたが、その後「トランスファーだったかな?」と列を離れ、空港スタッフに聞いたりしていたら最後尾になってしまい、結構な待ち時間になった(入国審査待ちの部屋が一時あふれかえるほど)。