手回し充電ラジオ
防災の日ネタもうひとつ。
毎年9月1日になると、とある企業サイトからのアクセスがちょっと増える。ソニーの防災の日特集ページだ。
↑このページの右下の「手回し充電ラジオ体験レポート」のライターが自分で、今は新天地で活躍されている当時の担当の方が気を使ってくれたらしく、レポートの一番最後に、なんとWADA-blog(わだぶろぐ)へのリンクを張ってくれた(このページの一番下/Yさん今さらですがありがとうございます)
それにしても、まさか2006年に書かせてもらったこのレポートが、
3年間もずっと掲載されているとは!
毎年何人かの人が、このレポート読んでラジオ買ってくれているのかなあと思うと、ちょっとうれしい。大手町から葛飾区金町まで歩いた甲斐があった!
ソニー公式サイトに掲載されているレポートは3ページ分だが、実際には、ブログ記事にして10ページ以上の元原稿がある(2005年頃から、こうした原稿は非公開のブログに書きためることが多い)。やたら小さくていっぱい張り付けられている写真の数がその証だ。
そのうち、「帰宅難民シミュレーション」部分だけ、
翌年、自分のブログでも公開した。
●帰宅難民シミュレーション(前編)
●帰宅難民シミュレーション(後編)
実際この「手回し充電ラジオ」はいい。
その後、実家にも一台買って贈った。
何がいいかというと、
- 1台四役で「ラジオ」「懐中電灯」「卓上照明」「携帯充電」
- ちょっとの手回しで使える
- 電池でも使えるので普段使いにも
というところ。
ライトは2種類で、前面からスポットライトにすれば手持ちの懐中電灯として、上部のソフトライトをつければ、卓上において夜の照明となる。
携帯充電は、主要キャリアのコネクタケーブルがついているので、自分だけでなく、家族や周りの人の携帯も充電してあげられる。必要なのは「手回しする労力」だけだから、仮に長期間送電が止まった状態でも、「バッテリー残量」を気にしないですむ。
最近は、携帯が使えなくなると禁断症状という人も多いみたいなので、
もしかしたら、ラジオよりライトより、「手回し携帯充電機」として発売したほうが、売れるのかもしれない。
その手回しだが、意外とそんな大変ではない。
特にラジオなどは消費電力も少ないので、ちょっとまわせば、かなりの時間聞ける。
そいや、YouTubeに動画もアップしていた。
動画見れる人はこちらもぜひ。
▼手回し充電ラジオその1(56秒)
▼手回し充電ラジオその1(1分4秒)
この同じ製品を、動画使った徹底レビューしたのは、島根のふろすさん。
●手回し充電ラジオICF-B01(ふろすです。ほぼ島根とソニーの話題です。)
1個目の記事読めば、
まるで実物見て触ったような気持ちにすらなる。
そしてこの製品、決して「災害・非常時用」ということではないところが嬉しい。
普通に電池でも使える。
そしてソニーだけあって、デザイン的にも格好よくカラバリもある。
(他にも海外メーカーの手回しラジオ何種類かでてるけど、グレー一色とかであまりおシャレではない)
日頃は卓上や台所などで普通のラジオとして使っておけば、
いざという時に、「どこにしまったっけ!?」とならずにすむ。
備蓄もそうだけど、日常生活→非常時移行をスムーズにするためには、
防災袋に乾パンとかミネラルウォーターとか詰め込んでしまうだけではなく、
日常生活の中に、いざという時の備えをうまく溶け込ませることなんだろうなあと。
3色あって、1台4,980円。
一家に一台あると、心強いと思います。