東京駅八重洲口すぐ、本場スパイシーな火鍋も食べられる羊肉大衆酒場ジンギスカン「悟大」
東京駅八重洲口を出てすぐの裏通り。味わいある居酒屋がひしめき合う魅惑のエリアに、羊肉酒場「悟大」がオープンし、その試食イベントがあるという。
実は人生初のヨーロッパ旅行出発日だったのだが、羊肉専門店かつ大衆酒場というギャップに好奇心をつかまれ行ってきた。
なお羽田空港で飛行機搭乗待ちなので、今書いている記事は途中でアップするかもしれない。もし途中で記事がぶつっと途切れていたとしても、けっして事件に巻き込まれたわけでも食中毒で倒れたわけでもない。
もちろん飲み過ぎでぶっ倒れたわけでもない、少々ほろ酔いではあるが。
通りまで煙をもくもくと排出するビルをあがり、五階で降りると、そこは羊ワールド。昭和レトロな内装の中に「羊」の文字が浮かび上がり、至る所に羊顔マーク。
ぱっと見、白地に牛の顔のシルエットに見えなくもないが、もこもこ羊毛の羊さんだ。
ここの羊は北海道産。
〈ここから引用〉当社は、ジンギスカンの本場"北海道"で特に羊肉に定評ある食肉生産・加工会社「肉の山本(北海道千歳市、代表取締役社長 山本 歳勝)」からの直接仕入れを実現。昭和26年から続く実績と羊肉へのこだわり、品質の高さに惚れ込みました。確かな目で厳選された羊肉を直接仕入れることで、東京でも本場北海道で食べるような"安くて、本当に旨い"ジンギスカンを味わえる「羊肉酒場 悟大」をオープンすることが可能となりました。〈ここまで引用〉
丸テーブルの上には、網焼きのコンロが置かれている。よく見たら机の板の下はビールケースだ!
煙もくもくで鞄や上着の匂いがつくのが気になるという人のため、大きなビニールがたくさん置かれていた。
この後長時間フライトの自分にとってはありがたい。と言っても不安だったので着替えもってきてはいるのだけど。
そして全員が着席すると、火鍋の鍋が運ばれてきた。ジンギスカンの頭しかなかったのでちとびっくり。
でも実は、これが最もインパクトあるメニューとなった。なぜかというと「こんなスパイシーで麻辣な火鍋が日本で食べられるとは!!!と目を丸くするほどの本格火鍋だったからだ。
参加メンバーはブロガーを主とした肉好き男性陣が中心。そこに肉好き女性ブロガーも数名。
私は「煙がとにかくすごい」という噂を聞きつけ髪も手拭いでガード。「なんすか、その気合の入りようは」と知り合い何人かに笑われた。
ちなみに手にしているのは容量確か1リットルの「筋トレジョッキ」だ。
あっという間に飲み干してしまう中ジョッキよりお得な価格設定。ただし・・・
重い!
何台ものカメラで撮影されたが
「早く撮れ!」
と思わず言ってしまうほどに。確かに筋トレ。
ビールはサッポロで、琥珀エビスがこの日の一番人気。きめ細かい泡が綺麗だった黒ビールも。
この日のイベント企画者、ゆうせいさんが乾杯の音頭。総勢17名が集った。
来たー!
羊肉〜!
よくビアガーデンのジンギスカンで食べる、凍らせた丸い筒状のラム肉を機械スライスしたハムのような羊肉とは全く違う。
そのまま刺身で食べたくなるようなみずみずしいお肉だ。
「熱しすぎちゃダメです、シャブシャブみたいに半ナマで食べて」
とのこと。ふむふむ。
シャブシャブ。
立ち上る熱気は、目にツーンとくる。かなり辛そうだ。食べる時に呼吸誤るとむせそうな。
そんなわけで半ナマ状態の羊肉をパクリ。
柔らかい!
美味しい!
そして赤い麻辣なスープは本当に辛かった。でも単に辛いだけではなく、山椒に八角始め香辛料が入り、痺れる味。かなりエスニックでもある。
こんな火鍋を日本で食べれるなんて。
途中ちょいむせそうにもなったけど、お肉何枚もぺろっといってしまった。
羊肉の餃子。
更にかなり厚みがあり、脂もたっぷりのお肉が。確か特上肩ロース。
これは店長自ら、ベストな焼き方を教えてくれた。無数のカメラに囲まれる肉。
我々のテーブルでも焼きに。
肉の表面にフツフツと浮かび上がる脂。こんがり焦げた角が美味しそう。
立ち上る煙もそそる。
いやー。うまい!
既に空港に向かわなくてはいけない時間だが、こんなものが運ばれてきてしまった。
遅延するわけにはいかないが、これを食べずに立ち去るわけにもいかない。
ロックオンされてるのだから。
店長とラムチョップを囲むカメラ・カメラ・カメラ。
うっとり。
羊を焼くイケメン。
もしくはイケメンが焼く羊。
幸せ!
こっそり退席しようと思ったのだが、盛大に見送られてしまい照照。
この後も更に美味しいものが続々でてきたんだろうなあ。うらやま。
店の出口には消臭スプレー。
お肉を焼いてくれた店長さんが、スプレーしてお見送りしてくれました。
美味しかったです。また来ます!
肉好きはもちろんのこと、麻辣に目がない人はぜひここの火鍋を一度ご賞味あれ!